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週末日記-十日市場

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昨日は特に何もせず。池袋に行ったくらいか。今月はずっと体調が芳しくなく、特に土日二日間フルで動くのが辛くなっているので、ゴールデンウィークに向けてということもあって、あまり無理はしないようにしている。

今日は、Ittemiaが終了する前の最後の休日ということもあって、それがてらもあって出かけることにする。まずはJR横浜線の十日市場駅へ。どういう経路で行くかと考えて、小田急まで町田まで出てそこから横浜線で行く。新宿始発だから座っていくという腹づもりだったが、小田急線が少し遅れていて、列車を待つ長い行列ができていた。なんとか座れるかと思ったが座れず。もう一本落とすのも癪なので立って乗っていくことにした。降りる人は少なく、町田に向けて乗る人のほうが多いくらいだ。

町田から横浜線に乗り換え、十日市場駅に行く。パチンコ屋が多いという印象だったが、それを言われれば志木も多いか。十日市場から折り返して今年4月に政令指定都市になった相模原に行ってみる。矢部駅で降りたら、いきなり米軍の敷地につき立ち入り禁止という看板が見える。駅からいちばん近い米軍の施設か。そういえば、全政令指定都市に宿泊するタイトルを奪還するとしたら相模原市に泊まらなければいけないわけだが、あえてここで泊まるかはわからない。

その後、八王子まで出て大月に向かって、富士急行に乗り換える。先発の列車が富士登山電車という快速列車で、これが着席整理券として200円払う必要がある。都留文科大学前まで行くにしても200円かかる。しかし、都留市や都留文科大学前で降りる人はいた。特別な料金を払っても急ぎたいという需要があることか。

都留文科大学のあたりを歩いてみたが、あまり様子は変わっていない。元モスバーガーだった中華料理の店でお昼ごはん。その後、富士急行の十日市場駅に行って、富士吉田のほうまで行って戻ってきた。東京のほうは桜も散ったが、山梨のほうはまだ桜が咲いていた。


紀州の旅 3日目

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今日は最終日。前に寄ってよかった湯浅に再度寄ってみる。醤油関係の建物が建っている地区にも足を運んでみる。正直、ファーストインプレッションに比べると印象が弱い感じもした。ちょっと垢抜けたのかもしれない。それでもいい街並みではある。

和歌山に進む。和歌山では駅の地下にあるお好み焼き屋でお好み焼きを食べるのが恒例となっていて、今日も食べようと思ったのだが、なんと地下の食堂街がなくなっていた。がっかりである。近鉄百貨店の地下にお好み焼きの店があったので代わりにそこで食べた。

次はわかやま電鐵に乗る。最近では、終点貴志駅の駅長を猫に据えて、もっとも猫が駅長業務をするわけではなくあくまでもマスコット的な存在ではあるが、たいそうな人気を誇っている。和歌山から乗ったのは「おもちゃ電車」という車内の内装が凝っている列車で、乗客も多かった。以前、南海時代とわかやま電鐵になってから一回づつ乗ったことがあるが、こんなに客がいることはなかったと思う。なお、一日乗車券を650円で買った。貴志駅に到着するが、駅舎はなかった。建て替え工事中とのことである。たま駅長は駅から少し離れた場所で、ケージに入れられていた。駅長なんだか普通の猫なんだかわからない扱いである。人が殺到という感じではなかった。新しい駅舎ができたら、たま駅長がしかるべき場所に据えられるのものと思われる。

和歌山に戻って、和歌山城に行って、和歌山の街をぶらぶらする。ぶらくり丁、往時は賑やかでそれに比べると今はひっそりしているのだろう。それなりに賑やかなところもあったが、場所によっては閑散としているところもあった。

和歌山から大阪に向かう。時間があったので水間鉄道に乗ることにした。JR和泉橋本駅から石才駅まで歩き、石才から貝塚まで乗る。水間鉄道もPASMOに加盟したということなので、PASMOはないがICOCAで乗ることにした。ちょうど見かけた水間観音行きは4両編成で乗客も多そうだった。貝塚行きは2両編成で乗客は多くなかったが、この時間にしてはそれなりと言うべきか。

