民進党結成

昨日、民主党と維新の党が主体となってできた新党、民進党が結成された。

個人的には民主党が政権を取って、降りた時点で一つの役割を終えたと言えるので党の看板を変えること自体は別にいいのではないかと思う。ただ海江田時代の無駄無駄感は否めないが…。もう少し早くやってもよかったと思うが、自勢力だけで決められる話でもないので、このタイミングだったということだろう。

現維新の党にしても、国会議員26人、そのうち4人以外はみんなの党や日本維新の会の名前での比例当選で、選挙に耐えられるような組織ではないのは明白で、ここで合併話をまとめられたのはよかったのではないか。

政党名であるが、今の日本で納得感がいくような新しい政党名は存在しないのではないか、と思う。そこで奇をてらったような名前の政党がでてくるわけだが、それよりはつまらないような政党名のほうがいい。候補に挙がった立憲民主党であるが、立憲がつく組織として、立憲養正會が今でも続いて存在しているので、個人的には民進党のほうがよかったのではないかと思う。

結局は非自民の受け皿が必要なことは確かで、それがバラバラであるよりは固まったほうがいいだろう。近いうちに政権交代、ということはないだろうが、永遠に続く政権なんてないわけで、そのときの備えはいつ始めても早すぎるということはないだろう。