路眺一覧

GSV019.富士スバルライン(山梨県富士吉田市)

Views: 15

現在、富士スバルラインにLRTを敷く富士山登山鉄道構想なるものが取りざたされているが、私自身は富士山に行ったことがなく、富士スバルラインも通ったことはない。行く予定もないので、ストリートビューで行ってみることにする。
ストリートビューでは、胎内観音入口交差点から富士スバルラインを通って富士山五合目を目指す。2019年8月のデータだとマイカー規制で通行止めになっている。近年では夏期はマイカー規制が行われているようだ。富士スバルラインに入った先は2014年10月のデータになっていた。少し進むと料金所がある。紅葉、たまに富士山山頂が見られて、普通に景色がいい。要所要所に駐車場がある。展望スペースもあるが、鉄道化するとこの展望スペースに行けなくなるという問題はある。大沢駐車場を過ぎたあたりで、勾配もきつくなってくる。五合目のかなり手前から駐車場が多数あるが、これは五合目近くの駐車場には入りきらない車がけっこう来るということか。五合目の少し手前に大型バスの駐車場があり、少し進んで五合目に到着。観光客とそれらをターゲットとした観光施設が並んでおり、一般的な観光地そのものだ。
なんとストリートビューには、ここから富士山山頂までのデータもあるのだが、それは次の機会でとりあげる。


GSV018.竹田(福井県坂井市)

Views: 12

福井に行ったとき、竹田の油揚げなるものを食べた。竹田という場所を知らなかったが、調べたら旧丸岡町にあった。そして、丸岡に行ったときに竹田行きのバスが出ているのを目にした。私が目にしたときは古めだが普通のバスだったのであるが、事業者であるケイカン交通のサイトを見ると、現在はジャンボタクシーで運行しているようである。いずれにせよ、行こうと思えば公共交通機関で行けるわけである。
ストリートビューでは、女形谷パーキングエリア付近から竹田川に沿って竹田に向かっていく。パーキングエリアの施設にファミリーマートがあるのだが、一般道側にも駐車場があってそのファミリーマートに入れるという、珍しい仕組みになっていた。その後、竹田川を橋で渡る。その後進路を東に変え、竹田川に沿っていく。まわりの樹木の量が増えて、別の村に行く感覚になる。時折、川の流れが垣間見られる。竹田の集落の手前側に丸岡温泉たけくらべという施設がある。そこから旧国道364号線に入り、先で旧くない国道364号線に合流する。竹田のすぐ北側は石川県なのだが、その県境を越える道が旧国道のほうはかなりの「酷道」となっている。南側に進んで、竹田水車メロディーパークはちょっとした観光施設になっていた。その向かいには坂井市竹田農山村交流センターちくちくぼんぼんという施設があるが、ここは元竹田小学校だったようである。現在、竹田地区に小学校はない。その先を進むと竹田の油揚げ谷口屋の店がある。撮影時間が朝だったのかそれほど車は停まっていないが、2012年のデータと2018年のデータを比べてみると、2012年には草むらだった場所が、2018年には駐車場になっていた。その少し先の千古の家が竹田地区最南の名所と言えるが、ここは360°写真のデータも登録されていなかった。


GSV017.白山スーパー林道(石川県白山市)

Views: 14

白山スーパー林道は2015年4月に白山白川郷ホワイトロードという名前になっている。ということは承知しているが、個人的には白山スーパー林道という名前が好きだった。
ストリートビューでは、石川県白山市、旧吉野谷村の白山スーパー林道開設記念碑から岐阜県側に向かっていく。「真心」と書いた碑がある。そして入口の案内板には「白山スーパー林道」と書かれている。というのは、撮影したのが名前が変わる前の2014年だからだ。今はこの看板はないのだろう。なお、2012年4月に撮影したデータもあって、こちらは碑もここから分岐する県道53号線も雪に覆われている。どんどん進んで、中宮温泉への分岐路を過ぎたあたりに料金所があり、ここから先は歩行者、自転車、二輪車は通行禁止ということになる。そこから進んで岩底の滝付近には駐車場があり、車を停めて写真を撮っている人の姿も見られる。更に先の姥ヶ滝の近くにも駐車場があり、滝のほうに降りていける遊歩道があるようだった。ちょっと進むと道路からも姥ヶ滝が見られる。更に進むとふくべ大滝があり、ここは道路のすぐ近くに滝がある。ふくべは漢字で瓢箪と書き、瓢箪の和名がふくべとのこと。このあたりから道路も曲がりくねってくる。三方岩隧道を抜けると、石川県から岐阜県に入ることになる。トンネル内に「岐阜県」の表示があった。今までは坂を上ってきたが、ここからは下りになる。岐阜県側の最初の店として蓮如茶屋というレストハウスがある。これだけ何もないところを走ってくると、何かあるだけでありがたいかもしれない。近くに白川郷展望台もあるが、ここからは白川郷はほとんど見えないようである。更に進んで、岐阜県側の料金所に至り、白川郷に至る。
以前は、金沢から白山白川郷ホワイトロードを経て白川郷に至る乗合タクシーが運行されていたと記憶しているのだが、今調べたところ少なくとも現時点ではそのような交通機関は存在していないようである。


