東根温泉案内

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https://iiif.nichibun.ac.jp/YSD/detail/006125785.html
図の作者も発行者も作製年も不明であるが、東根温泉は1910年の開湯で、それより二十数年後にこの図が作られたとある。おそらく東根温泉の組合が発行したものだろう。図には旅館が多数描かれているが、今でもその名前のままで残っているのが青松館である。温泉湧出の翌年である1911年に創業したとある。また、嵐湯、櫻湯、本郷館は名前を変えて残っているようである。さすがに旅館の数は当時よりも減っている。また山下食堂は現在でも営業中である。100年以上続いている食堂ということになる。
「日本一ノ大欅」は今では東根の大ケヤキと呼ばれているようだが、東根のシンボル的存在になっている。神社仏閣、公園などは今でも残っているが、スキー場、スケート場は廃業した模様。