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池袋から夜行バスに乗って水沢まで行く。以前にも同じバスに乗ったことがあるが、そのときは途中でバスが故障して、途中でバスを乗り換えるということになった。今日は普通に着けた。
とりあえず花巻から釜石線に乗る。夜行バスを水沢までで乗ったのは、今日は青春18きっぷを使うのでなるべくJRに乗っていきたいとか、夜行バスで花巻で行くと乗り継ぎ時間が短くなるのでバスが少し遅れたらアウト、とかそんな理由。あと水沢自体には何度か来ているが駅は未訪、というのもある。次回同じような乗り継ぎをするとしたら前沢とか金ヶ崎とかで乗り換えるかもしれない。
さすが東北、朝で天気がよくないこともあるが涼しい。
遠野に行く。宮脇俊三さんが行ってみたいが結局素通り、と何かの本に書いてあった遠野。結局行ったかどうかは知らないが、私も行ったことがないので行ってみることにした次第。
駅の近くで自転車を借りる。思えば自転車に乗るのは何年ぶりか、思い出せないほどに久しぶり。漕いですぐに疲れがくるが、ハンドリングやブレーキングのテクニックは衰えていなかった。こういうのは体が覚えている。学生時代の自転車通学の賜物。伝承園に行ってみる。このあたりは旧土淵村にあたる。生きた蚕と絵馬みたいに願い事が書かれた布がいっぱいある堂が見所。
あとカッパ淵という、カッパがいそうな淵へ。その後遠野市内を自転車でぐるぐる。日がでてきて暑くなる。東北涼しいそんなことはない。東京に比べればまだ気温は低いだろうが。だいぶ日焼けしてしまった。
遠野探訪を終えて気づく。青春18きっぷをどこかに落としてしまったようだ。もう青春は返ってこない。仕方がないので、明日行く岩泉までの切符を買う。後で気づいたのだが、遠野から岩泉まで2920円。しかし、遠野から宮古までは1800円、宮古から岩泉までは950円。今日は宮古で泊まる。わかるでしょ?まあ、ローカル線の売り上げに貢献したと考えよう。遠野から乗った快速列車は空いていた。遠野で降りる人が多かった。釜石から乗った普通列車はそこそこ。
遠野のスーパーや宮古の魚屋でサンマを見て、サンマが食べたいなと思っていたのだが、ちょうどサンマづくし定食を出している店があったので、そこでそれを食べる。私はサンマの刺身が好物なのだが、サンマのモチベーションの高さを引き出しているのはまるごと焼いたサンマだな、と思った。子供の頃に食卓にのぼっていたサンマとは違う。
宮古という街は、けっこう活気がある。昔ながらな部分も残っている。時計屋と銭湯が多い。