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九州の旅 3日目

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今日はまず大分から臼杵に行った。去年の秋に臼杵石仏まで行ったのだが、街までは行かなかったのだ。今回、臼杵では3時間の時間をとっており、昼ご飯を食べるとはいえ、正直かなり余るのではないかとも思ったが、そうでもなかった。個人的に醤油の販売に興味があるのでそれの取材や、古い町並みを歩いて、わりと時間を費やした。細い路地が迷路みたいだった。中心街は、商店などが建ち並んでいて賑わいがあった。街に趣があって、その街が日常として活きている。道が狭い分、自動車を走らすのはたいへんだと思う。基本、自動車は昔の日本の街とはマッチしない。

食としては、みそソフトクリームと、ふぐのかわそばを頂いた。観光客的なものをさ。どのお店もなかなか親切にしてくださった。

臼杵からはバスを乗り継いで熊本方面に行く。大分と熊本を結ぶバスに乗るが、それほど混んでいなかった。道路も思ったほどは混んでいなかった。それでも5分程度は遅れる。大分市内の時点でそれくらい遅れていたのだが。

今日は熊本県の某温泉で泊。

ちなみに、今日からSUNQパス北部九州版を使っている。自ずとバスに乗ることになる。


九州の旅 2日目

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本来であれば今日は九重夢大吊橋まで行こうかと思ったのだが、そこに行くのに旅程的に単純往復になることや、体調的な問題や、そこまでしてわざわざ吊り橋に行くこともないかと思ったこともあって、取りやめた。

そういうわけで、まず中津から宇佐まで特急に乗ってバスに乗って豊後高田まで行く。豊後高田には急遽行くことにした。6年前に1度行ったことがある。豊後高田は昭和の町並みを整備していて訪れる人が多い場所である。午前中ということもあってか町を歩いている人はそれほど多くなかったが、立派な商店群が連なっていて、町の好調ぶりがわかる。昭和ロマン蔵は以前に来たときよりも整備されていて、ここには人が多く集まっていた。紙芝居などもしていた。

豊後高田からバスに乗って宇佐神宮に行く。バスの時間の都合上駆け足になってしまったが、一通りお参りした。大規模で荘厳、いいお社だった。参拝客もけっこういた。その後、宇佐駅にバスで戻る。列車の時間まで間があったので、駅前の店でやきそばを食べる。荷物をずっと持ち歩いたのだが、この行程であれば宇佐駅に荷物を預けたほうがよかった。どちらにせよ、宇佐駅に戻らざるを得ないのだし。

宇佐から特急で一駅、杵築で降りる。バスで杵築の街の中に行く。杵築は私の好きな街で、過去に二回行っている。前回は2007年12月に来ていた。本来は行く予定ではなかったのだが、急遽行くことにした。坂を基調にした町並みが美しい。ここもそれなりに観光客がいた。

杵築はいい街なんだが、杵築駅でのバスの接続がなんとも。私はその後大分方面に向かうのでまだよかったのだが、バス、特急ともに約1時間に1本の運転本数で、博多方面の特急列車が56分待ち、って嫌がらせだろうが。もう少し調整してほしいところである。

今日は大分に泊まる。せっかくなので、とり天と蒸し寿司のセットを食べた。

当初の予定とは違ったが、外れなしとわかっている場所三カ所を抑えて、行ってよかったと思っている。


九州の旅 1日目

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今日は朝も早よから九州新幹線に乗る。博多から新八代までが3月12日に開通している。そういうわけで、新八代まで行く。博多から新八代まで行く[さくら]に乗ろうと思ったのだが、早めに博多駅に着けたので熊本まで[つばめ]、熊本から新八代まで[さくら]に乗ることにする。ちなみに、今日、明日と、コロプラの乗り放題切符を使う。この切符は、熊本、大分以北のJR九州が乗り放題である。新幹線にも乗れるが、熊本~新八代は範囲外なので普通に切符を買った。

新八代から在来線で熊本まで戻る。熊本市では熊本市電に乗ったが、なんかのイベントがあるということで無料だった。明日も無料らしい。無料だからか混んでいて、最後に乗った熊本駅前方面に行く電車は特に混んでいたが、その後をすぐに来た臨時の電車はそれほど混んでいなかった。

