2015年11月一覧

海峡線

この前、海峡線を通ってきたが、在来線としての海峡線を通るのはこれで最後になるだろう。

最初に海峡線を通ったのは、高校生のときだったか。当時札幌近郊に住んでいた私は一人旅で、快速ミッドナイトに乗って函館まで行き、そこから吉岡海底駅まで行った。このとき乗ったのは、快速[海峡]である。その後、高校の修学旅行で北海道に帰るときに団体列車に乗って海峡線に全線乗った。

一般の旅客列車で海峡線に全線乗ったのは、山梨の大学に通うになってから、北海道の親元に帰るときに、普通列車を乗り継いで帰ったときになるか。青春18きっぷを使って、ムーンライト(後にムーンライトえちご)で村上まで行き、そこからひたすら日本海側を普通列車を乗り継ぎ、海峡線を通って函館に行き、そこからミッドナイトに乗るという行程である。夜行列車二連泊というのは若さゆえ、な行程である。そういうわけで海峡線といえば快速[海峡]というイメージが強かったのだが、その[海峡]は2002年に廃止されている。特急[白鳥][スーパー白鳥]でも、蟹田~木古内は青春18きっぷで利用できるが、[海峡]廃止以降、この区間を青春18きっぷで利用したことはない。先日も含め[白鳥]シリーズには数回乗っていて、急行[はまなす]も1、2回は乗っている。

新幹線ができたらまた違った風景になるんだろうけど、もう昔には戻れないという寂寥感も感じるね。


北海道東北の旅 4日目

昨日から今日にかけて、野辺地町の馬門温泉にあるまかど観光ホテルに泊まった。野辺地駅からバスになるが、ホテルの玄関にバスが着いて、ホテルの施設もわりときれいである。一人旅のプランもある。温泉は内湯と露天風呂が一つづつで男女入れ替わりなどはないが、夕方と朝の二回入った。

今日は馬門温泉からバスで七戸十和田駅まで行き、盛岡まで行く。立席特急券で乗ったが、えきねっとの座席表示で人が来なさそうな座席をみつけてそこに座っていき事なきを得た。

盛岡では図書館に寄ったり、じゃじゃ麺を食べたり、盛岡城趾に行ったり、バスセンターに行ったりした。盛岡もなかなか活気がある都市である。

あとは新幹線で帰るだけである。


北海道東北の旅 3日目

今日の午前は函館で過ごす。まず朝市で宗八カレイの焼き魚定食を。海鮮丼的なものが主流だが、焼き魚を食べたかったので。この時期といえば宗八カレイだろう。

その後は市電に乗って、五稜郭へと行く。五稜郭に行くのは高校生のとき以来だから、20年以上ぶりということになる。タワーは新しくなっていて、五稜郭が一望できる。さすがに観光客が多いが、休日となるともっと多いのであろう。その後は近くのラッキーピエロに行く。おいしいのだが、店員が忙しそうだった。

函館は活気があった。来年の3月に新幹線ができると函館は更に観光客が増えるのだろう。

函館から特急で青森に行く。どうせ自由席は空いているだろう、と自由席にしたら、案の定空いていた。この時間帯は1時間に1本特急が走っている、ということもあるだろうが。さすがに在来線で青函トンネルをくぐるのは最後になりそうである。

今日は青森県の某温泉に泊。正解は明日。


北海道東北の旅 2日目

今日はこの旅の最大の目的地、鵡川に行く。

鵡川といえばししゃも、そして今がまさに旬。いつ行くか、今でしょ。ということなのだが、とりあえず評判の寿司屋を見つけて、その開店時間にあわせて行ってみたら既に行列。様子を見ていると店内は既に満席で順番を待っているっぽい人が20人ほど。並んだとしてもいつ順番が来るかわからない。今日は町役場のほうであれとぴあ2015というししゃも祭りをやっているとのことなので、そちらの会場に行ってみることにした。実はこの祭りにあわせて鵡川を訪れたかったのだがその祭りの日程がなかなか出てこなくて、気にせずにスケジューリングすることにしたら、ちょうど祭りの日程と訪問の日程があった。その会場に行ってみたらすごい行列である。何の行列かと思ったら、ししゃも寿司の行列らしい。とりあえず最優先で食べたいのは焼いたししゃもなのでそれはパスし、焼いたししゃもが売っているところに行った。ちょうど私が行ったときはさほど待たずに食べることができた。ししゃも好きではあるが、普段食べるのはカラフトシシャモであり、本物のししゃもを食べたのは初めてである。おいしかった。

とりあえず目的を果たして道の駅に行ってみたら、パックのししゃも寿司を売っていた。1500円とお高めであるが(別のところだと同量で1000円らしい)、鵡川でしか食べられないものだし買ってしまうことにする。これは珍しいということで値段からしても一回食べればいいかな。白身の淡泊で上品なお味である。その後、ししゃも汁も食べて、ししゃもを満喫した。それにしても人がいっぱいであった。最初は11時頃来るつもりだったのだが、早めに来ておいてよかった。

鵡川からは富川まで足を伸ばしてみる。現時点では日高本線の鵡川以東は代行バスによる運行になっている。代行バスであるが、10人に満たないくらいの客数であった。バス車内で運賃授受をできないようで、鵡川から乗って運賃は駅の運賃受けに入れてくれと言われた。ある意味信用乗車みたいなことになっている。一応、行きも帰りも運賃を入れておいたが、なんかもうちょっとちゃんとしたほうがいいのではと思った。

苫小牧からは一路函館を目指す。日高本線の列車が着く直前に函館行きの特急が出ていくようなダイヤで、次の特急は2時間後なので、まず東室蘭まで普通列車で行った。東室蘭に着いて時間があったので、駅前のラーメン店で室蘭名物カレーラーメンを食べる。カレーとラーメンで安易なとも思ったのだが、食べてみたらおいしかった。

東室蘭から函館までは特急に乗る。指定席をとっておいたが、やはり満席くらいは乗っていた。今日は函館で泊。