2022年01月一覧

宮脇俊三「ローカルバスの終点へ」吹屋

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宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2022年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は吹屋(岡山県川上郡成羽町)。
成羽町は2004年に高梁市と合併している。また、吹屋は1955年までは吹屋町であった。私も2014年に吹屋を訪れているが、その際はバイクを使って行った。今でも観光地として成り立っている。高梁から吹屋への備北バスは現在も健在で、1日3往復(平日は吹屋から高梁のみ4本)と、当時と変わらない。所要時間は58分となっている。
氏が宿泊した吹屋山荘は現在は存在しないようである。ただ、ラ・フォーレ吹屋という吹屋小学校を模して造られたホテルを始め、いくつか宿泊施設がある。他の宿泊候補として書かれていた延命寺は、現在は精進料理が堪能できる寺として紹介されている。この寺は吹屋の中心地からは離れた場所にある。氏は夕食を食堂で食べているが、現在の吹屋では夕食の時間帯に営業している飲食店はなさそうである。


Pocket WiFi 5G A102ZT 機種変更

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諸般の事情でPocket WiFiを機種変更することになったのでその記録。今週の月曜日に手続きを行う。ご時世もあって予約制になっている分、話は通っているのでわりとスムーズに手続きが行われた。
普通に使えていて問題はない。前の機種に比べると若干重くなったように思う。その分、電池の容量は増えているっぽい。あと、5Gと銘打っていて、自宅だと5Gが使えないので、5Gが使える場所に行って通信してみたのだが、スマートフォンで通信してみる分には速いのかどうかよくわかならい。5G、始まる前は夢の技術みたいな喧伝がされていたが、実際に使えるようになったらそれがなりを潜めた感がある。


GSV049.カムイワッカ湯の滝(北海道斜里町)

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私が知床に行ったのが2003年8月15日。知床自然センターから知床大橋までのバスに乗った際、カムイワッカ湯の滝バス停を経由した。当時書いた文章には「カムイワッカの滝で私を除く全員が下車。ここから滝を上っていくと温泉があるそうで、行く気は全然なかったのだが、その方向を見て、その気持ちがより強くなった。人多すぎ。」と記されている。夏の観光シーズン最盛期ということもあってやたらと人が多かった。バスに関しては現在はカムイワッカ湯の滝が終点となっている。
ストリートビューでは、駐車場からカムイワッカ湯の滝に向かっていく。ちなみに知床大橋方面の道は、許可の有る者以外立入禁止となっていた。道道から川に沿った歩道も言えないような場所を通って、川を通って滝の方に昇っていく。データは10月であるが人も数人いて、サンダルのようなものを履いているようだ。入口からそれほど遠くない場所に「一の滝」の表示があり、ストリートビューではのデータはここまでである。そもそも一の滝上部から上流へは現在では立入が禁止されている。360°写真だと立入禁止表示がある箇所の写真が参照できる。普通に考えればここから先は立入できないとわかるようにはなっているようである。


冬の阪和 2日目

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今日は和歌山から堺まで行き、午前中は堺の街を歩く。仁徳天皇陵、方違神社、利晶の杜など。大阪に出たあたりで雨が降ってきた。千里のあたりを歩いた頃にはわりと雨も強く降る。今日は雨が降るとは思っていなかったので傘を持ってこなかったのだが、さすがに難波で傘を買っておいた。さすがに傘なしだと無理だった。
帰りは新幹線で帰る。かなり空いていた。が、新幹線乗車中に東武東上線運転見合わせの報を知る。品川で降りて、埼京線、武蔵野線経由で北朝霞まで。まだ動いていなかったので歩いて帰った。


冬の阪和 1日目

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今日から2日間出かける。
羽田空港から関西空港まで飛ぶ。行きは鉄道だが、時間があったので後楽園、三田乗り換えという酔狂ルート。早朝なので電車の本数が少ないのが問題。羽田空港という場所は鉄道で行こうとすると便が悪い場所である。飛行機はだいぶ空席があった。
関西空港からりんくうタウンに行きバスでイオンモール泉南に行った後、貝塚、岸和田と回って和歌山まで行く。南海電車にけっこう乗ったが、どの電車もわりと空いていた。貝塚は今となってはわりと普通の街だが、岸和田は岸和田城など和泉の中心都市と言えるだけの要素がある。このあたりは素通りしてばかりだったので、今回巡ってみた。3館共通入場券なる物を買ってみる。700円だが500円分のお食事券をもらったので、実質200円である。ただ、昼飯は食べたばかりでこの券を使う場所を探すのに苦労しそうだったので、城前のレストランでジェラードを買って食べた。これが400円で100円無駄にしているが、気にしないことにする。あまり期待しないで入った自然資料館が、現在では作ったらイリーガルな動物の剥製が大量に展示されており、なんか見てはないものを見たような気持ちになった。いずれにせよ、他ではなかなか見られないものではある。
和歌山ではラーメンを食べた。


大豆ミートのスパイシーキーマ

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大豆ミートシリーズ。やはり大豆ミートはなんか頼りない味。普通の肉を食べられるならそれに越したことはない。キーマカレーの最重要部分が挽肉だと実感。カレーというよりはカレーっぽい別料理という感じがした。79点。
下のおいしそうな写真は無印良品のサイトからの引用です。