GSV016.雨晴海岸(富山県高岡市)

Views: 26

雨晴海岸には2008年に行っているが、天気があまりよくないぱっとしない景色しか見られなかった。当時撮った写真を見てもぱっとしないものばかりである。
ストリートビューでは、JR雨晴駅から雨晴海岸、展望広場の方へと向かっていく。実際、私が雨晴海岸に行ったときもJRに乗って駅から歩いて行ったのだが、あまり覚えていない。雨晴駅前は土産屋兼クリーニング店、飲食店があるが、飲食店は閉業したようである。少し進むと海が見える。そして国道に合流すると、道の駅雨晴がある。この道の駅は私が行ったときにはまだなかった、新しい道の駅である。海を展望できるデッキもある。その近くには義経社や海辺に行くための踏切がある。海の駅から離れると歩道が無くなる。女岩のあたりで歩道が復活する。展望広場まではずっと歩道があるが、それだけに途中の歩道が途切れる区間が残念である。海辺をずっと歩けるかはわからないが、少なくとも間に線路もあり、国道側に戻ってくることはできなさそうである。


GSV015.宿根木(新潟県佐渡市)

Views: 14

宿根木へは2011年に佐渡を原付バイクで回った折に立ち寄っている。そのときは宿根木なる場所を知らなかったのだが、ちょうど通りかかったので寄ってみた。細い路地がある古い町並みという記憶はある。
ストリートビューでは県道45号線から集落の中に入っていく。駐車場には記憶があってここにバイクを停めたはずである。中は道が細く、歩いて行くのがちょうどいい感じだ。集落の規模はそれほど大きくはない。宿根木公会堂とそこにある看板は記憶はないのだが、写真は撮ってあった。公開民家清九郎は入らなかった。入館料400円するのであるが、ストリートビューで入れてしまう。
宿根木には小木から1日4往復のバスが出ているので、近くの佐渡国小木民俗博物館とあわせてバスで観光するということもできる。ただ、佐渡への再訪すら叶っていない状況で宿根木に再訪するかとなると微妙なところだ。


GSV014.猿島(神奈川県横須賀市)

Views: 10

猿島へは横須賀三笠公園近くの三笠ターミナルから船で10分ほどで行くことができる。日帰りが必須で、キャンプ等も含めて島内での宿泊はできない。行ってみたい気持ちはあるが、是が非でも行きたいという場所ではなく、行ったことはない。
ストリートビューでは、猿島桟橋から島の北側へと進んでいく。船が映っているが、それほど大きな船ではない。かつては猿島から観音崎に行く季節運航の航路もあったようだが、2011年を最後に運航されなくなったようだ。看板には「現在、運休中」とある。桟橋近くには訪問者向けの施設がある。一部、階段があったり起伏のある場所もあるが、基本的には歩道が整備されていて、歩きやすそうだ。島の真ん中にある展望台が閉鎖されているのがもの悲しい。都会から近いというメリットはあるが、日本中の似たような場所と比較すると、便利ゆえの人の多さがネックになるような気がした。
Google Mapの経路検索の猿島桟橋から猿島砲台跡の検索結果が、何故か島を一回出て、うみかぜ公園から米軍基地まで歩いて、島に戻ってくる、という経路になった。米軍基地には入れないだろう、という。


GSV013.青ヶ島(東京都青ヶ島村)