貝塚からりんくうタウンでまで南海で行き、りんくうタウン界隈で夕食を食べて、JRで関西空港に行く。りんくうタウンはちらと見た感じだと人が多そうだった。

関西空港から東京羽田空港に飛行機で飛ぶ。関西に行き来する際は新幹線を使おうと決めているので、今回はおそらく最後の関西空港になると思う。その最後を飾るにふさわしく、遅れている国際線から乗り継ぐ客を待つということで遅れて出発した。機内は、卒業旅行帰りの学生とおぼしき若者、いかつい黒人、アラブの人と、バラエティあふれる客層になった。

今日は東京モノレール~山手線~東武東上線で帰宅。高速道路が混んでいそうだったのでバスは使わないことにした。これからバスの使用頻度が減るかもしれない。それ以前に飛行機の使用頻度が減るわけだが。


紀州の旅 2日目

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昨日は串本の浦島ハーバーインというホテルに泊まった。浦島ハーバーホテルに隣接しているホテルである。浦島ハーバーホテルはそれなりのお値段がするはずだが、浦島ハーバーインは普通のビジネスホテル並の値段で、温泉の風呂と朝食は浦島ハーバーホテルと共用になっていて、一人~二人で泊まる分にはかなりお値打ちといえる。朝食はバイキングで、お腹いっぱい食べてきた。

今日は白浜温泉に行く。串本から白浜まで普通列車で行って、白浜駅からバスに乗る。駅前の案内所で一日フリー切符(とくとくフリー乗車券/1000円)を買った。白浜温泉は見所が少しづつ離れているので、ある程度まわるつもりがあれば、フリー切符を買ったほうが得だと思う。

まず、湯崎で下車し崎の湯に行く。海に面した露天風呂が魅力な湯であるが、なんせ今日は風が強くて波が高い。営業しているのかな?と思って行ってみたら、湯壺が二つあって、海に近いほうは閉鎖されていたが、海から遠いほうは入れるとのことだった。この波の高さでは閉鎖されるのはやむを得ないだろう。そういうことなので、入ってきた。先のバスのフリー切符に100円割引券がついている。泉質はけっこうよかった。なかなか開放感がある。男湯のほうは外から丸見えである。女湯はさすがに見えなかったが。

さらに、バスに乗って三段壁に行く。ここは海に面した崖がすごい。自殺者が多いのか、それを思いとどまらせるような看板が立っていた。あと、三段壁洞窟というのがあって、入場料が1200円あって、例の割引で100円安くなるがそれでもけっこう高いので、行こうかどうか迷っていたが、行ってみることにした。三段壁の岩場を掘った洞窟になっている。岩場に波しぶきがかかる部分が見られることができるが、人が多くてゆっくり見ることができない。あと波が高いからか立ち入り禁止になっている部分もあった。値段ほどのことはないなという印象。

この後、バスに乗って千畳敷に行く。ここもここで見応えのある景色である。更に、白良浜に行って、昼ご飯食べて、円月島を見て、白浜駅に戻る。最後のバスは少し遅れて、バスと列車の接続時間が2分弱ほどしかなくなって焦る。私は行かなかったが、とれとれ市場というところにバスが寄って、そのあたりの道は混んでいたのが大きかった。とれとれ市場は乗降客も多く、その施設もかなり混んでいた。コインロッカーに預けた荷物を急いで取り出して改札に入るときは既に列車が入線してきていた。コインロッカーに荷物を預けなければまだ余裕があっただろうが、預けなければ白浜をまわるときにたいへんだったので、この選択肢はあっていたと思う。

紀伊田辺まで出てそこから寄り道して御坊に行く。なんか青春18きっぷを使っているっぽい小団体がいて、2両編成の普通列車が混雑する。今日は御坊で泊。


紀州の旅 1日目

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今回の三連休は紀伊半島に行くことにした。紀伊半島は今まで何回か行っているが、今回は三日間ずっと紀伊半島である。これほど時間をかけてまわるのは初めてである。

