THE MATSURI SESSION at 配信ライブ from 日比谷野外音楽堂

今月の4日に日比谷野外音楽堂で行われたナンバーガールとZAZEN BOYSのツーマンライブは、当初は有観客ライブ+配信という予定であったが、緊急事態宣言が発令されたこともあって、結局無観客配信ライブとなった。元々、自分は旅行に出かける予定が入っていたのでライブには行けなかったのであるが、配信ライブについては、チケットを買ってみることにした。3000円+手数料300円である。有料配信ライブのチケットを買うのは初めてである。
配信ライブ、生を音で聴けない、というのは最大のデメリットではあるが、それを差し引いても、現場ではまず見られない、演者の演奏している様や、表情がはっきり見られたり、期限内であれば繰り返し見られたり、まわりを気にせず飲み食いしながら見られたり、とメリットも多々ある。特に自分はもう老いてくることを考えると、配信ライブをありがたがることにシフトしたほうがいいのかもしれない。まあ、現場だとある他の客が「透明少女」を聴いて泣いているのを見るエモさ、というのは配信にはないんだけど。
ナンバガもZAZENもよかった。生で最後に見たのはナンバガは2019年のCDJであるが、ZAZENは2017年CDJ、吉田一郎脱退前最後のライブであった。ZAZENのほうがライブに行った回数が多いのだが、初期衝動という意味ではやはりナンバーガールというバンドは特別だな、とか、そういえばアヒトは元ZAZEN BOYSだったし!とか、いろいろと思う。アンコール後に出てくるアヒトを思い出した。