GSV057.国鉄長野原線太子支線跡(群馬県中之条町)

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国鉄長野原線太子支線は1945年に日本鋼管群馬鉄山専用線として貨物営業のみで開業。やがて国鉄に組み込まれ、1961年には旅客営業を開始。1966年に貨物営業が廃止され、1970年には営業休止となる。長野原線本線は長野原駅が終着駅だったが、1971年3月に長野原から大前まで開業、それと同時に吾妻線に名称変更。書類上は太子支線も吾妻線となるが、5月に太子支線が廃止。結局、旅客営業を行っていたのは9年間、貨物営業を含んでも25年間のみの営業期間だった。太子は当時は六合村であったが、現在は中之条町となっている。
ストリートビューでは、日影にあるトンネルから太子駅跡に向かっていく。トンネルの中も車が通れるようにはなっているようだが、ストリートビューのデータはない。廃線から50年以上経っており、その面影というのはほとんどない。知識がないとここにかつて鉄道が通っていたということはわからないだろう。旧太子駅は観光施設として整備されており、入場料200円かかるが、人の姿もちらほらあり、それなりの観光資源となっているようだ。