熊本からは新幹線に乗って筑後船小屋まで出る。筑後船小屋駅は周囲が整備されていて、まわりも広域公園が整備されている。ザ・公共事業という気がしないでもない。筑後船小屋駅からバスに乗って船小屋温泉まで行く。まずはすずめ湯という温泉施設に行く。船小屋温泉は公共浴場がなかったのだが、実験施設として仮設に作ったとのこと。350円。人気があって順番待ちをするくらいという事前情報もあったのだが、すんなり入ることができた。先客は1人だけだった。炭酸泉というが、金っ気の強さが目立って、炭酸具合はよくわからなかった。その後、船小屋鉱泉場に行く。炭酸水の水くみ場だ。無料ということになっている。試飲してみる。炭酸泉をぬるくしたような感じの水だ。おいしいという感じではない。その後、橋を渡って筑後市からみやま市に行く。ここには長田鉱泉場という、やはり炭酸泉の水くみ場がある。ここは有料であるが、試飲程度なら無料でできる。船小屋鉱泉場の水よりは違和感はないが、ごくごく飲めるという感じではない。毎日飲むと体によさそうな感じはした。この近くの自動販売機に「コガ・コーラ」なるものが売っていた。古賀コーラということのようだ。飲んでみたかったのだが、売り切れだった。

九州新幹線には4本の列車に乗る。鹿児島中央まで行く[さくら]はそこそこ混んでいたが、[つばめ]はかなり空いていた。本数が多すぎるのかもしれない。もっとも、指定席は混んでいるのかもしれない。そうなると、自由席:指定席が1:1になっている現状の割合を見直すことになるのか。

今日は中津に泊まる。博多から特急に乗る。福岡県内ではだいぶ混んだ。行橋から乗客が漸減していく感じだ。中津といえばからあげかな、ということで肉屋でからあげを買ってホテルで食べた。


九州の旅 0日目

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今日から九州の旅に出る。今年は1月の三連休は泊まりがけの旅に出ず、2月は近畿、中国に行ったが、3月も地震の影響で旅を取りやめた。なんだか久しぶりな感がする。今日は単なる移動日なので0日目ということにしておく。

仕事を終えて、羽田空港に向かう。今回は東京モノレールで行くことにした。空港快速に乗ると浜松町の次は羽田空港国際線ターミナル。京急と違って通勤需要と空港需要が分離されるのはいい。ただ、かなり混んでいた。ゴールデンウィーク入りの前日ということもあるのだろう。

羽田空港は、もう夜で飛行機の発着自体が少ないからか、それほど混雑した感じではなかった。私が乗る福岡空港行きの便は満席。他の便もだいたい満席だった。遅れてきた人がいたとかで若干遅れた。鉄道なら遅れてきた人は基本的には待たないが、飛行機だと多少は配慮する。まあ、東京での仕事が終わってその日のうちに九州に着けるのだから、文句は言えないか。

今日は福岡市内で泊。


東日本大震災に伴う電力不足対策としてのサマータイム

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東日本大震災の影響で夏場で電力が不足することは必至である。そのためサマータイムを導入すべきという意見が出ている。

ただ、サマータイムを導入すると言う意見を出している人も、サマータイムについて正確に理解しているか甚だ疑問である。政治家もそうだが、マスメディアもそんな感じだ。たとえば、毎日新聞ではサマータイム制は論外という坂村健東京大学教授の意見を載せている。坂村教授はサマータイムについて理解している。しかし、社説ではサマータイムの導入に賛成するような意見を載せている。この社説はサマータイムの電力不足対策に対する効果はぼかしながら「なんとなく変えてみたらよさそう」という印象論で終わっている感がある。1時間では意味がないから2時間ずらせとも言っている。

欧米等で導入されているサマータイムだと、Wikipediaの夏時間の項に書いてあるとおり、サマータイムの切り替え時に「1時59分59秒の次が3時00分00秒」「1時59分59秒の次が1時00分00秒」というようなことが起きる。このことがコンピュータシステムに悪影響を及ぼす可能性がある。仮に悪影響がないとしても本当に悪影響がないかという検証を行う必要がある。これが坂村教授の言う「なにより時計をいじるというのは意図的に「コンピューター2000年問題」を引き起こすようなもの。」にあたる。はっきり言って、今年の夏に間に合うわけがない。もちろん、震災に限らずサマータイムを導入しようとなると、この部分が大幅なコストになることは確実である。

企業が独自に導入しようとしている「サマータイム」は北海道で試験的に導入された「北海道サマータイム」のようなものである。これであれば、コンピュータシステムには影響を与えない。ただ、サマータイム導入賛成論者が、欧米等で導入されているサマータイムと、北海道サマータイムの違いを意識できているのかというところに疑問がある。

