北越の旅1日目

今日から北陸を旅する。最近仕事が忙しくて準備が後手後手にまわって、当初案とずれずれになってしまった。

とりあえず、新宿から福井まで夜行バスに行く。これは早めに手配しておいた。3連休前の新宿高速バスターミナルということで相変わらず混んでいた。ただし、バスは10分程度遅れての出発で、これは優秀なほうであろう。ただし、福井の到着が10分ちょっと遅れた。

福井には半日くらい滞在した。福井鉄道に乗る。鉄道部から軌道部に乗り入れる。20分に1本というのは、路面電車としては、本数が少ない。福井であればそんなものでいいのかもしれないが。あと、市役所前は武生方面、福井駅前方面、田原町方面から来た電車が乗りいれてきて、ややこしいことになっている。足羽川を渡ったら、北の庄城趾を経由して福井駅前に着いて、そこから市役所前、田原町に至る、というようにしたほうがいいのだろうけど。

福井から金沢までは特急列車で移動する。10分くらい遅れた。ホームに着いて列車が来る予定の数分前に遅れています、の放送。遅れている理由は知らせない。普段は文句を言っているけど、こういうときに東京の鉄道事業者の列車遅延情報提供の優秀さを思い知る。

金沢に行く。金沢の中心部の商業の空洞化が進む、みたいな記事を見たのだが、そこに、金沢と言えば兼六園と金沢21世紀美術館(それがあるのは中心部)、というような記事があった。兼六園は行ったことがあるが、金沢21世紀美術館は行ったことがない。近くを通ったので行ってみることにした。無料で見られる部分だけ見る。結論を書くとけっこうおもしろかった。市民アートというのか、そういうものを並べてあるあたりとか。いちばんおもしろかったのは、絵が描いてあるタイル状の板かなんかが床に敷き詰めてあって、そこを人が踏んで歩いていくという、名付けて「踏みアート」。藤井フミヤのアレか。こういうのは自分にあったものを見ておもしろがるのがいいと思う。金沢は芸術に力を入れているようだが、確かに芸術を理解する力が、知力につながっていく部分はあるのかな、とは思った。

金沢からは寄り道しつつ高岡に行く。今日はここで泊。

最後に、北陸の中年女性って、わりと普通に割り込みをするのか?行列に並んでいる人から順番に、という概念がないのか。何度も割り込みされた。