横浜から三重交通の夜行バスに乗る。さすがに混んでいた。買うのが少し遅れたのでいちばん後ろの四列シート部になってしまった。しかし、C席で通路に足を投げ出せるというメリットがあり、いい部分あり、悪い部分あり、といったところである。足柄サービスエリアに着くまではほぼ起きていたが、それ以降はほぼ眠っていた。

夜行バスを尾鷲市で降りる。夜行バスの降り場から追わせ駅まで歩いて、尾鷲駅で今回の旅で使う関西空港行きの乗車券を買う。時間があったので少し街を歩いてみる。近くに大きな街がないということもあり、けっこう店が多いという印象を受けた。観光的には熊野古道をやけに押していた。熊野古道というと和歌山県というイメージなのだが、三重県も巻き返しをしているのだろう。尾鷲市には熊野古道センターという施設があるが、私はあまり興味もなく、朝早くて営業時間外なのでスルーする。

尾鷲駅から新宮行きの列車に乗る。通学時間帯ということからか4両編成だった。大泊で降りて、鬼ヶ城まで歩く。波で削られた岩の上を歩けるようになっていて、なかなか見応えがある名勝である。去年の台風の影響で途中まで行けないのが残念だった。近くのバス停からバスに乗って熊野市駅に行こうと思ったが、思ったよりも時間が余ったので、人間と車が一方通行になるトンネルをくぐって、歩いて熊野市駅に行った。

熊野市から新宮に移動する。新宮では浮島の森に行く。前回新宮に行ったときは、営業時間が終了して入れなかったのだ。今回、満を持していくことになる。宮脇俊三さんの本に島が浮いている様子がわかるというようなことが書いてあって楽しみにしていたのだが、全面的に遊歩道が整備されていて、島に足を直接踏み入れられないようになっていた。島の保全のためにそういうようにしたのだろうか。私としてはがっかり名所になってしまっていた。

新宮で昼ご飯でも食べようと思っていたのだが、めぼしい店が見あたらず、先送りして、先に進む。那智駅まで行ってバスに乗り那智の滝に行く。このバスは紀伊勝浦駅始発なのだが、既に立つ客がいるほどに混んでいた。私も当然立って乗る。立っていた子供が「早く着いて」とか言っていた。途中の大門坂で降りる人が多かった。昔ながらな坂があるようだが、上ろうとするとけっこうたいへんなではないだろうか。さっきの子供も降りていったけど。

私はまず那智の滝に行った。バスを降りると、なんか神域の漂う力を感じた。今時の言葉で言うとパワースポットとなるか。滝も見たが、滝そのものというよりも、そこに漂う雰囲気に感じ入った。

その後、近くの食堂でそばを食べた。その後、熊野那智大社等を参拝したが、その頃にはなんか暑くなってきて、雰囲気は二の次になってしまった。

那智山から紀伊勝浦駅までバスで戻る。このバスも混んでいた。本当は那智は午前中に行こうと思って、今日は新宮に泊まって翌日行くつもりだったのだが、新宮のホテルがいっぱいで、今日那智に行ったのだ。

その後、紀伊勝浦で足湯に入って、串本に移動して潮岬に行って終わりです。けっこう盛りだくさんだったな。


土・日きっぷの旅 日曜日

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今日はまず新庄から酒田に抜けた。朝一の列車に乗る。空いていた。酒田では一時間ほど街をぶらぶらする。山居倉庫まで行ってみた。まさ朝早かったので施設は営業していなかったが。その後、特急で鶴岡まで移動。そのまま新潟まで乗っていたい気分になるも、途中下車することにする。鶴岡では致道館を見学。ここは無料である。駆け足ながら庄内の二大都市をまわった。

その後、新潟に立ち寄って帰宅の途につく。土・日きっぷの指定券発行4回目を新潟からの新幹線に使おうと思ったのだが、ことごとく満席だった。仕方がないので自由席に乗る。新潟の時点はがら空き。越後湯沢で大量に乗ってきたが、通路までは人が来なかった。デッキで立っていた人はいただろう。


土・日きっぷの旅 土曜日

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土・日きっぷが3月を持って発売が終了される。ということで、今まで温めていた土・日きっぷを使った計画の旅を実行することにした。なんか今年に入ってからどっか行ってばかりだな。

