奄美大島の旅 1日目

今日から奄美大島に行く。マイレージが貯まって来年1月までに行使しなければならないということになって、どうせだったら遠くに行きたいのだが、マイレージでそういう人気便をとるのは難しい。しかし、今回は奄美大島往復を予約することができた。ちなみに予約をとったのは、例の大雨による災害が発生する前の話である。

まず羽田空港に行く。少し遅くにずれてはいるが、通勤時間帯なのでバスを使っていきたいところだが、今回は事情があって品川から京急に乗っていく。懸念の山手線は池袋では混んでいたが、新宿を出て空いた。思いの外混んでいたのは京急。蒲田で大量乗車があった。大鳥居で降りる人が多かった。空港輸送と通勤輸送を兼ねているとこうなる。やはり、空港輸送に特化したモノレールかバスに乗ったほうがいいと思った次第。

奄美大島行きの飛行機は空席ありということだったが、ほぼ満席だった。イヤホンが配布制になっていたのは、諸々の影響か。

奄美空港に到着。まず、奄美大島バスフリーパスを買う。空港の案内所で売っている。奄美大島のほぼ全域を走っている道の島交通のバスが乗り放題。3日間滞在するので、3日用3000円。ちなみに2日用は2500円。空港から名瀬まで普通の運賃は1100円なので、空港単純往復だと元はとれないが、他に少し乗れば元が取れることになる。

奄美大島を訪れた人が初めに行くことが多いという、あやまる岬に行ってみる。ちょうどバスの時刻があった。名瀬行きのバスには十数人が乗っていたが、名瀬から来たあやまる岬を経由する笠利北部に行くバスに空港から乗ったのは私だけだった。既に地元の人が2人乗っていた。バスは岬の近くまで乗り入れるので便利である。観光客はちょうど入れ替わりで出て行って、私だけだった。近くの観光公園は、母子が一組いただけでがらーんとしていた。

あやまる岬から名瀬までバスに乗る。あまり乗客はいなかった。

今日、明日と名瀬市内に泊まる。今は奄美市名瀬か。今日の夜は名瀬市街の居酒屋に入った。飲み物はビールと、島の曙という焼酎。食べ物は、アバスの唐揚げ、シイラの煮付け、刺身盛り合わせ、油ソーメン。アバスとはハリセンボンのこと。初めて食べた。

名瀬は鹿児島県では二番目に人口密度が高く、地価も二番目に高いということ。ただ、鉄道の駅もなく、大きなバスターミナルがあるわけでもないので、どうも街の核となるものがわからない。