山陽+αの旅1日目

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今日は本当は夜行バスに乗る予定だったのだが、どうも体調が思わしくない。仕事も午前中は休んだ。午後は出たけど、完全に回復してはいない。明日も朝から行動する予定で、夜行明けの体には辛い行程である。そういうわけで、今日のうちに新幹線で移動してしまうことにした。宿で横になって眠れる分、回復の可能性はあるだろう。新幹線は昼のうちに指定券をとっておいた。夜になると満席になっていた。

新幹線はN700系という新しいやつだった。窓際座席の下にコンセントがあるのだが、私の座席は通路側だったので使えなかった。窓際に人がいなければ使ったが、終始人がいた。今日は福山泊。


大雪山系登山客が悪天候で下山できず

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http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090717k0000m040103000c.html

記事に書かれているツアーはこのツアーだろうか。「体力度★★★ 技術度★ 危険度★」と書いてあるけど、危険じゃないか。もっとも、この危険度は登山路に危険な箇所が多いか少ないか、という意味らしいけど。少し調べてみたけど、こういうツアーはけっこうあるようだ。

山の天気は変わりやすいというし、雨天中止の日帰り登山であればまだしも、山で泊まるような複数日かけた登山というのは危険がつきまとう。生命の危険を覚悟が必要だ。そして、本当に生命が危険にならないためには、危険な兆候があればその場から撤退すべきなのだろう。ツアーの場合、遠くから来ているし、客は運営者側を頼るし、運営者側はビジネスだし、で、そのあたりが甘くなってしまうのではないだろうか。


日本共産党の体たらく

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先日の東京都議選の結果を受けて、蟹工船ブーム、党員が増えたと言っても、日本共産党は不振である、という意見に対して、そんなことはない、票数は増えている、という意見もあって、そりゃあ投票率が上がっているんだから票数も増えるよね、と思っていたら、日本共産党が赤旗に前回よりも票数が増えている、という記事を出してきた。

12日投開票の東京都議会議員選挙で、日本共産党は8人が当選しました(前回13人)。得票は70万7602票(得票率12・56%)で前回68万200票(同15・57%)より得票で2万7402票ふやしました。

(中略)

都議選直近の国政選挙である2007年参院選比例票と比べ、日本共産党の得票は各党のなかで顕著にのびています。共産党は比例票55万4601票ですが、都議選得票はそれを15万3001票上回り、127・59%でした。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-14/2009071401_05_0.html

なぜ、参院選比例票と比べるのか不明である。各選挙の票数を調べてみた。(括弧内は得票率)

都議選 参院選比例票(東京都)
2009年・707602票(12.56%) 2007年・554601票(9.39%)
2005年・682000票(15.57%) 2004年・519531票(9.40%)
2001年・748085票(15.63%) 2001年・546073票(10.65%)

2001年は都議選の1ヶ月後に参院選が行われたのだが、直近の都議選と参院選比例票を比べてみると、毎回都議選票のほうが多い。(都議選では社民党が候補者をほとんど立てないからだろうか。)「15万3001票上回り、127.59%でした」と書いてはいるが、2004年→2005年は「16万2469票上回り、131.27%」なので、むしろ減っている。いや、こんな数字、本当に意味がないと思うけど。

投票率が上がって前回よりも全体で100万票以上の票が増えたにも関わらず、共産党は3万票弱しか増えなかった、という点に問題を感じないのだろうか。結局、固定票頼みで浮動票を掴めない政党だということだろう。この記事はなんか戦中の日本の新聞みたいだ。こんな総括しかできないようだと、共産党に投票してもいいと思っている人も愛想を尽かすだろう。

一方、熊本では共産党候補が無免許運転で候補者差し替え、ということが。これ、無免許運転も問題だが、山本さんでも上野さんでもたいして変わらないだろう、と思わせるというのも問題だ。


花畑牧場の生キャラメル

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先日、もらい物だという花畑牧場の生キャラメルをもらって食べた。すぐに口で溶けて味がわかりにくい。くどさはなかった。人が大勢集まっている場で配られて食べたので、話題にはなった。もらえば喜んで食べるけど、自分で並んで買って食べようとまでは思わない。それでもすごい人気らしいが、おそらく並んで買って食べたい人は魔法にかかっているのだろう。

