春の北海道からの北東北 3日目

今日はまず小樽に行く。札幌から快速エアポートに乗るが、この旅イチで混んでいた。札幌駅で早めに並んでいたので座れたが、立つ人もけっこういた。小樽築港で一回降りて、そこから乗った快速エアポートは若干空席があった、と思ったら、小樽駅で不便な最後車両だからわりと空いていたようである。そういえば札幌から乗ったのは先頭車両だった。
小樽は人が多かった。まず小樽市総合博物館に行くために手宮線跡を歩いていく。小樽市総合博物館は旧手宮駅で、北海道の鉄道の歴史の展示もあるが、やはり屋外にある鉄道車両や施設の展示、アイアンホース号という上記機関車が走行するのが見られたりする。その後は小樽運河方面に行く。小樽市総合博物館にいた頃には晴れていたのだが、このあたりで雨が降ってきた。ここからずっと天気が悪くなる。どこかで昼飯を食べようかと思うも、観光客相手っぽい店はどこも混んでいる。商店街に入った店で、小樽海鮮あんかけ焼きそばという小樽市民のソウルフードというものを食べた。あんかけ焼きそばは小樽で売り出しているようだ。
今日は小樽に泊まろうと思ったのだが、ホテルがやたらと高い。二万円台当たり前である。まあ、あれだけ人が集まるなら高騰するか。流石にそれだけは出せないので、余市まで移動することにする。余市のホテルは安くはないが流石に万は超えない。報じられている通り、小樽から長万部までの函館本線は北海道新幹線札幌延伸に伴い廃止されることになっている。2両編成でほぼ座席が埋まるくらいの乗客がいた。小樽から余市までは午後は1時間に1本くらい走っている。個人的には小樽から余市までは鉄道を残してもいいのではないかと思ってはいる。余市で降りる人はなからいた。乗った人はあまりいなさそうだった。