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夏の東北2日目

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横手から六郷にバスに乗っていく。六郷は今は美郷町となっているが、かつては六郷町であった。六郷湧水群で知られているが、実際のところ知名度はあまり高くないと思う。私も知ったのは数年前だ。興味があるので行ってみることにした。湧水といっても、外から見ると池のようなものである。観光センターもあるので観光客を意識はしているが、大々的な観光地にはなりえないとは思った。そういうものを守っているのはすばらしいとは思った。ここでは仁手古サイダーという地サイダーを飲んだ。植田まさしが描いたのキャラクターが至る所で見られる。植田まさしが六郷出身、というわけではないようだ。一目見て植田まさしが描いたキャラクターだとわかるのがすばらしい。

六郷から大曲にバスで抜ける。このバスは客が私しかいなかった。大曲という場所は予想以上に何もない場所で、すぐに次の目的地、角館に向かう。角館では武家屋敷を見る。駅前には観光客が少なかったので、意外と観光地ではないのかと思ったが、武家屋敷周辺にはけっこう観光客がいた。写真で見たことがある風景を実際に目にして、思った以上に感動した。武家屋敷の近くまではバスでいったが、帰りは歩いて駅まで帰る。歩き疲れたのと、今日はこの後盛岡に行くだけなので時間があったのとで、図書館に寄って本を読んでいたら、雨が降ってきやがった。確かに今朝の予想では午後から降るといっていたが、昨日の予想では今日は午前が雨になっており、予想はあてにならないと思い、駅前のコインロッカーに傘を預けていた。結局、図書館から駅まで濡れて帰る。途中、幸福実現党の人が政治活動をしていた。全国どこにでもいるな、奴らは。

角館からは盛岡まで新幹線で移動。角館に来たときは立席特急券を買った。席は空いていたので座ることができた。角館から盛岡までは指定席特急券を買うことにする。乗ったら空席はほとんど無く、私の席が不自然な感じで空いていた。指定席をとっておいて正解だったか。


夏の東北1日目

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今日から東北を回る。昨日は新宿駅新南口から夜行バスに乗って、今朝山形に着いた。いつもであれば職場から直行するのだが、今回は発時間が遅かったのと、仕事が忙しくないので早く帰れることはわかっていたので、一旦家に帰ってから新宿に向かった。連休前の新宿駅新南口バス乗り場だけに混んでいて、出発が26分遅れた。まあいつものことだが。他の行き先のバスは軒並み空席がなかったのだが、山形行きだけ何故か空席があった。

山形に早朝に着く。山形で午前に一件こなすことがあったのだが、それまで暇である。いろいろ調べて、左沢線の羽前長崎駅の近くに温泉があって朝から営業しているので行ってみようと思って左沢線に乗ったまでよかったが、寝過ごしてしまった。気がついたら羽前長崎駅に着いていてここはどこと確認している間に発車してしまったという。結局、寒河江まで行って単純に折り返してきた。温泉に入る必然性はなかったのであっさりあきらめた。

山形から新庄に移動する。新庄ではちょうど昼時だったので、名物という鳥もつラーメンを食べた。盛夏にラーメンは食べたくないが、それほど暑くなかったのでラーメンを食べる気になった。ラーメンに鳥もつが入っている、という当たり前のラーメンだった。他の具は海苔だけである。私はもつは好きなので食べるのは問題ないが、万難を排して食べるほどではないかなと思った。ただ、550円は安いと思う。

秋田県に入って、湯沢を少し歩いてみる。力水という名水があるのだが、こういう名水にはありがちかなことに、ペットボトルを何本も持って水を汲もうとしている人がいた。水は2本のパイプから少しづつ出るだけなので、混雑することもあるかもしれない。私が行ったときはちょうど1人しかいなかったので、スムーズに水を飲むことができた。帰り際にペットボトルな人とすれ違った。