花畑牧場といえば、辛酸なめ子の花畑牧場のアイス屋レポートがおもしろかった。アイスクリームにキャラメルをかけたの、って、田中義剛がテレビ番組で得意気に紹介していたやつだ。これも魔法にかかっている人がおいしがっているのだと思う。話の種に一回行ってみたい気がするけど、男性には敷居が高い。しかも警戒されるのではないだろうか。


松村劭「新・戦争学」

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歴史を学ぶにあたって必ずついてまわるのが戦争である。私は、近代戦は全く疎いのでそれについて書かれている本書を読んでみた。いくつか出てくるたとえ話(ビジネスとか相撲とか)がちょっと要らないなとか、書かれていることが一文民には考え方が及ばない部分もあったりするが、あとは概ね肯定的に読むことができた。戦術面はもとより、戦略面でも、韓国の併合を、海洋国家の日本が大陸国家の性格もあわせもつ「両棲国家」になってしまったということで、二十世紀最大の失敗と断じているあたりは成る程と思った。当時の日本の国家戦略の稚拙さを思う。今もあまり変わっていないのかもしれないが。

また、本書では戦争の主たる原因は心理的理由であり、その多くは「恐怖」であると記している。この言も心に留めておくべきであろう。

私はどちらかと言えば非戦主義者で、そういう人は日本にも多いと思うのだが、「戦争はいけません」だけで終わってしまうと、歴史は繰り返されてしまうように思うのだ。外国との交戦経験が極端に少ない日本だからこそ、有事になる前の段階で、戦争に対して客観的な分析、理解を充分に行う必要があるように思う。

新・戦争学 (文春新書)

新・戦争学 (文春新書)


東京都議選は民主党が躍進

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昨日、東京都議会議員選挙が行われた。獲得議席数は民主54(+20)、自民38(-10)、公明23(+1)、共産8(-5)、東京・生活者ネットワーク2(-2)、諸派・無所属2(-2)。

民主党はもう少し票割りを上手くやれば議席数を上積みできたと思う。参院選での票割りは上手いのだが、今回は友党の生活者ネットも含めて、味方同士の票の奪い合いになった感がある。自民党は都議選は国政とは関係がないと言いつつ、閣僚を選挙応援に使って言動が一致しなかった。公明党はなんだかんだで全員当選でしぶとさを感じた。共産党は蟹工船ブームとか党員が増えたとか言っても、結局こんなものなのかという感じだ。生活者ネットは国政に議席がない、地域政党に対する厳しさに直面した形だ。沖縄では沖縄社会大衆党がやはり厳しい状況にある。国政に左右されにくい地域政党の存在意義というのは大きいと思うのだが。

都政としての争点である、新銀行東京の問題や、東京オリンピックの問題が、国政の政権交代の波にかき消されてしまったように思う。石原都知事は国政の悪影響を受けたとおかんむりだが、自公与党に乗っかってきた知事のマイナス点というものはあるだろう。

私は東京都で働いているのだが、職場が大通りから外れた場所にあるので、都議選の運動の音までは聞こえてこなかった。しかし、一度だけ、幸福実現党の若い運動員が小さい路地まで入ってきて数人で二隊が練り歩いていた。どう考えても不効率である。運動員の数に物を言わせて活動している感じだった。駅前での活動でも、共産党は高齢化がはっきり目立つのに対して、幸福実現党は皆若かった。ただ、今回の票数をみると来たる衆院選でも「幸福」は実現できなさそうだ。


奈良市長選で仲川元庸氏が当選

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http://www.asahi.com/politics/update/0712/OSK200907120070.html

民主推薦の仲川元庸氏が奈良市長選で前自民党衆院議員の鍵田忠兵衛氏らを破って当選。記事のタイトルは「「風」のった青年、「小泉チルドレン」破る」とあるけど、鍵忠を小泉チルドレンでくくるのはちょっと違和感が。この返り咲き狙いは舐めていると思うけど、政治家としての実力未知数な人を市長にするのもどうかと思う。ただ、どうもこの頃は、経験や実績があるほうよりも未経験であるほうが選択されている風潮がある。その流れを見極められない組織が退潮している様子。

今日は東京都議選も行われたが、民主党が躍進した。詳細は明日書く。


渋谷区議会で学級崩壊進行中という記事

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http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090711/lcl0907110800000-n1.htm

