GSV088.松川浦(福島県相馬市)

松川浦は東日本大震災の影響を大きく受けていて、ストリートビューのデータも東側のデータが完全にないし、南東側も工事中になっている。
ストリートビューでは、松川浦大橋から文字島のほうに向かっていく。橋は象徴的なオブジェクトであるが、それから離れて道を進むと普通の港町である。ガソリンスタンドに「観光案内」と書かれた看板が掲げられていて、観光地であることはわかる。松川浦環境公園に立ち寄る。浦に近いほうは工事中でトラックに道が停まっていたり、人間しか歩けないような道のデータもある。そこからしばらくは浦から離れた場所に道があるが、先に進むと「立入禁止」「全面通行止」と書かれた看板がある脇道がある。それは2017年のデータだが、脇道は2013年のデータがあった。ずっと進んで行くと、また2017年に戻った。後ろを振り返るとやはり通行止めになっている。砂利道なので舗装工事をしていたのだろうか。このあたりは宇多川沿いを進むことになる。松川浦にぶつかるあたりで日帰り入浴もできる旅館がある。温泉ではない模様。このあたりから文字島が見えてくる。大震災後の作られであろうコンクリートの護岸はあるが、このあたりが松川浦の中ではいちばん風光明媚な場所と言えるのではないだろうか。