路眺一覧

GSV012.チバニアン(千葉県市原市)

Views: 8

チバニアンは正確に言うと「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の場所ということになる。地層は千葉セクションとも呼ばれるそうだ。チバニアンは厳密には地質時代の区分の一つで、場所の名前ではない。ただ、チバニアンの通りがよく通俗的に場所を示す名前に使われているとも言えるので、ここでは地名、場所名として”チバニアン”を使う。そのチバニアンであるが、小湊鐵道月崎駅からなんとか徒歩圏内と行きやすくはないものの、行くのに無理がある場所でもなく、行こうと思えば行ける場所なのだが、個人的には地質などにはあまり興味がなく、行ったことはない。
ストリートビューでは県道172号線の入口からチバニアンに向かっていく。県道にも「チバニアン」と矢印の看板が立っている。少し道を進むと分岐があり、「松山逆磁極期の地層」という看板も立っているが「チバニアン」の看板も立っている。少し進むと車両通行止になる。車は近くの駐車場に停め、ここからは歩くことになる。人家や墓地が道沿いにある。やがて下り坂になり、舗装されていた道が未舗装の道になる。やがて川沿いに出て、広くない河原を進むと、説明とともに地磁気逆転地層がある。生で見ていないのでなんとも言えないが、実際に見たとしても「ふーん」で終わってしまいそうだ。このあたりは滑りやすいようで、「すべっても+ころんでも=自己責任」と看板に書いてあった。


GSV011.三峯神社(埼玉県秩父市)

Views: 9

三峯神社といえば、かつてはそこに至るまでの道路の渋滞が激しく、特に白い氣守を頒布する日は激しい渋滞になり、バスも5、6時間遅延するような状態であった。白い氣守の頒布を休止してからはそれほどひどい渋滞にはなってはいないようだが、今もなお人気スポットだし、遠いしで、行ったことがない場所である。
ストリートビューでは国道140号線から県道278号線に入って三峯神社に向かっていく。まず、二瀬ダムの天端を通っていくのだが、この道が車1台しか通れないくらいの細さにあっている。交互通行で信号で制御しているようだ。まずここを通過するのに時間がかかりそうだ。そこから先も道が細く、トンネル内は車のすれ違いができないということで、工事現場に置いてるような信号で制御していたりもする。上のほうに上がっていくと、若干道路も良くなってくる。更に進んでいくと三峰ヘリポートが見える。渋滞がひどいときは、バスは三峯神社まで行かずここで折り返したという。駐車禁止の立て看板がこれでもかというほど立っているが、実際、駐車場が満車になって車が路上駐車をし渋滞に拍車をかける、という事態が起こったそうだ。ようやく見えてきた駐車場はそれなりの広さではあるが、ピーク時には入りきれないほどになってしまうのだろう。ストリートビューでは駐車場に入れず、神社にも立ち入れない。360°写真には神社境内の写真が多数登録されている。


GSV010.小串鉱山跡(群馬県嬬恋村)

Views: 25

私が通っていた小学校の図書室に「小串小学校」という判子が捺された本があった。その時は小串小学校はなかったのだが1971年までは存在していた。小串鉱山の閉山に伴い閉校となっている。小串鉱山へは県道112号大前須坂線が通じているが、現在は嬬恋村干俣から小串鉱山跡までは実質廃道となっている。道が通じているのは、長野県高山村から毛無峠を経るルートのみである。
ストリートビューでは毛無峠の手前から進んでいく。県道だが車1台が通るのがやっとなくらいの細さである。毛無峠に近づくとリフト跡が見える。そのあたりから舗装区間が途切れる。そして、毛無峠に到着したら、車がいっぱい停まっている。群馬県の標識、「この先危険につき関係者以外立入禁止」の看板の近くにも車が停まっていてテントが張ってある。これもまたリアリティ。ストリートビューではここまでだが、360°写真ではその先の写真もいくつか登録されている。ここに一つの街があったという形跡は消えている。


GSV009.足尾(栃木県日光市)

