東山道中膝栗毛 2日目

昨日は安曇川に泊まった。中江藤樹の生まれた町だそうである。

安曇川から近江今津まで行く。列車は空いていると思ったのだが、けっこう長い編成でかなり混んでいた。しかも近江今津で降りていく人が多い。スノーボードを持っている人がけっこういたが、その人たちがバス乗り場でこぞって並んでいく。私もここからバスに乗ることになっていて、まさか同じバスに乗るのではと思っていたが、彼らはスキー場に行くバス、私は小浜に行くバス、ということで目的地が違ってよかった。小浜行きがスキー場を経由するということを危惧していたのだが、そういうことはなかった。それにしてもあちらのバスは一台で乗り切れたのか謎である。

小浜行きのバスに乗って熊川宿まで行く。最近ちょっと有名になっていて気になっていた。古い街並みが並んでいる。持ち時間40分だったが、資料館まで行ったのでちょっと駆け足になった。知らなかったが熊川葛というのがあるらしい。このあたりは宇陀松山と同じだなと思った。時間はまだ早めであったが、数組程度の観光客がいた。

近江今津に戻って、近江塩津、米原、岐阜と進み、下呂まで行く。今日は下呂温泉に泊まる。下呂温泉といっても関東の人間としてはあまりなじみがなくて名前がアレというくらいの認識であったが、特急列車では大半の人が降りた。かなり大規模な温泉街で、かなり賑わっている。温泉街にありがちなもうつぶれた大きいホテルも目立ってない。足湯も何ヶ所かあるのだが、どこにも人がいて、けっこう混んでいた。既に宿の泉にも入ったが、無色ながらかなり体が温まる泉質であった。

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