2008年03月一覧

TJライナー公開

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/03/21/tj/index.html

内部の写真を見たけど、二人で乗る分にはいいけど、一人で乗るとなると横幅が気になるような気がする。300円だからあまり文句は言えないのだろうけど。シートピッチが広いと書いてあるけど、私個人としてはシートピッチの広さはあまり重要視しない。ボックスシートだったら重要視するけど。実際はロングシートにする都合上、シートピッチが広くなってしまったというだけのことだと思う。

以前、TJライナーについて書いた記事が別のブログで引用されていて、その筆者の見解が書いてあったけど、正直言って走らせてみないことにはどうなるかわからない。そして、池袋での状況がどうなるかということと、ふじみ野以降の状況がどうなるかということが問題になってくると思うが、池袋はともかくふじみ野以降は私が志木で降りてしまうため状況がよくわからない。そういうわけで、TJライナーについては、池袋から志木まで乗る私にとってどのような影響があるかという視点でしか見ることができないことを記しておく。


茨城・栃木紀行

茨城・栃木をまわった。

まず牛久まで行く。牛久は車では来たことがあるが、JRで来たのは初めてだ。牛久から関東鉄道バスに乗ってみどりの駅まで行った。客は私だけ。桜ヶ丘団地という団地にわざわざ寄っても客はなし。そこを過ぎたあたりで外国人の客が乗ってきた。結局、乗客が二人のままみどりの駅に到着。みどりの駅はバスの乗り継ぎ駅としては便利な位置にあると思うのだが、バスの利用客はあまりいないのか。

みどりのからつくばエキスプレスに乗って守谷へ。これは混んでいた。守谷からは立つ客が出るくらい。守谷では4分接続で関東鉄道常総線に乗り換える。1日フリーきっぷを買った。関東鉄道は運賃がけっこう高くて、フリーきっぷは1500円するが、今回の守谷から大宝で途中下車して下館まで行くという行程だとフリーきっぷを買ったほうが安い。大宝には大宝八幡宮があった。大宝城趾もあるが、あくまでも跡のようで散策路をよくわからないままに歩いて終わった。今日乗った関東鉄道の2本の列車はいずれも1両編成だったが、それで十分な客数だった。1時間に2本走っていてその合間に快速も走らせていてそれなりに便利だと思うのだが、客は少ない。下館から乗ったJR水戸線は4両か5両編成で立ち客がでるほど混んでいた。

下館から小山に出て栃木に行く。栃木に来たのは二回目。前回は中心街で折り返したが、今回は新栃木駅まで歩いた。観光客もそれなりにいた。古い街を歩くと、思いがけないような店や建物があっておもしろい。

新栃木から東武日光線に乗って新古河まで行く。北川辺町初上陸。しかし、すぐに渡良瀬川を渡り茨城県古河市に入る。古河では歴史博物館に入る。個人的には古河公方に関する展示が見たかったのだがあまりなくて、古河藩とその家老鷹見泉石に関する展示が多かった。入館料は400円だが、桃まつりの季節ということで300円で入れた。

古河からはもうJRに乗って帰る。グリーン車に乗ってしまうことにした。浦和までだとぎりぎり550円である。ちょうど中年女性の団体と乗り合わせる。グリーン車乗り場に位置取っていたのでまさかグリーン車に乗るのではないか、その気になれば車内料金を払ってでも乗りそうだし、と思っていたら、列車が来るやいなや普通車の乗り場に散っていった。人は団体になると頭が悪くなる傾向にあるが、中年女性はその傾向が顕著になると思う。



畑川剛毅「線路にバスを走らせろ 「北の車両屋」奮闘記」

DMV制作までのドキュメンタリーを中心に、その紹介や、JR北海道の先進的の車両開発について書かれた本。私は工学的な知識が皆無なので、そういう記述を読むのは難しかったが、それでもわかりやすく書かれているというべきか。DMVについて一通り知りたいというのであれば、この本はうってつけだと思う。

個人的に残念だったのは、狙いはDMV専用路線の件。経費削減について書かれている。JR北海道が鉄道会社なので鉄道にこだわるのはわかるが、全体的な公共交通という枠で考えれば、DMVしか走らないとなると鉄道にこだわる理由が希薄になっていくような気がする。

線路にバスを走らせろ 「北の車両屋」奮闘記 (朝日新書 56)

線路にバスを走らせろ 「北の車両屋」奮闘記 (朝日新書 56)


それはAERAの仕業

垣間見えた古新聞に「三浦和義と右翼」とかいてあったので、どこのセンセーショナルな週刊誌の広告かと思っていたら近くに「ロスでサイパンやり直し?」とあのダジャレが書いてあった。




斎藤潤「日本《島旅》紀行」

実際に著者が訪れた島についての紀行文。誰も知っている観光客も多く訪れるような島から、誰も知らないマイナーな島まで様々な種類の島を取り上げている。特に訪れるのも難しい島に実際に訪れることができた喜びというのは、私も路線バスの旅で運転本数が少ない路線バスの乗り継ぎをしていただけに、共感できるものである。全体的に島の実際がよく伝わってくるが、最終章で島のダークサイドに触れているのはいいとしても、いちばん最後に取り上げた島がかなり特殊な部類に入る長崎の軍艦島という点が、著者が狙ってのことだろうが私としてはどうかなと思ってしまった。

日本《島旅》紀行 (光文社新書)

日本《島旅》紀行 (光文社新書)


玉名市がJR九州に新幹線駅の駅名を提言

玉名市は13日、3年後に全線開業する九州新幹線で建設される新駅名6候補をJR九州に提言した。

6候補は▽最もシンプルな「新玉名駅」▽熊本と玉名を同時にアピールする「肥後玉名駅」▽歴史を語る「西南之駅」▽県北の温泉郷を表す「湯郷(ゆのさと)菊池川駅」▽そのものずばりの「玉名温泉駅」▽ひらがなでやわらかいイメージの「新たまな駅」。

http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080314ddlk43040556000c.html

「西南之駅」って何かと思ったら「西南の役」をもじったものだった。それは許されるのか。

玉名温泉の徒歩圏内に駅ができるのであれば「玉名温泉駅」でもいいと思うが、遠いしそもそも玉名温泉の知名度はそんなに高くない。普通に考えれば「新玉名駅」だろう。新八代、新水俣などの前例があり、新幹線の駅に「新」をつけるのは一般的になっている。「肥後玉名駅」でもいいが、「国名」+「地名」の新幹線駅名は三河安城くらいで、おそらく名鉄新安城駅があって三河安城とつけたのではないかと思うので、「肥後玉名駅」にはならないのではないかと思う。どちらにせよ決めるのはJR九州だ。

ところで、船小屋駅は古賀誠駅に改名しないのかな。


熊本県知事選各紙の世論調査

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08031701.htm

http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY200803160183.html

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20080317/20080317_001.shtml

読売、朝日、西日本各紙ともに名前が出てくる順番が、蒲島、鎌倉、矢上、北里、岩下。矢上雅義氏が民主党や共産党の支持層に食い込んでいるようで、元日本新党だからか、年齢が他の候補よりも一回り若いからか、善戦しているという印象。一方、鎌倉孝幸氏は民主党の支持層を固めきっておらず、民主党が支援する候補者の決定にもたついた影響が出ているように思う。そして、やはり強いのは蒲島郁夫氏。

それにしても、この間の大阪府知事選に比べると報道量がだいぶ少ない。