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国民新党赤松和隆氏が選挙清算しないまま音信途絶

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http://www.asahi.com/national/update/0406/OSK201004050177.html

前の衆院選で国民新党公認で岡山2区から立候補して落選した赤松和隆氏が、選挙関連経費の清算をしないまま関係者との連絡を絶っているとのこと。要するに、借りた金を返さぬまま姿を消してしまったようだ。

国民新党といえば、2007年の参院選で群馬選挙区から立候補した福田晃治氏も選挙後に自己破産し、債権者の1人に訴えられるということがおきている。基本的に、候補者のことで党は関わりがない、という姿勢のようだが、いささか無責任のようにも思う。

そういえば、格闘家の前田日明氏が次期参院選に民主党から立候補を取りやめて国民新党からの立候補を検討しているという話が挙がってる。民主党からの立候補を取りやめた理由の一つに、党から選挙資金を出す、出さないで揉めた、ということらしいが、その点では国民新党のほうが危ないのではないだろうか。


JANJAN関連サイト継続

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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/02/news082.html

4月1日に「ザ・選挙」を含むJANJAN関連サイトが休刊になるということだったが、ボランティアが可能な範囲で運営を続けるという形で継続されるという。今まで会社の野球部だったのが、クラブチームに移行するようなものか。継続自体は歓迎したい。

また、「JANJANニュースは、同社の記者が政治の現場からニュース映像を撮影し、公開する「インターネットテレビ局」に衣替え。」とある。最近、Ustreamなどのリアルタイムでの動画共有サービスが台頭してきていることを意識しているのかもしれないが、その方向性は個人的にはどうなのだろうか、と思う。


民主党の次期参院選2人区複数候補擁立の方針

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http://www.asahi.com/politics/update/0331/TKY201003300529.html

民主党小沢幹事長は、次期参院選で2人区での複数候補擁立にこだわっていて、社民党現職がいる新潟、国民新党現職が立候補するとかしないとか態度を何度か変えている広島、社民党との共闘で無所属候補を擁立する福岡以外は、民主党公認候補を2人擁立する方針のようだ。その方針に地元が反発しているところもある。

基本的に、今まで2人区は、自民と民主が1議席づつ分け合い無風になる、というケースが多かった。今回小沢幹事長の意志が通ると、広島は流動的だが、無風の2人区はなくなる見込みだ。選挙好きな小沢氏のことだから、無風は許せないと思っているのかもしれない。また、自民党は1人擁立で、他に当選ラインに到達する候補はいないと見込んで、複数擁立しても最低でも1議席は確保できるという考えもあるだろう。共倒れになる可能性があるのは、共産党が比較的強い京都くらいか。ただ、知名度が高い候補が第三極政党や、無所属で立候補されると共倒れの可能性もあるかもしれない。ただ、今まで民主党は参院選では複数擁立で共倒れになったケースが1度もない。そういう妙な自信もあるのかもしれない。

また、現職と新人が1人づつ立候補した場合、実績のある現職が落選して、ぽっと出の新人が当選するということも危惧されている。最近の例で言えば、2007年の参院選東京選挙区での自民党の例か。これについても、小沢幹事長は、現職、新人関係なく、選挙で当選する人が偉い、というように思っているのだろう。

選挙をおもしろくするという意味では複数擁立はいいことなのだろうが、衆議院議員を辞めさせて参院選に立候補させるというのはやり過ぎな感がある。最近の例では民主党の長浜博行議員の例があるが、あの場合は実績はあるが選挙区調整で比例で宙ぶらりんになっていたのを千葉選挙区という定位置に据えたということで意味はあるが、今回のケースは唐突すぎる印象は否めない。ただ、この鞍替えについてはトータルで考えると比例名簿の名前に載っけだけの誰だか分からない人が国会議員になってしまうほうに問題があるとは思う。


鳩山邦夫議員離党騒動その後

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昨日、意気揚々と自民党を離党した鳩山邦夫議員だが、今日になって「単独行動で終わってしまうかもしれない」と弱音を漏らした。 って、えー。今日になって、行動を共にすると思っていた人から、無理の声が返ってきたのだろうか。なんかわかりやすいな。