ちなみに、時間を2時間ずらすというのは、ダブルサマータイムと言ってイギリスでは導入が検討されているが、まだ導入には至っていないとのこと。


統一地方選挙の雑感

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統一地方選挙が終わりました。

民主党が負けという見方をされていて、確かに負けは負けなんだけど、よく言われる「菅内閣への政権批判云々」という理由づけはあくまでも一面的な見方、という感じはしている。4年前は民主党は野党だったわけだけど、2005年に衆院選で大敗して当分解散はないという状態で、地方選を利用して党勢の浮揚を図っていた。そのときは安倍首相の時代で、民主党としてはどちらかというと追い風。統一地方選の3ヶ月後に行われた参院選では勝利している。風を利用して選挙には勝ってきたもののの、民主党が与党になって政権につくと風は向かい風。そういう中で地力のある候補者は勝てるものの、そうでない候補者は負けてしまい、結果的に敗北感が漂っている、という感じがする。あと選挙戦略も雑な感じがした。石原都知事の言う「もともと未熟な人の集まり」は言い過ぎだが、未熟な感じはまだ残っている。

自民党も細かく見ると退潮傾向にあるように感じるが、それでも元々が大きいので今のところは大きなほころびにはなっていない。ただ局地的には地域政党の台頭を許している状況。

民主党よりも共産党、社民党の退潮が目立つ。原発事故があって伸長するということもなかった。

よく比較される大阪維新の会と減税日本であるが、地域政党でくくられるこの二つの政党は戦略が全く異なる。大阪維新の会はあくまでの大阪に特化した地域政党であるが、減税日本は名古屋発で全国展開を目指している地域政党である。地域発政党と言うべきか。ただ、結果的に全国展開はうまくいっておらず、名古屋では議席を伸ばしているものの、その他ではさっぱりというのが現状である。減税日本はまず名古屋で地固めすべきなのに、とも思うが、おそらく河村氏の野心が全国展開に駆り立てるのだろう。ただ、衆議院補選も惨敗し、その戦略に見直しが迫られているように思う。


Evernoteを使っているけど

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数ヶ月前くらいからEvernoteを使っている。最近知名度も上がって、Evernoteに関する本も売られるようになっているが、セキュリティに関する問題が顕在化した。

http://togetter.com/li/125281

http://blog.evernote.com/jp/2011/04/19/2742

サービスの特性上、セキュリティに関しては万全である必要があるとは思うが、Togetterでまとめられているやりとりによるとどうやらそうでもない?という疑念を持たざるをえないような対応も見受けられる。Evernote自体、個人的にはサービスの品質はそれほど高くないな、と思っていたりもしているのだが、この手のサービスの中では利用者も多いし、私の使いたい環境で使えることもあって、旅程などのメモを参照するという目的に絞って使っている。機密情報を入れるようなことはしていない。ただ、Evernoteをパスワード管理や、個人情報のストックに使ったり、使うことを勧めていたりしている人もいるようだ。私はクラウドとかはあまり詳しくないのだが、以前見た記事だと、セキュリティに関しての不安に対して、クラウドに何でもかんでも入れるのではなく機密情報は除外する、というような運用が考えられるということが書いてあった(外国のサーバーに情報があると日本の法律が通用しないということもあるようだ。)もっとも、個人で使う場合と企業で使う場合は事情が異なるだろうが、それこそ「想定外」のことが起きて被害を被る可能性をわざわざ高くする必要はないように思う。

さすがにザルということはないと思うけど(そうなったらサービスは終わりである)、漏れたら致命的、というような情報は入れないほうがいいのではないか、くらいの距離感を保ちたい。


ブログ更新について

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突然ですが、ブログの更新について、一週間に4日は更新すると言っていましたが、現状や今後のことも考え、一週間に1日はそれなりの記事を書いて更新する、にしました。それなりの記事というのは、社会や政治に対するオピニオンをつづったものになります。他に何か記録しておきたいことがあれば随時、旅に出たら原則毎日更新、という感じになります。

Twitterをやっているからブログが疎かになってしまった、というわけでもありません。Twitterもそれほどはまっているわけではないです。


東日本大震災発生から1ヶ月経っての所感

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今日で東日本大震災発生から1ヶ月が経った。私の身の回りで感じることをつづる。