GSV048.ベアーロード(北海道苫前町)

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三毛別羆事件は1915年に当時の苫前村で発生した熊害事件である。この三毛別という場所がかなりの奥地である。かつては羽幌線の駅があった古丹別から三毛別までの道路を今ではベアーロードと呼んでいる。
ストリートビューでは、古丹別から三毛別までベアーロードを進んでいく。古丹別の入口にはプーさんライクな熊の看板がある。ベアーロードの沿線などにも熊の絵が多数あり、事件の加害者とはいえ、熊がシンボルになっている感がある。近くには苫前商業高校があるからか、高校生らしき若者の姿もある。古丹別市街を出ても人家はちらほらとある。中には「ようこそ羆嵐へ」と書かれた看板もある。一本道だが、とにかく距離があるので「あと10Km」といった看板は車で走っていると頼もしく感じるであろう。三渓までたどり着いて商店があったが、現在も営業しているかどうかは不明。三渓神社には熊害慰霊碑が建てられているが、ちょうど自衛隊の人が訪れていた。その先には公共遭難者之碑があるが、これも事件に関するものかは不明。射止橋を渡るとあと5Kmの看板がある。巨羆射殺の最初の被弾地点がこの橋の付近だったとのこと。射止橋から先にも人家はあるが、おそらく1軒だけかと思う。「三渓羆事件 現地まで約200m」の地点で道路が舗装でなくなる。ストリートビューはここで行き止まりとなる。現地の写真は360°写真に登録されている。現在は車で行き来できるが、当時は古丹別まで行くにも歩いて往復するわけで一日仕事である。


大豆ミートのチーズキーマ

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大豆ミートの他、肉を使っていないのでハラール対応をしているということなのだろう。ただ、大豆ミートはなんか頼りない。チーズも入っておりチーズ感を感じるが、個人的にはチーズカレーは好んで食べないし。78点。
下のおいしそうな写真は無印良品のサイトからの引用です。


新年の南九州 4日目

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今日はまず川辺から鹿児島まで行く。枕崎から来た鹿児島行きの特急バスということで混んでいるかとも思ったが、それほどではなかった。客層は若い人が多い。谷山で降りてイオンモール鹿児島に寄って鹿児島中央駅まで移動して、昼飯をちゃちゃっと済まして、バスで仙巌園まで行く。観光周遊バスで行くと時間がかかるので、本数は多くないが、直通する一般路線バスに乗れるなら乗ったほうがいい。鹿児島中央駅から観光客っぽい客もいたので同じく仙巌園まで行くのかと思ったら、みんな天文館で降りていった。その後、地元の人が何人か乗ってくる。
仙巌園は二度目だが、やはり島津の威光で造った庭園だけあっていい庭園である。桜島と鹿児島湾を借景して造った、他に真似できない庭園である。今回は島津の当主が明治時代に居住した御殿にも入った。
仙巌園からは竜ヶ水までバスで移動し、そこからJRで隼人乗り換えで嘉例川まで行く。明治時代に造られた駅舎が残っている。広い事務室があり、そこからして現在の駅を作る考えとの違いを感じた。嘉例川から霧島方面から鹿児島空港に行くバスに乗る。国分からのバスが時間があわず、鹿児島からバスで行くのもつまらないと思って探ってみたら嘉例川を通るバスを見つけて時間もちょうどよかったので、それに合わせて嘉例川の駅に寄った次第である。
帰りは鹿児島空港から飛ぶ。さすがに満席であった。バスがギリギリ間に合ったのでバスで帰る。バスも満席だった。


新年の南九州 3日目

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昨夜はねじめ温泉・ネッピー館に泊まる。日帰り温泉施設でもあるが、宿泊客もその温泉に入れる。日帰り温泉利用料はけっこう安いようだが、石鹸やシャンプーは備え付けられていない。
今日はまずそのホテルに近い根占港からフェリーに乗って山川港に渡る。この航路に乗ることはずっと昔から考えていたが、ようやく実現の運びとなった。客は歩行客2人、車が7台。要するに、客が少ない。ただ、折り返しの山川から根占に行く客は多かった。車の人は航海中に甲板の車に乗っていてもいいようで、客席はがらがらだった。
山川港からバスで指宿に移動する。指宿から枕崎まで列車に乗る。山川駅前には何もなく、指宿まで来た。前もって調べておいた情報だと直近の枕崎方面は西頴娃止まりで枕崎まで行く列車はしばらくないということで開聞あたりで時間を使おうかと思ったのだが、直近の列車は枕崎まで行く列車だった。しかも、枕崎から今日泊まる川辺へのバスも当初の予定より2時間早いバスに乗れそうで、指宿から直で枕崎に行く。枕崎ではぶえん鰹の刺身を食べる。以前に行った店に行き、思っていたよりも店の中が狭くて戸惑ったが、刺身の量は多く、鰹の天ぷらや小鉢もおいしかったので満足した。ただ、もう枕崎まで行く機会はなさそう…。
今日は川辺で泊まる。川辺にはA-Zがあり、阿久根、隼人の店には行ったので川辺の店も来た。予定より2時間早い行程であれば鹿児島泊でもよかったのだが、まあいいか。