Views: 19

青ヶ島は八丈島からの船かヘリコプターでしか行けず、船は就航率が低く、ヘリコプターも1日1往復で9人乗りで、なかなか行きにくい場所である。
ストリートビューではまず島の玄関口である三宝港から青宝トンネルに向かう。しかし、トンネルの入口でストリートビューが途切れている。トンネルはかなり狭く、撮影を断念したのだろうか。青ヶ島循環線が道路崩落のため通行できないので、港と集落をつなぐ唯一の道路が青宝トンネルである。公共交通機関がなく、道路も険しく徒歩や自転車での移動も現実的ではないということで、島の訪問客はレンタカーや宿の送迎での移動に頼ることになるとのこと。他にストリートビューがあるのが、丸山、大凸部、尾山展望公園付近である。360°写真には島の各地の写真が登録されているが、中でも興味深いのは大千代港。三宝港に次ぐ港として整備されたものの、アクセス道路が通行不能になり実質廃港状態になっている。
全市町村制覇を掲げている以上、青ヶ島村も当然対象にはなっているが、ラスボス的に扱いになるだろう。


GSV012.チバニアン(千葉県市原市)

Views: 9

チバニアンは正確に言うと「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の場所ということになる。地層は千葉セクションとも呼ばれるそうだ。チバニアンは厳密には地質時代の区分の一つで、場所の名前ではない。ただ、チバニアンの通りがよく通俗的に場所を示す名前に使われているとも言えるので、ここでは地名、場所名として”チバニアン”を使う。そのチバニアンであるが、小湊鐵道月崎駅からなんとか徒歩圏内と行きやすくはないものの、行くのに無理がある場所でもなく、行こうと思えば行ける場所なのだが、個人的には地質などにはあまり興味がなく、行ったことはない。
ストリートビューでは県道172号線の入口からチバニアンに向かっていく。県道にも「チバニアン」と矢印の看板が立っている。少し道を進むと分岐があり、「松山逆磁極期の地層」という看板も立っているが「チバニアン」の看板も立っている。少し進むと車両通行止になる。車は近くの駐車場に停め、ここからは歩くことになる。人家や墓地が道沿いにある。やがて下り坂になり、舗装されていた道が未舗装の道になる。やがて川沿いに出て、広くない河原を進むと、説明とともに地磁気逆転地層がある。生で見ていないのでなんとも言えないが、実際に見たとしても「ふーん」で終わってしまいそうだ。このあたりは滑りやすいようで、「すべっても+ころんでも=自己責任」と看板に書いてあった。


GSV011.三峯神社(埼玉県秩父市)

Views: 13

三峯神社といえば、かつてはそこに至るまでの道路の渋滞が激しく、特に白い氣守を頒布する日は激しい渋滞になり、バスも5、6時間遅延するような状態であった。白い氣守の頒布を休止してからはそれほどひどい渋滞にはなってはいないようだが、今もなお人気スポットだし、遠いしで、行ったことがない場所である。
ストリートビューでは国道140号線から県道278号線に入って三峯神社に向かっていく。まず、二瀬ダムの天端を通っていくのだが、この道が車1台しか通れないくらいの細さにあっている。交互通行で信号で制御しているようだ。まずここを通過するのに時間がかかりそうだ。そこから先も道が細く、トンネル内は車のすれ違いができないということで、工事現場に置いてるような信号で制御していたりもする。上のほうに上がっていくと、若干道路も良くなってくる。更に進んでいくと三峰ヘリポートが見える。渋滞がひどいときは、バスは三峯神社まで行かずここで折り返したという。駐車禁止の立て看板がこれでもかというほど立っているが、実際、駐車場が満車になって車が路上駐車をし渋滞に拍車をかける、という事態が起こったそうだ。ようやく見えてきた駐車場はそれなりの広さではあるが、ピーク時には入りきれないほどになってしまうのだろう。ストリートビューでは駐車場に入れず、神社にも立ち入れない。360°写真には神社境内の写真が多数登録されている。


GSV010.小串鉱山跡(群馬県嬬恋村)

Views: 30

私が通っていた小学校の図書室に「小串小学校」という判子が捺された本があった。その時は小串小学校はなかったのだが1971年までは存在していた。小串鉱山の閉山に伴い閉校となっている。小串鉱山へは県道112号大前須坂線が通じているが、現在は嬬恋村干俣から小串鉱山跡までは実質廃道となっている。道が通じているのは、長野県高山村から毛無峠を経るルートのみである。
ストリートビューでは毛無峠の手前から進んでいく。県道だが車1台が通るのがやっとなくらいの細さである。毛無峠に近づくとリフト跡が見える。そのあたりから舗装区間が途切れる。そして、毛無峠に到着したら、車がいっぱい停まっている。群馬県の標識、「この先危険につき関係者以外立入禁止」の看板の近くにも車が停まっていてテントが張ってある。これもまたリアリティ。ストリートビューではここまでだが、360°写真ではその先の写真もいくつか登録されている。ここに一つの街があったという形跡は消えている。