関西散歩 2日目

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今日はまず篠山に行った。神戸から神戸電鉄で三田まで出て三田からJR福知山線に乗る。篠山口止まりの列車に乗ったが、篠山口で降りる人がけっこう多い。篠山で「丹波篠山味まつり」なるイベントを行っていて、それに訪れる人が多かったのだ。私としてはできればイベントがない平時の街を訪れたいというのが本音だが、かぶってしまったものは仕方がない。篠山口から乗るバスも大混雑して、乗り切れないくらいだったが、発車時間間際に臨時バスを出すという判断をしたようで、臨時バスに移った客もいて、普通の混雑具合に収まった。もう少し早く臨時バスの判断をしてもよかったと思うが、通常便で間に合うのであれば臨時は出したくないというのが本音か。

篠山は人があふれていた。篠山牛の丸焼きを売るというが、11時からということで、それまでいないので食べなかった。どうせ並ばなければいけないのだろう。ただ、丸焼きしているところを見ることはした。切って売っているのを食べるより、丸焼きしているところを見たほうが希少価値は高いと思う。篠山は古い作りの街で自動車が通るのもたいへんだし、会場のキャパ自体はあまり広くなかったので、これから昼に向かって客がもっと増えたらあふれてしまうのではないかと心配をした。そうなる前に帰ることにする。ただ、何も食べないで帰るのも寂しいので、ゆでた丹波黒枝豆を買って食べた。紙コップに入っているのが150円で、一人で買っても手頃である。そこらへんの枝豆より甘みがあって柔らかい感じがした。ちなみに生の枝豆はいたるところで売っているが、ゆでたのを売っているのは一カ所でしか見なかった。篠山の街も古さはあるが平時でもそれなりに賑わいがあるのだろう、というような佇まいであった。

篠山から篠山口までバスに乗る。この時間帯になると街中は自動車が入れないようになって、バスも迂回運転をしていた。篠山に向かう道はだいぶ混んでいて、バスも定刻運転が難しそうな気配。早めに来てよかった。

宝塚まで出たので、宝塚大劇場の前を通ってみる。今日のチケットは売っていないよ、というような張り紙があったので、客がたくさんいるということなのだろう。

その後は、兵庫県から大阪府に入ってぶらぶらとする。

今日は堺に泊まる。昨日神戸に泊まって、今日堺で、静岡市以外の全ての政令指定都市に宿泊したことになる。静岡市は東京から近いのでわざわざ泊まらないんだよなぁ。ただ、来年にはもっと泊まらないだろう相模原市が政令指定都市になるわけだが。