2008年12月一覧

オリコン年間シングル売上ランキングで嵐が1・2位独占

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20081211-439095.html

いちばん売れたのは61.8万枚。やはり往時と比べると少ないと感じる。

ベスト10の中で、ジャニーズ事務所所属のグループの楽曲が5曲(嵐×3、KAT-TUN×2)、ベスト25の中では12曲(嵐×4、KAT-TUN×3、関ジャニ∞×1、NEWS×2、Hey! Say! JUMP×2)、ベスト50の中では20曲(嵐×4、KAT-TUN×3、関ジャニ∞×2、NEWS×3、Hey! Say! JUMP×3、KinKi Kids×1、SMAP×3、V6×1)、と要するにジャニーズがヒットチャートを占めているわけだ。いつかの小室系みたいだが、この場合は、他のシングルが売れなくなっていて、相対的にジャニーズがチャート上位を占めていると考えるのが妥当であろう。

上にジャニーズ事務所所属のグループを書いたけど、私はベスト25に入っている4組のメンバー構成はほとんど知らない。そういうのを知らない世代の仲間に入ったなのだなと実感する。

私はほぼアルバムしか買わないけど、ベスト50に入っている中で買ったのはBUMP OF CHICKENの『orbital period』と『present from you』だった。


自民党は下野したほうがよくないか

下野といっても、栃木県のことではないよ。

麻生内閣の支持率が下がっているとのことだが、ここで下野するのも一つの手段ではないかと思う。いわゆる「憲政の常道」というやつだ。というのは、今の状況下では、どの党が政権運営を担っても厳しいことには変わりないと思う。仮に民主党を中心とした現野党連立政権ができた場合、現野党連立政権が政権を握った直後に解散総選挙、というのは考えにくい。しかし、衆議院は自民党が過半数を占めているわけだから、厳しい政権運営を迫られるだろう。失策も考えられる。今ある、民主党への期待値が0に近づいていくのではないか。民主党への期待値が減って、自民党への政権復帰の機運が高まったところで選挙を迎えれば、自民党はまた数年間政権の座を得られるかもしれない。そして、民主党は三日天下になるかもしれない。ここで自民党が選挙に負けて、数年間与党の芽がないということになると、自民党は崩壊の危機に瀕する。もっとも、民主党が政権を担ってぼろが出ないうちに解散されたら、自民党はピンチなのだが、その見極めが民主党(とその協力政党)にできるかどうか。

そういえば、渡辺喜美衆議院議員が離党をほのめかしているが、お父さんの渡辺美智雄は自民党離党の動きをみせたものの結局離党しなかった、ということがあったっけ。


志木駅前での客の呼び込み

志木駅前のチェーンの居酒屋で、かなり激しく客の呼び込みをしているのだが、この時期は忘年会シーズンだから、客の呼び込みをする必要がないのではないだろうか。

そういえば、東京の職場の近くの駅では、チェーンの居酒屋が客の呼び込みをする、ということはあまり見かけない。だいたい混んでいるので、客の呼び込みをする必要はないのだと思う。志木駅周辺はチェーンの居酒屋が多いわりには客が多くなくて、過当競争になっているのではないか。


Office 2007で使える色

以前、Office 2007で選択できる色のうち「テーマの色」の色合いが微妙、ということを書いたのだが、テーマを変えると、あの色も変わることがわかった。そこで、Office 2007に登録されているテーマをいろいろと試したみたのだが、どのテーマも色が微妙だ。そこで、「まとも」というテーマを作って、そのテーマで使う配色として、「まとも」という配色を作ってまともな配色を設定して、そのテーマを使うことにした。

個人的には、OpenOfficeみたいに、一つの選択画面で100色近い色から選べるようにしたほうがいいと思うのだが。


旅先で聞いた名言

私は全国各地を旅して聞いた、今でも忘れられない名言というのがいくつかある。それを紹介したい。

「Aは英語でワン」

今ではなくなってしまったが、岡山駅には改札の前に大きな待合スペースがあって、そこに座って列車を待っていた。そうしたら、とあるおばあさんに話しかけられた。何を話しかけられたか細かいことは覚えていないが、一つはっきり覚えていることがある。血液型を聞かれて、「A型だ」と答えると、A型はいい、というようなことを言った後で、「Aは英語でワン」と言った。「Aは英語でワン」、おかしくはあるが、言わんとすることはなんとなくわかる。要は、Aがアルファベットで最初の文字ということだろう。とにかく、この言葉のインパクトは強烈だった。その後、そのおばあさんは他の人に話しかけたり、「のーぎーたいしょうのー」(おそらく、乃木希典の歌)とか歌っていた。

