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http://www.asahi.com/politics/update/0124/SEB201001240006.html
名護市長選挙で、米軍施設の市内への移転に反対していた稲嶺進氏、現職で移転を容認していた島袋吉和氏を破って当選した。
先々週名護に行っていたのだが、稲嶺氏の集会を案内する看板がいたるところにあって、島袋氏の文字はあまり見かけなかった。その一方で、集団で不在者投票をする動きがあるという報道もあったりした。現職としても、仲井真沖縄県知事が県外移転に期待する姿勢に転じたわけで、辛いところだったであろう。
個人的には国家的な戦略の問題に地方の首長選を利用するのはどうかと思うのだが、私はアメリカに認めさせることがができるのであれば辺野古移転はすべきではないと考えている。この件についていえば、小沢幹事長の「きれいな海、埋め立てるな」という発言はわかりやすい。まあ、それで伊江島、下地島?とは思うが。ただ、この問題は、今までアメリカ依存一辺倒だった日本の防衛方針を転換するかしないか、というところから考えなければいけないと思う。本来は民主党政権になって、自民党が今までやってきた国家戦略なり、沖縄振興策なりを批判的に分析すべきだと思うのだが、そういうことをやらないのは、民主党政権に元自民党の人たちが数多くいるからであろうか。