東京電力について

計画停電について前日の夜中に明日の朝から行いますと発表したり、何の説明もせずに検針できなかったので今月は先月と同じ料金をとります、と言ってきたり、東京電力という会社は顧客のことを考えていない体質を持つ会社なんだなとは思った。基本的には会社を解体すべきと思うけど、東京電力に入社すればもう一生安心だ、と思って就職した人もいるんだろうなぁ、と。まさに絶対安定なんていう言葉はないのだな。

原発対応も後手後手に回っているとは思うが、こちらは素人なので細かいことはあまり言えない。

JR東日本について

地震当日に駅のシャッター閉めたということで社長が謝罪したが、その他にも運転再開が遅れたり、計画停電期間中も他の鉄道が平常に近い形で運行している中、相模線等が運休状態になっていたりしていた。地震以前にもJR東日本は何かトラブルがあるとその回復までに時間がかかったりしていたわけで、規模が大きいから回復に時間がかかるというような弁明をしているが、単にその規模に対するためのリソースが足りていないのだと思う。要するに、余裕を持って人員を確保しておく方向を打ち出すべきではないか。

マスメディアについて

方々で指摘されているが、ウェブで追いかけた限りだと読売新聞の記事がわりとひどかった。読売新聞は今回の震災に関して言うと、プロ野球の開幕問題や「原発の父」正力松太郎氏が元社主とか、そういう事情があるのかと勘ぐってしまう。もともと社説なんかを読んでも公平性よりは自社の主張を通すことに重きを置いている感じはあるのだが、それが今回はより表に出てしまったのかな、と。確かに既存メディアには限界が見えておりその既存メディア側に対抗しようとする勢力もでてきたが、その勢力もある種の意図を隠しきれずに活動している人たちもいて、なかなか難しいものだなとは思った。ただ、政治や企業はメディアの批判を受けるが、既存メディアを批判する勢力が皆無(あってもかなり力が弱い)という現状なので、そういう流れは変えていく必要があるだろう。

原子力発電所について

私としては脱原発をすすめていくべきだと思う。今までのエネルギー戦略は原発ありきで、他の手段の検討自体がタブーのようになっていた。原発推進の人は代替案を出せ、というように言っているようだが、まずその代替案の検討自体が原発があるゆえに行われていなかったわけで、その代替案の検討を本気で行っていくべきだと思う。ただ、ただちに全ての原発を停止するというのは無理な話なので、漸進的に行っていくことになるのだろう。原発の新規建設は停止すべきではあろう。

あと、この「原発は安全だと言っていたのに騙された」と言うのはどうなのかと。海外の原発事故や日本でも原子力の事故が発生した例を見るに、安全というわけではないのは明白でしょう。こういう事故が発生する可能性はゼロではなかった。これからもゼロではない。その危険の可能性と電力がふんだんに使える利便性を、多くの国民の意思によって天秤にかけた結果が現状であるということを理解しないと、「国が悪い」「東電が悪い」と文句を言うばかりで実質何も変わらないということになってしまう。

買い占めなどについて

買い占め、と一言で言っても、実際に必要だからたくさん買っているのか、必要がないけど安心感を得たいがために買っているのか、傍目には判断がつきにくいが、日々の生活において「ある」ことが当たり前で「無い」ことが許せない感覚になっている人もけっこういるのだと思う。そういう感覚が「更に更に」で原発を作らざるを得ない状況に達する一つの要因になっていると思うのだが、こういうのはすぐに直せるようなものではない。事あるごとに意識づけていくしかないか。


統一地方選挙前半戦が終了

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統一地方選挙の前半戦が終了。首長選は結果が出て、議会議員選挙はまだ結果が出ていない。

注目の東京都知事選挙は下馬評どおり石原都知事が四選を決めた。見苦しいくらいにごたごたした出馬劇だったが、それほど強力な対抗馬もいなかったのが幸いだった。民主党が候補を立てられなかったのも大きいだろう。アンチ石原な人も、統一して対抗馬を出そうという感じではなく、とりあえず手を挙げた候補に乗る、という感じで、これでは勝てないと思う。

あと、三重県知事選挙は自民党、みんなの党が推した候補に当確が出た。これも国政がらみで云々言われそうな予感だが、実際のところがよくわからないので何とも言えない。ただ、他の議会議員選挙なんかを見ても、民主党の地方選戦略が破綻しかかっているなとは思う。

新しい地域政党の結果を含めた議会議員選挙の考察については後日。