バッカじゃなかろかエコポイント

Views: 19

省エネに対応した家電を買った人に政府がポイントを付与するという、エコポイント制度が明日から始まる。詳細が決まってから記事を書こうと思っていたのだが、詳細が決まる前に制度が始まってしまう。見切り発車もいいところである。よって、この記事も現時点でわかっていることを元に書き散らす。

エコポイントの「エコ」は「ecology」の「エコ」のつもりなのだろうが、実際のところ「economy」の「エコ」なのではないか。環境負荷が高いであろう大型なもののほうがポイントがたくさんもらえるようになっている。「economy」に寄与した分だけポイントがもらえる格好だ。

そして、このもらったポイント、何に使えるのかがまだ決まっていない。私はまた家電を買うのに使えて、メーカーにとって一粒で二度おいしい制度なのかと思ったのだが、そうでもないみたい。もしかしたら、円天みたいになるかもしれない。しかもポイントのもらい方も、なんだかめんどうくさそう。

Q ポイントはどうすればもらえる?

A 3省が現在、制度を運営する事業者を公募している。制度の裏付けとなる09年度補正予算は13日に衆院を通過した。自然成立する6月12日以降、事務局が発足し、申請手続きを詰める。領収書と保証書、リサイクル券の控えを事務局へ郵送し、返送されるポイントと交換商品のリストを見て、欲しい商品を選ぶ方法が有力だ。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090514k0000m020120000c.html

確かに、これから大型家電を買い換える人には恩恵があるのかもしれないが、メインストリームから外れている私のような人は買わないので、単に税金を無駄遣いしているとしか思えない。こういう大衆迎合的なバラマキ政策は民主党の得意技だと思っていたのだが、最近は自民党もやっている。それだけではなく、最近はいろいろな面で自民党が民主党みたいになっている感じがする。

仮にエコポイントが功を奏して消費拡大につながったとしても、この制度はずっと続くわけではないだろうから、制度が終わったときに消費が冷え込む可能性がある。そのあたりもまだ決まっていないのだろうが。とにかく選挙に間に合わせるために駆け込みで制度という印象。

それにしても、「エコ」という言葉は完全に商売のための言葉に成り下がった感がある。「エコ(笑)」くらいにしてもらわないと、もう直視できない。


連休の分散取得の検討

Views: 21

http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY200905110165.html

ゴールデンウイークは集中的に皆休暇をとるので混雑する、ということで、分散取得の検討に政府が乗り出したとのこと。集中的な混雑を低減させるという考えはいいのだが、それが実現するのだろうか。例えば、「埼玉県は5月1週目、神奈川県は2週目、千葉県は3週目」というように地域ごとに連休を分散する、というのは机上の空論だろう。お父さんが埼玉の会社に通い、お母さんが神奈川の会社に通い、子供が千葉の学校に通っていたら、家族皆休みがばらばらになる。あと、ゴールデンウィークは全国一斉に休みだから、我も休もう、という気持ちになることが大きいように思う。ゴールデンウィークという風に乗ってようやく休みをとることができるというか。もし、分散して休みをとるようになると、観光業界にとって全体のパイは小さくなるような気がする。


第1回CDショップ大賞に相対性理論「シフォン主義」が選ばれる

Views: 31

http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905120304.html

ここで相対性理論の文字を見るとは思わなかった。本屋大賞のCD版、ということで始まったらしいCDショップ大賞に相対性理論「シフォン主義」が選ばれた。「ハイファイ新書」ではなくて「シフォン主義」、というのは2008年にリリースされたものから選んだということかな。いや、確かにすごいけど、”大賞”というのはちょっとアンマッチかもと思ったり。

ノミネートされた作品の中で私が3枚選ぶのならば、相対性理論、たむらぱん、フジファブリック、かな。


小沢民主党代表が辞意表明

Views: 35

http://www.asahi.com/politics/update/0511/TKY200905110235.html

小沢代表で選挙をやると思っていたら、ここに来て辞意を表明。それならば、もう少し早く決めたほうがよかったような気がするが。やはり、最近のごたごたで選挙の顔になりえないのであれば代表に留まっている意味がないと判断したのか。

後任は、菅、鳩山、岡田、というあたりが取りざたされているけど、どうもぱっとしない。菅、岡田はともかく、最近の鳩の言動をみていると、もう政治家を引退したほうがいいのではないかと思うくらいだったから、これで代表ということになると民主党もかなりやばい。

当分民主党の話題でもちきりになれば、ある意味してやったりなのだろうが。


塩田潮「民主党の研究」

Views: 33

民主党の代表を務めた、鳩山、菅、小沢のパーソナリティに関する記述がけっこう多いのは、民主党が代表の性質に大きく依存しているゆえんか。特に小沢現代表の記述が多い。代表に対象を絞ったほうが書きやすいという事情もあるのかもしれない。結党からの出来事は一通り書いてあるので、過去をおさらいする、という点ではいい書かもしれない。