Views: 9

かつては栃木県下二番目の人口を誇っていた足尾町であるが、足尾銅山の閉山とともに人口が減少。現在は日光市の一部となっている。2017年に間藤駅から古河橋付近まで歩いたことがある。日光、通洞・足尾方面から通洞~赤倉に至る日光市営バスも運行されている。
ストリートビューではわたらせ渓谷鐵道終点の間藤駅から赤倉方面に向かっていく。間藤駅にはトロッコ列車が停まっていて人の姿もちらほらと見える。間藤のあたりはかつては足尾の中でもいちばん繁華な場所であったというが、今はひっそりとしている。下間藤バス停を過ぎたあたりで廃踏切を横切る。本山方面には線路、鉄橋が見える。足尾銅山学校跡の付近で日光市営バスとすれ違う。乗客は五人ほどいた。それなりに本数は維持されているので、まったく乗客がいないということもないのであろう。赤倉バス停、古河橋のあたりの景色は今でも覚えている。更に銅親水公園のほうに進んでみる。先にも人家が点在としているが、ある程度行くと人家がなくなる。それでも往時には今では野となっている高原木にも銅山住宅が建ち並んでいたという。そして銅親水公園に到着。冬季以外はここまで日光市営バスが乗り入れる。その先も道路は続いているが、一般車両は通行止めとなっている。


GSV008.竜神大吊橋(茨城県常陸太田市)

Views: 11

竜神大吊橋は2008年に常陸太田から馬次入口に行くバスに乗ったときに、入口を通過したことはある。当時に書いた文章には「かつては竜神大吊橋までバスが乗り入れていたこともあったが、今では竜神大吊橋入口というバス停があるのみである。入口バス停から吊橋まで行く道は上り坂で、歩いていくにはたいへんそうである。」と書いてあるが、今は土日祝日だと1日5本、竜神大吊橋までバスが乗り入れている。少なくとも入口で降りる必要はなさそうだ。
ストリートビューではその入口から竜神大吊橋に向かっていく。道路はやはり上り坂になっていた。途中、坂を下りていく若者らしき四人組に出会う。当時はバスが吊橋まで乗り入れていなかったのであろうか。途中にある特筆すべきものは蕎麦屋くらいである。あと、駐車場が広範囲にわたっている。いちばん吊橋から遠い駐車場から歩いて行くとなるとけっこう遠そうだ。そして道路の終点にあるのが、吊橋と水府物産センターである。このあたりは旧水府村になる。なんと、本来320円の吊橋の通行料は茨城県民の日ということで無料だった!というのは、ストリートビューなのでどうでもいいが、ストリートビューでも吊橋を渡ることができる。橋の幅はわりと狭い。橋を渡った先はハイキングコースになっていてその気があれば長い時間を過ごすことができるようである。また、360°写真では吊橋の上からバンジージャンプをしている人も写っていた。


GSV007.大内宿(福島県下郷町)

Views: 10

大内宿には2012年9月に行っている。そのときは新白河駅から会津若松に行くバスに乗り、大内宿で1時間弱停車する間に観光したのであった。そのバスは形態を変えつつも2019年までは運行したようであるが、今後運行されるかは不明である。
ストリートビューでは大内宿の入口から見晴台に向かっていく。大内宿の入口は夏というか雪などみじんもなかったのに(ただ車や人は多い)、大内宿に向かおうとすると急に雪景色になる。自分が行ったときとはだいぶ印象が違う。人の数は少ないが、観光客らしき人がいくらかはいる。営業している店もあるようだが、飲食店は営業していないようで、時間帶としては10時頃であろうか。見晴台に上る石段は冬季は通行禁止になっており、迂回路を進む。見晴台からは大内宿を望むことができる。自分もそこから写真を撮った。360°写真では雪景色ではない見晴台からの写真がいくつか登録されている。
自分などは雪国育ちで、どちらかというと雪にはうんざりしているので、わざわざ冬に行って散策することはないかなと思った。


GSV006.銀山温泉(山形県尾花沢市)

Views: 10

銀山温泉といえば、高級感がある温泉街というイメージだが、一人で泊まれる旅館がないとも聞いていて、調べてみたら一軒だけあってそこに泊まったという情報があるものの、その旅館の公式サイトを見てみたら二人以上でないと泊まれないっぽく、いずれにせよ自分には縁遠い温泉かなと思っている。そういう温泉の様子を見られるのもストリートビューならではである。
ストリートビューでは大正ろまん館から銀山温泉に向かっていく。ストリートビューのデータは最新が2014年で、まだ大正ろまん館ができる前だったようだが、360°写真でこの施設を見ることができる。大型車が離合するには苦労しそうな道を進んでいき、共同駐車場が見えてくる。銀山温泉の温泉街は一般車両が通行禁止ということで少し離れた駐車場に車を停めることになっているという。更に進むとはながさバスの銀山温泉バス停が見える。大石田駅、尾花沢市街と銀山温泉を結ぶ路線バスである。バスの転回場もかなり狭そうだ。そこから坂を下っていく。看板には温泉街すぐそこと書いてあるが、そこそこ離れている。温泉街に着くと、銀山温泉の写真としてよく出回っている風景が見られる。真ん中に川が流れていて、橋が架かっていて、両側に道路がある風景だ。奥の方に行くとはいからさんのカリーパンの店がある。銀山温泉はカレーパンも有名らしい。


