Views: 9
今日は緊急で新潟に行ってきた。何が緊急だと思われるかもしれないが、私がやっている日本の街に行くで椎谷が対象となっており、椎谷というのは今は柏崎市で江戸時代には椎谷藩の陣屋があった場所なのだが、今となっては鄙びており交通の便もあまりよくない。それが今月末で椎谷から出雲崎まで行くバスが廃止となりダイヤが変わることで更に椎谷に行きにくくなる、ということでそれを知ったのが今月半ばなので、本当に緊急なのである。なんとか仕事を休んで今日きた。
日帰りなので当然ながら行きも帰りも長岡まで上越新幹線である。まず柏崎に移動するが、長岡からバスで柏崎に行くことにした。わりと乗客も多く、長岡から柏崎まで通しで乗る人もいた。柏崎の街を歩く。柏崎は第一次府県統合の直後では柏崎県の県庁があった場所である。
柏崎からまず椎谷行きのバスに乗る。椎谷まではバスは残るが本数は減る。柏崎駅から乗ったのは4人だが、途中からの乗車も若干あり。椎谷まで乗った人もいた。椎谷では椎谷藩の陣屋跡などを見る。1万石とはいえ堀家がほぼ江戸時代を通して守ってきた場所である。今でも椎谷に堀氏の末裔が残っている模様。商店もない椎谷であるが、サウナがあった。半裸の男が外気浴をしに外に出ていた。このあたりはおおらかなところが残っている。
椎谷から出雲崎行きのバスに乗る。ここからが廃止される区間となる。先客は4人いた。それぞれ、大崎、石地、出雲崎で降りていった。学生が休みの期間ではあるが、客はいるわけである。来月からは「にしやま・いずもさき通勤通学ライナー」なる代替交通が走るようで、出雲崎町の広報に案内はあった。一応誰でも乗れるとあるが、バスというよりはジャンボタクシーくらいのキャパのようである。やはりバスが残っているうちに来たかった。
出雲崎からは長岡に戻る。出雲崎の時点では乗客は私だけだったが、長岡市に入って乗る人が多かった。帰りの新幹線では「TRAIN DESK」というワーク&スタディ優先車両を乗ってみた。予約をした時点では空いていたのが、実際はわりと混んでいた。出張帰りは酒を飲んでいる人もいて、有名無実化されている感がある。このブログは車両内であらかた書いた。
天気予報で雨が降らないことを確認していって、実際は現地は曇りで雨は降らなかったが、志木に帰ったら雨が降っていた。一応、折りたたみ傘は持ってきていた。