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今年の1月にこのようなことを書いた。
関心は解散総選挙が行われるかということだが、常識的に考えて自民党が議席が大幅に減らす以上、解散なんかしないほうがいいに決まっている。本当に解散総選挙が今年中に行われるのか懐疑的になる。マスコミが煽っているだけではないかという気になってくる。時期としてサミット後ということが言われているが、一般的な国民としては、開催地である北海道は別にしても、サミットが成功しても、失敗してもあまり関係ないように思う。内閣改造も近くは行われないということで、政治的な変化は小出しにして、解散はかなり引っ張るのではないかと思う。もちろん首相退陣という事態になるとその限りではないだろうが。
年始の新聞で、今年解散総選挙が行われる、という前提で書かれた記事をいくつか見かけたのでこのような記事を書いたのだ。結局、今年は解散総選挙はなさそうだ。マスコミとしては、選挙というイベントがあればそれだけ自己の利益にもつながってくるのだから、選挙をやってほしいと思っているのだろうが、そもそも2005年の郵政選挙での小泉フィーバーをマスコミが後押しして自民党が大勝したことで、解散総選挙を先延ばしにすることができている、という側面があるのだから、言ってしまえばその行為の結果が現状を作り出しているだけのことである。
福田首相は退陣して、麻生首相になったが、解散というカードを安易にきる気はなさそうである。決まっているスケジュールには左右されず、そのときの状況を総合的に判断して決断してくるのではないか。そういう意味では、今の時点で、いつ解散するか、と予想を立てること自体が無意味なことかもしれない。
個人的なことだが、選挙があると、私が運営しているブログやサイトのアクセス数が増えるのは確かなのだが、自サイトに載せるデータをまとめる作業が発生するので、仕事が忙しい今はあまり選挙をしてほしくないというのが正直なところ。いっそのこと、都議選とのダブル選にしてしまえばいいのにと思う。46道府県に住んでいるほとんどの人には関係ないけど、いろいろとおもしろいことになりそう。