GSV005.後生掛温泉(秋田県鹿角市)

Views: 11

後生掛温泉には2008年に行っている。当時は行きは鹿角方面から、帰りは田沢湖方面へのバスに乗ったのだが、今は鹿角方面から後生掛温泉に直通するバスはなくなったようだ。田沢湖方面から冬季以外の土日休日に2往復のバスの便がある。鹿角から行く場合はアスピーテ入口で乗換になる。後生掛温泉は鹿角市ではあるが、新幹線駅とのアクセスが重要視されたということか。なお、2002年には岩手八幡平頂上から田沢湖行きのバスに乗り、後生掛温泉を経由してアスピーテ入口で降りて鹿角方面にバスに乗り換えたことがある。おそらく鹿角に直通するバスもあったのだが、時間が合わなかったのだと思う。
ストリートビューでは八幡平アスピーテライン上の後生掛温泉バス停あたりから後生掛温泉に入る道を進んでいく。アスピーテライン上ではバスを待つ人はいるものの、後生掛温泉に入る道には車がなかったのだが、その道に入るや、左側は路上駐車の車が連なっていた。撮影した時期が違うのであろう。歩いている人もちらほら見えて、左側には湯煙が見える。突き当たり左側の後生掛温泉の建物のところに到着。ここまでは私も現実に来ている。更に奥、車では入れない後生掛自然研究路にもストリートビューでは入れる。立派歩道が整備されている。少し歩くと紺屋地獄に到着。別府にある地獄と似たようなものだ。その先は若干歩道が細くなっているが、わりと苦なく散策できるような場所になっていた。
自然散策路には行っていないので、温泉も含めて再訪したい気持ちもあるのだが、なかなか簡単に行ける場所ではなく、難しいところである。


GSV004. 田代島(宮城県石巻市)

Views: 9

田代島は2013年に行こうと思って石巻の船乗り場までは行ったのだが、天候の問題で帰りの船が出ないかもしれないと言われて断念したということがある。それ以来行けていない。
ストリートビューでは石巻からの船が着く仁斗田港からマンガアイランドのほうに行ってみる。島内の道が細い。途中、阿部ツ商店という店の前に人が集まっている。猫が何匹かいるからであろう。商店自体は今は閉店したようである。そして、マンガアイランドのテーブルのベンチの上にも猫が何匹も横たわっていた。マンガアイランドから学校の浜に下りられるが、遊泳禁止でエイが多くてたいへん危険だという。この浜の360°写真も登録されている。仁斗田港近くの集落をストリートビューでウロウロしてみると猫の姿を見られるが、それ以上にそれを撮る人のほうが目立っている感じ。
田代島へは網地島ラインに乗って行く。石巻からだと1日3往復。かつては石巻駅からはわりと距離がある門脇発着所からしか出ていなかったが、今は比較的駅から近い中央発着所ができて便利になっている。


GSV003. 北山崎(岩手県田野畑村)

Views: 10

名勝として名前は知っているが、実際には行ったことがない。国鉄バスが走っていた頃は久慈・普代と岩泉を結ぶバスが経由し、1982年のダイヤではほぼ全便が北山崎展望台で乗換となっている。往時は国鉄バスの要衝であったと言える。
ストリートビューでは県道44号線の入口から北山崎に向かっていく。よくある感じの道を少し進むと駐車場につきあたる。敷地内には普代村営バスとおそらく田野畑村のバスのバス停が見える。両バスについては後述。駐車場の先は関係車両以外は立ち入り禁止、ということで、360°写真で見ると、レストハウス、食堂、土産物屋、宿、ビジターハウスなどが見られる。更に海のほうでは三陸海岸の景色を見ることができる。更にすごいのは少し北の黒崎から北山崎に向かって、海上の景色がストリートビューで見られるということ。リアス式海岸を家にいながら見られる。
国鉄~JRバスは廃止となったが、現在北山崎に公共交通で行こうとなると、まず普代村営バスが普代駅から北山崎展望台まで1日2往復運行している。また、かつては田野畑村民バスが田野畑駅と北山崎展望台を結んでいたようだが、これは今はなく、予約制の観光乗合タクシーに乗れば田野畑駅から北山崎展望台まで行くことができる。