GSV009.足尾(栃木県日光市)

かつては栃木県下二番目の人口を誇っていた足尾町であるが、足尾銅山の閉山とともに人口が減少。現在は日光市の一部となっている。2017年に間藤駅から古河橋付近まで歩いたことがある。日光、通洞・足尾方面から通洞~赤倉に至る日光市営バスも運行されている。
ストリートビューではわたらせ渓谷鐵道終点の間藤駅から赤倉方面に向かっていく。間藤駅にはトロッコ列車が停まっていて人の姿もちらほらと見える。間藤のあたりはかつては足尾の中でもいちばん繁華な場所であったというが、今はひっそりとしている。下間藤バス停を過ぎたあたりで廃踏切を横切る。本山方面には線路、鉄橋が見える。足尾銅山学校跡の付近で日光市営バスとすれ違う。乗客は五人ほどいた。それなりに本数は維持されているので、まったく乗客がいないということもないのであろう。赤倉バス停、古河橋のあたりの景色は今でも覚えている。更に銅親水公園のほうに進んでみる。先にも人家が点在としているが、ある程度行くと人家がなくなる。それでも往時には今では野となっている高原木にも銅山住宅が建ち並んでいたという。そして銅親水公園に到着。冬季以外はここまで日光市営バスが乗り入れる。その先も道路は続いているが、一般車両は通行止めとなっている。