静岡~大井川~浜松

静岡に行ってきた。朝一のこだまに乗って。これがいちばん早い時間に静岡に着く。ムーンライトながらというのはさすがになしで。自由席だがそれほど混まない。それよりも次のひかりを待つ人が多い。小田原ではだいぶ並んでいたが、小田原から自由席で座れるかな。このひかりは静岡には停まらない。静岡に停まったらひかりに乗るところだったが、早起きしてこだまに乗った方が快適なようだ。

静岡からはバスで井川まで行った。ハイキング客とかで混むかもと思い、始発の新静岡から乗ったのだが、新静岡から乗ったのは2人。静岡駅から乗ったのは0。途中で関係者っぽい人が乗って、閑散としていた。このバス、運転士の他に女性の車掌(添乗員?)がつく。この人がわりと親切にアナウンスしてくれた。

それにしてもこの路線、かなり細い道を行く。それも山道。途中、景色がいいところも通る。睡眠不足で車内ではけっこう寝ていたが、景色がいいところは押さえたつもり。こういう路線は路線バスの旅で行きたいものだが、このシリーズは乗り継ぎの妙を楽しむということがあるので、静岡から延々と北へ行って行き止まり、かつ午前にしか便がないというこの路線は組み込みにくい。今日は一日一本。

井川からは大井川鐵道に乗る。これがけっこう乗る人がいる。この列車は井川発の一番列車。全員観光客と言っていいだろう。途中、ゆっくり走って窓を空けて景色を見たり、機関車をつけるために数分間停車したり、機関車を外すアプトいちしろでは、停車時間を利用してかしわ餅を買う人がいたり、たまにはこういうのんびりとした汽車の旅もいいものだ。

千頭ではレストハウスで昼食を食べるつもりだったのだが、そこに行ったらチャーハンとカレーしかできないと言う。仕方がないので、結局立ち食いそばを食べた。山の中っぽく山菜そばにしたが、山菜は都会の山菜そばと同じものだ。ただ、そばはわりとうまかった。また、こんにゃくのおでんもいけた。

大井川鐵道は千頭以北はけっこう見所があるのだが、千頭以南は茶畑と大井川が続いて淡々としている。その区間にSLなんかを走らせているあたり工夫していると思うが、私はSLにはそれほど興味はない。普通の列車で金谷まで行った。遅れる。

今日は浜松に泊まる。実は明日が本題なのだが、この計画を果たすには浜松に前泊する必要があった。ムーンライトながらとか、伊良湖ライナー+普通列車で戻りとか、前泊しない手段もあることにはあるが、疲れるのでパス。で、金曜日に仕事が終わってから浜松に行こうかとも思ったのだが、折角だからと、土曜日静岡あたりを動いて、その後で浜松に泊まることにしたのだ。

浜松でうなぎを食べた。さすがにうなぎの店が多い。