新幹線で古川まで行く。大宮の時点ではかなり混んでいて、私の隣が空席なのが奇跡なくらいだったが、郡山、福島、仙台と進むにつれどんどん空いていった。盛岡行きなのだが、仙台でほとんど降りてしまうのだな。

古川から陸羽東線に乗り換えて、岩出山で下車。少し歩いて仙台藩の学問所があった有備館に行ってみる。この頃は雪が降っていて、入園者は私しかいなかった。私が出て行く頃に客が入っていった。雪景色の庭園はことのほかよかった。

有備館の目の前にある有備館駅からリゾートみのりという臨時列車に乗る。けっこう座席が埋まっていた。一般的な観光客が多いような感じだった。鳴子温泉まで乗ったのだが、降りる人よりも降りなかった人のほうが多い感じだ。この列車鳴子温泉で25分も停まる。おそらく交換の都合だろうが。

鳴子温泉に着いてまず昼食ということで山菜きのこそばを食べた。けっこうボリュームもあっておいしかった。その後、早稲田桟敷湯に入った。モダンな感じの建物で、ちょっと入口とかがわかりづらかった。それほど混んではおらず、ゆったり入れた。源泉が外から注いでくる。いいお湯だった。

鳴子温泉から新庄まで行く。鳴子温泉にいた頃は雪が降っていてなかったのだが、新庄に向かうときに既に横なぐりの雪である。新庄に着いても雪がだいぶ降っていた。

今回は、2010年からの新企画、行ったことがない市に行ってみる企画第1弾で、尾花沢市に行ってみる。企画と言っても別にどこかにまとめるわけではないのだが。新庄からだと仙台行きの特急バスに乗って行くのが便利である。仙台行きバスには10人程度が乗った。尾花沢で私が降りたのが最初だった。

尾花沢市中心部といっても特に何があるわけでもなく、観光施設と言えば芭蕉清風歴史資料館くらいか。雪国の風情を実感するために除雪を最小限するという看板が立っていた。確かにあまり除雪がされていなかったが、あれだと入ろうかどうか迷っている客は入らないのではないか。

新庄に戻る、バスで大石田に出てJRで戻った。バスは尾花沢市営バスだが、客は私だけだった。今日は新庄で泊。新庄駅前の食堂で食べたもつ鍋定食もおいしく、天気が悪かった以外はわりといい感じだった。


土日きっぷ廃止で、ウィークエンドパスを発売

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http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/19/056/index.html

JR東日本の特別企画乗車券である土日きっぷが3月で廃止になるとのこと。使おう使おうと思って、使わずにいて、気がついたら廃止というパターンだ。沖縄、北海道と立て続けに行ったからしばらくはおとなしくしているつもりだったが、土日きっぷを使う旅をぶちこもうか。

その代わりにウィークエンドパスを発売するとのこと。最大の違いは、新幹線を含む特急に乗れるか、乗れないか、ということか。乗れなくなる分、値段は安くなる。JR東日本としては、フリー切符で新幹線に乗り放題されたくないということか。

その他、回数券や他のいくつかのフリーきっぷも廃止される。JR東日本の計算がいろいろとあるのだろう。


冬の北海道の旅 3日目

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今日は苫小牧から小樽に行く。まあいろいろあってこういう旅程に。今日は一日散歩きっぷを買うが、やはり苫小牧では買えないということで、南千歳まで行って買った。小樽を通って蘭島まで行って戻ってくる。蘭島からはJRで戻ろうと思ったのだが、バスに乗ることにした。バスはニセコから来たニセコバスで、グレードが高いものだったが、客が二人しか乗っていなかった。こういうとき、バスに乗ってよかったと思う。

小樽まで来てとんぼ返りもなんなので、昼ご飯を食べていく。いちばん近そうなのが三角市場にある食堂だったので、そこでしまほっけの定食を食べた。かに汁つきで900円。普通のみそ汁だったら750円。かに汁は食べるのに時間がかかる。魚を焼くのに時間がかかるので、その前にかに汁を持ってきてくれたので、かに汁と格闘する。後から入って三色丼という刺身などが三種類のった丼を食べた人は、先に食べ終わって帰って行った。ただ、個人的には海鮮丼とか三食丼みたいなものは、値段が高いわりには満足度が高くないようにも思う。店としては具をのっけるだけで楽、ということなのだろうか。