産経新聞による「渋谷区議会は、ヤジがひどいらしい」というウワサの真偽を確かめるレポート。自民党、公明党の議員が質問をしている間はおとなしいのだが、民主党の議員が質問をしている間は少しヤジがある。ヤジをしているのは自民党、公明党の議員で、共産党の議員が質問をしている間のヤジがひどい、とのこと。

最も盛り上がったのは、「区長がトップダウンで施設建設を行っている」という質問。共産党の議員が「(部下に)ゴリゴリ押しつけた」と発言すると、自民党議員の数人は「ゴリゴリ!」と異常反応。議題はそっちのけで、笑いながら「ゴリゴリ」を連発し、まるで学級崩壊した小学生のような乗りをみせた。

 共産党の議員が「区長一人の考えで決めている」などと指摘すると、区長が「あなたたちの党こそ、そうじゃないですか」と“迷答弁”。これを受け、ある議員は「一党独裁、ゴリゴリ!」と熱狂が冷めやらない。すっかり気にいってしまったようである。

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090711/lcl0907110800000-n2.htm

記事中ではある市民団体の人がヤジより居眠りや私語の方が問題と言っている。私が新座市議会を傍聴したときは、ヤジはなかったが居眠りしている議員はいた。個人的には居眠りも問題だが、議事の妨げになるヤジのほうが問題かと思う。市民側も文句を言うだけでなく、議会を傍聴するのも一つの役目であろう。あと、こういう情報は表に出してもらい、投票時の参考にすべきだろう。


衆院選は9月6日じゃないの

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任期満了は9月10日で、解散しなければその日までに選挙をしなければならない。その直前の日曜日となると9月6日。公示は少なくとも12日前にしなければならないので、8月25日までに公示しなければならないということになる。あと1ヶ月半。都議選後に解散しないとなると、お盆までは動きがないのではないだろうか。任期満了直後に解散することで、10月まで選挙を先延ばしできるのだが、なんか積極的に日程を先延ばしするよりも、解散しないという消極性が優るような気がする。選挙になると管理しているサイトの更新をしなければいけないので日程は気になるところだが、9月6日という予想をたてておこう。


キッズ車両の導入を与党議員が要請

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あえて公明新聞。いかにも公明党が考えそうなことなので。記事には載っていないが、自民党からは小池百合子議員が参加したらしい。

自民、公明の与党女性国会議員有志は8日、国土交通省で金子一義国交相と会い、共働き世帯の育児支援策として、満員電車でもベビーカーに子どもを乗せたまま利用できる「キッズ車両」設置を要請した。公明党からは浜四津敏子代表代行、池坊保子、古屋範子両衆院議員、鰐淵洋子参院議員が出席した。

鰐淵さんらは、都心部に育児施設があっても満員の通勤電車がネックで子連れ通勤が困難な現状を指摘。「点ではなく線や面を考慮した対策が必要」と訴え、現在の女性専用車両とは別に、通勤電車に小さい子ども連れや妊婦のための専用車両設置を求めた。

金子国交相は社会全体での子育て支援策に理解を示し、「力強い運動に期待します」と応じた。

http://www.komei.or.jp/news/2009/0709/15022.html

創価学会の人が通勤時には電車に乗らないようにすれば、満員状態が緩和されるのではないかな。

東武鉄道の場合、大人1人につき幼児2人が無賃扱いである。鉄道会社としては、無賃扱いの幼児のための車両を作るかどうかが疑問だ。女性専用車両は鉄道会社としても防ぎたい車内での犯罪を軽減するという効果がまだあるが、キッズ車両は鉄道会社へのメリットがほぼない。また、この調子だとほとんどの車両がXX専用車両になってしまう。

あと、キッズ専用車両があったとしても、ストレスがたまる通勤に子供をつき合わせていいのかという疑問がある。最近、大人の時間に子供をつきあわせているケースが多いように思う。この前、新潟で車内で熱射病になって死んだ子供がいたが、1歳前後にも関わらず、東京旅行に連れていって帰ってきたのは午前5時半。大人は平気かもしれないが子供にとっては苦痛だろう。この例は極端だが、そういう空気は感じる。

基本的には柔軟な勤務体系をとれるようにするのが先決だと思う。あと、優先席を、子連れの人など、本当に必要な人しか座れないようにすること。私は優先席には座らないようにしているが、普通の人が平気で座っているように思う。