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帝釈峡は日本五大峡の一つとされている。交通アクセスはよくないが、平日のみ東城駅から予約制のバスが上帝釈まで運行されている。また、夏休み期間は広島駅から神竜湖までの直通バスが運行されている。
ストリートビューではバス通りにある角屋旅館から帝釈峡かもじ橋に向かっていく。外見はかなり古いが現役のよう。他にも旅館があるのがGoogle Mapのスポットにはなっていないので廃業したのか。案内のほうに曲がっていくと昭和食堂という食堂がある。更に農村風景の道を進んでいくと大きな駐車場にたどり着く。ここには弥生食堂という食堂がある。レンタサイクルもやっているようだ。ここに来て観光地っぽさが出てくる。かつてはここまでバスが乗り入れてストリートビューでもバス停の存在が確認できるが、備後交通のサイトを見た限りだと今は乗り入れていない模様。ここから先は車は入れない。が、民家はあるので観光客の車は入れないということになるだろう。少し進むと渓山荘という食事処がある。ここが最後の飲食店となる。小川沿いの道を進んでいくと白雲洞という鍾乳洞の入口がある。白雲洞の中まではさすがにストリートビューでのデータはない。道を進んで行き、やたらと人がたくさん集まっていてを見上げた場所に石でできた橋状のようなものが雄橋である。かつてはこの上が東城と西城・庄原を結ぶ街道になっていたとのこと。更に進むと断魚渓に着く。川の流れが速く魚の遡上を阻むとのこと。その先には思いがけずトンネルがあった。トンネルを抜けると食堂断魚渓の廃墟があった。養魚場はGoogle Mapによると閉業となっている。ストリートビューのデータが2013年のものなのでこのときはまだ営業していたようだ。ここから先もかつては神竜湖方面までまっすぐ道がつながっていたが、落石が多発して通行止めにななり、かもじ橋を渡って山側を迂回するルートを通らざるをえなくなった。それにより帝釈峡の観光客も減ってしまったとのこと。通行止めの道を再開するには多額の費用が必要で予算の目処が立たないという。