札幌に戻っていろいろと回る。札幌市営地下鉄にはドニチカきっぷという1日500円で乗れる割安切符を買う。名古屋市みたいだ。それでも客は多くなかった。利用客の少なさが深刻ということか。自分が育った街にも行ってみる。なんだか感傷的な気分になってしまった。

帰りの飛行機は満席ということだった。一応、空いている席もあったが、小さい機材を使っていた。羽田空港からは時間の都合で和光市までバスに乗る。こちらはだいぶ空席があった。この前乗ったときは混んでいたが、3連休ではないからか。やはり和光市までだと早い。そこから東上線に乗って帰宅。


冬の北海道の旅 2日目

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昨日から今日にかけて十勝川温泉で泊まった。実はこれを決めたのは旅立ちの前日。本当は全然別の場所で泊まろうと思っていたのだが、インターネットで予約をとれる期限が切れたようで、そうなると高くなってしまうので、全く別の旅程を選択して十勝川温泉に泊まることにしたのだ。結果的にはいい選択をしたと思う。部屋も和室で、一人で泊まるには上等な部屋だった。温泉は植物性モール泉で言うことはない。ホテルに着いてからすぐに入って、夜寝て、朝もう一度入った。やはり夜、朝二回入らないともったいない。夜は日帰りで来た地元の人らしく客も多かった。ホテルの宿泊客もけっこういたようで、繁盛している感じがした。そのホテルの向かいにある大きなホテルはつぶれてしまっていたようだった。やはり、そのホテルにあった経営戦略というものがないと、たちいかなくなってしまうのだろう。

帯広に戻って新得まで普通列車に乗って、一日散歩きっぷを買おうと思ったら、ここでは売っていないと言われた。エリア内だったらどこでも売っていると思っていたのだが、札幌圏の駅以外では売っていないのだった。忘れていた。仕方がないので、普通に切符を買う。まず新夕張まで行くつもりだったので、それならば帯広から通しで切符を買った方がよかったと思うも、実は帯広から新夕張までだと2420円。新得で分割すると2410円。10円安いね。新得から新夕張まではスーパーとかちに乗る。特例で乗車券だけで乗れる。

新夕張まで来たら夕張まで行きたいところだが、次の夕張行きの普通列車まで3時間弱くらいある。新夕張からタクシーに乗ってもいいかと思っていたが、タクシーなんて停まっていなかった。とりあえず歩いてみる。南清水沢駅に近い清陵町からのバスに乗るつもりであった。歩けないことはないかなと思っていたが、やはり雪道を歩くのは辛い。沼ノ沢駅まで歩いて、そこから電話でタクシーを呼んで、夕張高校まで乗った。次のバスは夕張高校を通るということになっていた。ところが高校の前のバス停の時刻表を見たら、乗る予定のバスが載っていない。そこにあったのは夕張高校正門前というバス停だった。後で知ったのは、夕張高校前バス停は夕張高校の前にはない、少し離れた場所にあるということだった。結局、清陵町から乗った。タクシーに乗らなければ間違えなくバスに間に合わなかった。このバスに乗れなければ全く意味がなかった。このあたり空き家が多い。バスはそこそこ客がいた。

夕張駅の近くにはホテルマウントレースイがあって、近くのスキー場も客はいたが、空いていた。夕張駅も鉄道の駅というよりは、観光案内所になっている感じだ。夕張市は過去の栄光から凋落への差が大きくて、それを埋めようとして失敗した、という印象。街中には青梅みたいに古い映画の看板が貼ってあるが、それだけあっても…と感じる。札幌から近いから観光で復興できないかとも思うが、観光では失敗しているのだった。たとえば豊後高田のような街作りはできないものかとも思うが、北海道ではあういうのは受け入れられないかもしれない。

マウントレースイからバスに乗る。新千歳空港行きのバスに乗る人は10人くらいいたが、札幌行きのバスに乗ったのは私だけだった。栗山駅まで私だけ。栗山駅から乗った人はいたが、私はここで降りる。

