草津に行った

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最近、ハードワークで疲れ気味なので温泉にでも行きたいと思い、草津温泉に行った。草津といえば日本でもトップクラスの温泉地であることは認めるところであるが、私は学生の頃に一度行ったきりである。草津の隣の村に住んでいたことがあったが、近くに温泉がいくらでもあるのに、わざわざ草津に行くことはしない。埼玉に住んでからも草津に行きたいとは思っていたが、草津という場所は微妙な距離で、日帰りで行くのはきついのだが、一泊二日をかけて行くほどでもないのだ。今回、高崎の東横インができた間もないということで安かったので、そこで一泊して草津に行くことにした。

せっかく高崎で泊まったので、自宅から出発したのでは乗れない吾妻線の一番列車に乗ることにする。乗客は少なくなかった。嬬恋高校の学生なんかも乗っていたが、長野原草津口駅で降りて草津温泉行きのバスに乗り換えたのは二人。まずは西の河原露天風呂に行く。昔来たときはえらく広く感じたが、今日来たら感動するほど広くはなかった。自分のスケールが大きくなったのか。自分の体は大きくなっているが(いわゆる太った)。それでも、スケールの大きい露天風呂であることは間違えない。思ったよりも硫黄分は薄いように感じた。その後で大滝乃湯にはしご。こちらのほうが硫黄分が多いように感じた。さすがに続けざまに入ったので、体にきいてきた。さすがに観光客は多かった。私が思うに東京まで近からず遠からずという微妙な距離ゆえ、宿泊客が多いのだと思う。近すぎると日帰りされ、遠すぎると客が少ない。ホテルに日本共産党の団体のバスが停まっていた。バスの車内で資本論とかについて語る、ようには見えない普通のおっさんおばさんらだった。小泉内閣の悪政についてくらいは語るかもしれない。

帰りのバスは臨時の急行便。長野原草津駅までノンストップである。大津の交差点からは各停便と違って長野原バイパスを通った。長野原の街中は私が子供の頃はよく渋滞したという記憶があるが、バイパスができてだいぶ違ってきたであろう。余談だが、子供の頃に何度か行った大津の焼き肉屋は健在であった。

行きも帰りも高崎線はグリーン車に乗る。行きは、やるべき仕事があったのでグリーン車に乗ったのだが、帰りは単に乗りたかったからだ。高崎線は10両編成でうちグリーン車が2両。高崎あたりは空いていても、大宮に近づくにつれ混んでくる。新幹線使うよりは安いので、グリーン車を選んでしまう。