民主党の研究 (平凡社新書)

民主党の研究 (平凡社新書)


成田空港で新型インフルエンザの感染者確認

Views: 20

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090509/bdy0905090633003-n1.htm

自分が新型インフルエンザに罹っていなくても、同じ機内に罹っている人がいると、けっこうめんどうくさいことになる。やはり、不要不急の海外旅行はしないほうがいいみたい。

この新型インフルエンザに罹ったのは高校生と先生で、この前新型インフルエンザだと思ったら違った、というのにも高校生がいた。校長先生が泣いちゃったの。今日日の高校生はけっこうカジュアルに外国に行くのかね。自分が高校生の頃、外国に行った同級生なんていなかったと思う。月並みな意見だが、外国行く前にまず日本を識れ、と思った。


波照間島に倒せる風車を設置へ

Views: 20

http://www.asahi.com/eco/TKY200905040207.html

波照間島に、台風がきたときにやり過ごせる風力発電用の倒せる風車を設置するとのこと。与那国は風車があったが、波照間は風車がなかった。こういう計画があったようだ。沈下橋みたいな発想だ。

離島は概ね風が強いので、風力発電に向いているだろう。2基で島で使う電力の8割をまかなえるというが、そもそも都会なんかに比べれば電気に対する依存度は低いのだろう。


JR横須賀線の車両故障

Views: 19

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090507-OYT1T00306.htm

読売新聞の「連休明けさんざん」という見出しがちょっと目をひいた。

今日、明日とゴールデンウィークの人がいるとは思えないくらい東武東上線は混んで、そこからJRに乗り換えようと思ったが、乗ろうと思った湘南新宿ラインはもう行ってしまった、と思ったら来ていないだけだった。仕方がないので埼京線に乗るが当然大混雑。理由は7時前に横須賀線で車両故障があったというもの。中には2時間半も車両内に閉じ込められた人がいるらしい。空いていて座れる車内で2時間半ならまだしも、通勤時間帯の混んでいる車内で2時間半、って、それは拷問だよ。本当にJRは車両故障とか車両点検で止まることが多い。保守にもっとお金を費やすべきではないか。

新型インフルエンザが流行った場合、電車に乗る場合は1mの間隔を空ける、というようなシミュレーションをしていたが、首都圏でそんなことはまず不可能である。広い視点で考えれば、この首都圏の過密ぶりを何とかすべきだろう。


ゴールデンウィークの出来事

Views: 21

ゴールデンウィーク、明日、明後日も休みという方もいるかもしれないが、私は今日で終わりである。

ゴールデンウィークのニュースでいちばん驚いたのは忌野清志郎の訃報である。特別にファンだったというわけではないが、やはり音楽シーンにおける存在は大きなものだったと思う。

旅行中の夜はテレビを見ていたが、榮倉奈々がよくでていた。余命一ヶ月のやつの絡みだろう。あの物語もいろいろあるとかないとかよくわからないが、今の日本でいちばんの障壁となる要素が病気ということになるということか。

あと、新型インフルエンザの話題も大きく取り上げられていた。報道はちょっとヒステリックになりすぎている感があった。


衆議院解散のシナリオ

Views: 27

http://www.asahi.com/politics/update/0411/TKY200904110096.html

過去のデータを並べてみると、記事には「三木内閣は任期満了選挙で負けた」とある。ロッキード事件の影響が大きかった選挙なので、単純に比較はできないだろうが。また、最近では、2006年、2007年、2008年と、9月に総理大臣が代わっている。もし今年の9月に選挙が行われて総理大臣が代わる、となるとそれはすなわち政権交代だ。内閣改造についても記事には書かれているが、2007年、2008年と8月に改造した内閣が短命に終わっている。最近では、大臣就任直後に問題が起きてすぐに辞任して出鼻をくじかれる、というケースもいくつかある。そう考えると中曽根元首相の言う「遅くとも6月がチャンス」のが正しいような気がするが、どうなるか。

でも、ここまできたらいつ解散してもあまり変わらない、というのも一方で正しいのかもしれない。昔は、自民党が社会、公明、民社、共産を相手にしていたのだが、今は公明党の力がないと選挙が戦えないようになっている。そうなると、やはり都議選の日程は配慮せざるをえないだろう。都議選より前に解散することはできなさそうなので、結局任期満了までずるずるいきそうだ。しかし、最近では前述のとおり9月に総理大臣が代わっている。選挙で勝てば当然麻生総理続投だろうが、負ければ政権を失う。9月には何かドラマがあるのではないか、という気にもなってくる。