栗山から苫小牧まで行って、今日はここで泊。


冬の北海道の旅 1日目

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今日は平日なのですが、仕事を休んで北海道に来た。沖縄に行ったばかりなのに、と言われそうだが、今月で期限が切れてしまうマイレージがあって、本当は沖縄で使いたかったのだが予約がとれなくて使えず、北海道に行くことで使うことにした。そういうわけで、今回の飛行機代はただである。

どうせただなので、行ったことがない空港へと思い、行きは女満別空港に降り立つことにした。帰りはどうせ札幌に行くので千歳空港で。しかし、女満別の近くの都市となると北見か網走でそこへは近いのだが、そこから別の都市に移動するとなると時間がかかる。うまい旅程を立てるのに四苦八苦した。出発の前日まで頭を悩ませた。前後だけ決めて中はどうとでもなると思ったのだが、北海道においてはそういう考えだと苦労するべさ、という話。

平日に飛行機に乗ることはあまりないのだが、まず空港まで行くのに通勤ラッシュにあうのはわかりきっているので、バスに乗っていくことにする。このバスは思った以上に混んでいた。皆さん、平日でも利用しているのね。ビジネス、という感じの人のほうが少数派だった。睡眠時間が短かったので、バスの中では眠っていく。定刻よりも早めにバスは到着。女満別空港行きの飛行機も空席「○」だったので空いていると思ったのだが、そんなことはなかった。客層としては中高年の観光客が多そうだった。北海道が近づいて、席から立って外の景色を見ている人がいた。あういう光景を見るのも久しぶりだ。

女満別空港に到着。飛行機が着くのが9時45分で、北見行きのバスが出るのが9時50分というダイヤだが、飛行機が定刻に着いても、その時間にバスが出られるわけがなく、出発も到着も15分くらい遅れた。

北見からは、北海道ちほく高原鉄道の代替バスに乗る。乗り場にはすごい数の人が。この人、皆私と同じバスに乗るのだった。勝山温泉行き。最終的には立つ人もいるくらいに混んだ。だいたいが中高年だ。北見で朝一で用事を済ませて帰る、という需要か。しかし、この人たちのの大部分は北見駅からほぼ近い北光のあたりで降りていった。北光社駅に近いが、バスだと中心部を通ることになる。北光を過ぎるとバスが空いてきた。訓子府で途中下車することになるが、訓子府までで北見から乗った人は全員降りた。ただ、訓子府から乗ってきた人がいた。訓子府では昼食時で昼ご飯を食べられればいいなと思っていたら、旧訓子府駅の近くにいいそば屋があった。そこでお昼。

訓子府からは更にバスに乗って置戸を通って陸別に行く。訓子府から置戸までは農村地帯という感じだが、置戸から陸別まではまさに「国境」という感じだ。陸別まで乗る人は数人いた。陸別では少し時間があったので、陸別駅の跡を見た。陸別町は寒いことで知られているが、温度計には-6℃と表示されていた。暖かいほうか。

陸別からは帯広行きのバスに乗る。私しか客がいなかった。ここから足寄まで客が乗ってこなかった。池田駅で時間調整ということで、私はトイレ休憩。なんせ陸別から帯広まで3時間もかかるのだ。無休憩というのは辛い。もし遅れが生じた場合は時間調整しないのかもしれないが、これはあったほうがいいと思う。池田駅で降りた人はいなかった。バスのダイヤは帯広駅での鉄道との接続を考慮しているようで、池田駅での乗り継ぎはあまり考慮されていない、というか、帯広まで行くならバスに乗り通せということのようだ。池田から帯広が1時間近くかかる。

ちほく高原鉄道で廃止されてから、初めて当地をバスで訪れたが、道路事情がよくなっている昨今では、冬でもバスでいいのかなと思う。荒天時はたいへんだけど。

帯広では豚丼を食べる。もう滅多に食べることもないだろうと、特盛と大きいやつを。最初はそのままで、後半では山椒をかけて。山椒があう。

今日は帯広近郊に泊まるが、それについては明日。