「金ならようけある」

橋本から和歌山に行くバスに乗ってきたときの話。あるおじいさんが、和歌山から橋本までバスで行って、そのバスの折返し便に乗って和歌山まで戻る、ということをしていたようだ。そこで、運転士さんが気をきかせて「1日乗車券があって、それを使えば安く乗れる」というようなことを言った。そうしたら、そのおじいさんは「金ならようけある」と返した。運転士さん、まわりのお客さんもそれを聞いたら、それ以上何も言えない。私は後ろの席でその様子を見ていたのだが、その言葉にすがすがしさを感じた。


改革クラブのウェブサイトがまともになる

http://www.kaikakuclub.jp/

今まで、改革クラブのウェブサイトはYahoo!ブログだったのだが、ちゃんと独自ドメインも取得して、体裁が整ったウェブサイトができあがった。「政治の閉塞状況を打破します」とあるが、その前に自党の閉塞状況を打破しないといけないのではないか。

なんか、田母神さんを次の衆院選で改革クラブから出馬させたいという話もあったりなかったりするようだが、まあ、それくらい思い切ったことをしていかないと、閉塞状況は打破できないだろうな。やっても打破できないかもしれないけど。

あと、なぜか荒井幹事長が一人だけポーズをとっている


男女混合で行うスポーツ

最近、関西独立リーグのチームに女性の選手に入団したということがあったが、その報を聞いて、いちばん男女の性差が問われていないスポーツはなんだろう、と考えていたら、それは競艇ではないかと思った。Wikipediaによると、笹川良一が太平洋戦争後に「これからは男女が同じ立場になる時代が来る」と痛感して、女性選手にも門戸を広げるようにしたらしい。他には、競馬とかモータースポーツくらいか。

関西独立リーグも、独立リーグとしては後発だから、もういろいろやるべきだろう。たとえば、還暦を過ぎた人を入団させるとか。



裁判員の通知がきたことのブログでの公開が相次ぐ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081130-OYT1T00723.htm

私には通知がこなかった。一応、裁判員法で、裁判員候補者名簿に登録されたことを公にすることは禁止されているらしいが、裁判所から届けられる書類を見た限りでは、そのことが書かれているのは見つけられなかった。だったら、ブログに書く人が出てくるのもやむを得ないのではないか。問題が出てからインターネット上で通知しているが、後手後手である。だいたい、実際に裁判員になって担当する案件について公開するのはまずいと思うが、裁判員候補者名簿に登録されたということの公開がなぜいけないのだろうか。というと、法律で禁じられているからということになるのだろうが、それくらいのレベルであれば、公開したければして、したくなければしない、でいいと思う。勝手に書類を送りつけて、このことは不特定多数の人には教えるな、というのもひどい話だ。

裁判員制度もそうだけど、ねんきん特別便とか、定額給付金計画とか、どうも国がとる施策が大雑把というか、大まかというか、乱暴というか、とりあえず広くばらまいて、あとは野となれ山となれ、というような印象を受ける。あと、裁判員制度や、サマータイム制度もそうなんだけど、とりあえずやってみて悪いところは変えればいい、などと言う人がいるのだけど、実際にそれを変えるのにはどうすればいいのか、その道筋を決めることを考えないでそれを言うのは、どうも納得がいかない。


佐久間充「山が消えた―残土・産廃戦争」

私が大学生の頃、授業で佐久間充著「ああダンプ街道」を読むのが必須になっていて、当時はそれなりに感銘を受けて読んだものだったが、その著者が「ああダンプ街道」の続編と言うべき本書を刊行していたのは知らなかった。見つけて早速読んでみた。

建設資材の輸送に伴う環境問題と、産業廃棄物の不法投棄の問題について、千葉県の事例を中心に、各地の事例について記してある。様々な事例を紹介している分、話題が散ってしまっているような印象を受けたが、著者の取材の集大成、という位置づけで考えれば納得はできる。かなり前からこの問題に関わってきたという実績が本書には現れている。人間が普通に生きていくことすらを脅かす理不尽なことに対しての憤りを根底に感じた。

最近、特に大規模な製造業の企業が「エコ」という言葉を使っているが、そういう企業は、自然環境のみならず、人間の生活環境も壊しながら発展してきた、という事実は否めない。特に最近では「Co2削減」という言葉が免罪符となっているような感すらある。「Co2削減」のためにさらなる消費を促すような動きもある。それこそ「ああダンプ街道」で取り上げられたような問題が、環境問題の本流と考えていた身としては、違和感を感じる。

山が消えた―残土・産廃戦争 (岩波新書 新赤版 (789))

山が消えた―残土・産廃戦争 (岩波新書 新赤版 (789))