また、平沼赳夫氏と連携をとるという報道もあるが、平沼サイドからは今のところこの件についての話は挙がっていないようだし、これまでの経緯から言うと、鳩山氏側の一方的なラブコールと思えてしまう。平沼グループとしてもここまで孤高を守ってきたのに、鳩山氏と連携では、支持している人が納得しないだろう。

同調者がでないのであれば、自民党としては浮き足立つほうがマイナスであり、むしろ厄介払いできた、くらいの気持ちでいたほうがいいだろう。いずれにせよ、不協和音は残るだろうが。


鳩山邦夫議員が自民党を離党

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http://www.asahi.com/politics/update/0315/TKY201003150280.html

自民党の鳩山邦夫元総務相が離党し、4月の連休前には新党を結成するという意向を表明。新党のメンバーに与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相を挙げたという。

口で新党結成をほのめかして全く行動しないよりはいいのではないかと思う。反執行部の態度をとっている与謝野、舛添の両氏が本当に自民党を離党して新党に合流するのであれば、有言実行で文句のつけようはない。これが、もし自民党に残るとなると何だあいつは、ということになる。違う見方をすれば、鳩山氏の離党行動は前述の両氏に対して決断を迫るものである。

自民党としては、もし鳩山氏単騎の行動に終わるのであれば、さほどダメージはないと思う。しかし、まとまって新党に合流するようなことがあれば、さすがにもう終わりかもしれない。折しも、去年まで友党だった公明党は次期参院選で他党の公認候補に推薦を出さないことを表明している。現時点での次期参院選での目標は民主党の単独過半数阻止と低いものだが、単独過半数は阻止しても自党が壊滅的になればどうしようもないだろう。

他の影響としては、鳩山邦夫新党が第三極色を打ち出すと、現時点で第三極としての期待を集めているみんなの党への影響があるかもしれない。第三極に期待する人の票が割れることになるかもしれない。いずれにせよ、新党を作る作ると言って一向に作らない平沼グループは置いてけぼりだろうが。


自民党執行部批判続々

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http://mainichi.jp/select/today/news/20100307k0000m010047000c.html

自民党で執行部批判が高まっているという記事。民主党の政権運営にはお粗末な点が多々あるが、それが自民党の支持率向上につながっていないということで苛立ちがあるようだ。

そもそも、自民党のビジョンがまるでみえてこない。一日も早い政権交代を目指すのか、しばらくは野党の座にいて党の体質改善を図るのか、そのへんがはっきりしない。今はただ民主党批判をしているだけにみえる。まるで昔の日本社会党みたいになっている。

基本的には自由民主党は役目を終えた政党ということで、解党してもいいと思う。自民党を支えてきた団体がこぞって民主党になびいている。その分、民主党が自民党化しているとも言えるのだが。日本社会党から党名変更した社会民主党を離党した人と他政党の議員が中心になって民主党を作って、その後政権を獲得したような流れが再び起きてもいいと思う。


「ザ・選挙~JANJAN全国政治家データベース」休刊

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JANJAN」と「ザ・選挙~JANJAN全国政治家データベース」が休刊するとのこと。JANJANは規模の縮小をしたりして、先行きが不透明な感があったが、ザ・選挙まで終わるとは思わなかった。もっとも、母体が同じなのだから当然の成り行きか。4月1日から閲覧すらできなくなるという。

国政選挙のデータについては、自分でもサイトを運営しているし、はっきり言って過去の国政選挙のデータについては、文献をそのまま写しただけというような感じで、精度は自サイトの情報が高かったのだが、地方選挙の情報については、他にはないもので、参照する機会も多かった。そういう情報を閲覧すらできなくするというのはもったいないように思う。しかし、引き取るにしてもおそらく特に工夫もないHTMLファイルしかデータがないだろうしねぇ…。とりあえず、zipで固めてどこかに置いておけばいいのではないか。だめか。

「政治資金データベース」という有料のコンテンツがあったんだけど、これにどれだけお金を払う人がいたのか気になるところ。有料コンテンツで稼ぐモデルを描いていたのだろうが、おそらくうまくいかなかったのだろう。

最近更新をさぼり気味ですが、私が管理している政治情報ライブラリのURLを以下に書いておきます。完全に趣味なので、今後どうなるか全くわかりませんが。とりあえず、過去の国政選挙の結果をHTML化しようかなぁ。今まで「ザ・選挙」があるからいいやと思ってやっていなかったんだけど。基本的に一度作ればメンテナンスも不要だし。1955年以降の衆院選であれば、やる気があればすぐにできる状態ではあるんだ。やる気があれば。

http://politics.free-active.com/


衆議院議員の比例定数削減シミュレーション

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最近は話題にならなくなったが、衆議院議員の比例定数を削減するというような話があった。具体的には現在の180を100に削減するという。国会議員の定数削減を安易に進めるべきではないとは思うが、名簿に名前を載せただけの人が国会議員になってしまうのもどうかと思う。ただ、比例区で議席を得ている政党からは反対の声が挙がっていた。それならば、大政党に有利と言われているドント方式ではなく、サン=ラグ方式にすればいいのではないかと思い、まとめてみた。前回の衆院選の得票数を使って試算。定数は北海道=5、東北=8、北関東=11、南関東=12、東京=8、北陸信越=6、東海=12、近畿=16、中国=6、四国=4、九州=12、と仮定した。

政党 定数180:ドント方式 定数100:ドント方式 定数100:サン=ラグ方式
民主 87 53 45
自民 55 30 27
公明 21 10 13
共産 9 4 7
社民 4 0 4
みんな 3 2 3
大地 1 1 1

定数100のサン=ラグ方式の場合、前回の衆院選と同じように、東海ブロックと近畿ブロックで1議席を獲得できるだけの得票数を得たものの当選対象者がいないという現象が発生する。このシミュレーションでは、東海は自民、近畿は共産がみんなの党が獲得すべき1議席を獲得した。ドント方式の場合は、東海、近畿ではみんなの党は議席獲得に至らなかった。

比例定数が削減すると、中規模政党である公明党はどの方式でもかなりの打撃になることがわかった。また、ドント方式だと社民党は壊滅的になる。共産党も苦しい。その分、大規模政党の民主党、自民党が有利になる。また、サン=ラグ方式は泡沫政党に有利な制度と言われているとはいえ、定数が少ないということもあって、ブロック内で30万票獲らないと当選者を出すには及ばず、国民新党、新党日本、幸福実現党、改革クラブ、新党本質は当選者0だった。

比例定数削減するとなると民主党が主導で行うのだろうが、民主党に有利になるように制度に改めるのでは全く説得力がないのは言うまでもないだろう。比例定数削減をするのであれば、ドント方式の見直しは必須ではないかと思う。


公明党とみんなの党が連携、選挙協力の可能性も

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http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P20100219000167&genre=A1&area=Z10

選挙協力となると、公明党と民社党が選挙協力したときみたいだな、と思った。

公明党は言うまでもなく組織票がしっかりしている。みんなの党は最近では政党支持率が民主、自民に並んで高いという調査もあがってきていて、次期参院選の台風の目になると言われている。ただ、私としては、みんなの党は過大評価されていると思っている。実績をあげる以前に期待値だけで支持を集めている感じだ。公明党もその人気の高さに連携を模索したのかもしれないが、みんなの党を支持している人が連携したからといって公明党を支持するとは思えず、公明党としては選挙協力をしてもあまりメリットはないように思う。

みんなの党としては、公明党程度の規模を持った勢力の結集を目指しているのかもしれない。今のところ、480番目に支持できる衆議院議員が所属している以上、支援する気にはなれない。政策的に共感する部分はあるとはいえ。


石破茂氏が田村耕太郎参議院議員民主党入党について語る

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http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-4c03.html

言っていることはそんなに目新しいことではなく、田村議員と自民党鳥取県連の関係がよくなかったことが、今回の離党~民主党入りの理由の一つではないか、ということである。さすがに石破氏は他の自民党議員みたいに敵意をむき出しにはしない。

2000年の衆院選では自民党現職の石破氏と無所属新人の田村氏が相見えており、このときは現職の貫禄で石破氏が3万票弱の差をつけて勝利している。ここからは私の憶測だが、この二人が再度、相見える可能性があるのではないかと思っている。そこまでいくと今回の民主党入りの不可解さが消える。もっとも、政界は一寸先が闇だから、どうなるかわからないが。