今日は横手に泊まる。横手に泊まるのは、寝過ごして旅程が変わって急遽泊まるようになったとき以来2度目だ。そのときは駅から遠いホテルに泊まったが、今日は駅の近くに泊まる。インターネットで予約した。別の建物にある温泉に入ることができる。あと、もう一つサービスがあってウェルカムドリンクがついてくる。ウェルカムドリンクって何だろうと思ったら、レストランでのドリンク一杯サービス券だった。あと、レストランでの割引券もついてきたので、温泉に入ってビールを飲んで食事をとることにする。駅前にある温泉なのでそれほど期待していなかったのが、循環ではあるがお湯はよかった。ちなみに普通に使うと900円。東京近郊だと2000円くらいすると思う。

あと、駅前にあるはずのマックスバリュで買い物をしようと思って行ってみたら、そこにあったのは工事現場だった。びっくりしたよ。知っていたら湯沢で調達していたのだけど。仕方がないので近くにあったサンクスで買った。


未踏の市

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経県値という概念(参考サイト)を市町村レベルに展開して、私が「未踏」の市を洗い出してみた。以下がそのリストである。高速道路や新幹線で通過しただけの場合も「未踏」としている。全部で13市あった。

  • 尾花沢市
  • 佐渡市
  • 山県市
  • 宍粟市
  • 江田島市
  • 阿波市
  • 五島市
  • 南島原市
  • 菊池市
  • 上天草市
  • 天草市
  • 西都市
  • 奄美市
  • 宮古島市

やはり西日本が多い。さらに、半分以上が九州である。今後行くことを検討している市もあるが、全然意識していなかった市もある。宍粟市とか、行く機会が見いだせない。宍粟市にあるもので知っているものと言えば「山崎バリア」くらいしかない。しかも宍粟市ができる前に廃止されている。五島とか奄美とかは「よし行くぞ」という気分になれるのだが、宍粟市や山県市だと、そこまでは意気込めない。とは言え意識的に行かないと行けない場所である。

最終的には未踏の市は全部まわりたいと思っている。さすがに町村レベルは辛い。町村は未踏をつぶすつもりはない。


山陽+αの旅5日目

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昨日は北九州空港の近くに泊まって、今日は北九州空港から東京羽田空港に飛んだ。飛行機通勤。しかし、朝4時起きなので毎日通勤するとなると辛い。昨日、普通に帰るよりも、一泊して今朝帰ったほうが若干安かったので。スカイフライヤーには初めて乗る。座席はわりとゆったりしている。90%くらい乗っていた。座席の前部にテレビモニターがついていて、ビデオが見られるが、コマーシャルも流れる。飛行機が遅れて遅刻したらしゃれにならないと思っていたが、定刻に着いた。


山陽+αの旅4日目

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今日は山口から福岡に移動。とうとう雨に降られたが、雨の中を歩いたのはほんのわずかだった。雨が降ったかと思えば、晴れたりして、どちらにしても蒸し暑くて、変な天気だった。

今年の4月にできた平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線に乗ってみる。めかり側からの一番列車に乗る。自由席はほぼ満席。指定席は半分くらいが埋まっていた。家族連れの客が多かった。ほとんどの人が始点から終点まで乗った。九州鉄道記念館駅に着いて、折り返しの列車に乗る人が列をなしていた。両駅とも乗車を管理されているので、なんか写真も撮りにくい。門司港レトロは開発された観光地の中ではけっこう成功しているほうだと想うのだが、そこにまた観光の要素ができたわけだ。

飯塚に少し立ち寄る。麻生首相の地元だ。駅のすぐ近くに幸福実現党の事務所があった。マンガ対決と言っているわりには、大川きょう子代表のポスターしか貼っていなかった。それにしても、幸福実現党、今回旅したところにはだいたいポスターが貼ってあった。大崎下島にもあったし。

明日は仕事なのだが、今日は…


山陽+αの旅3日目

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広島から高速バスで岩国まで行く。客はそれほどいなかった。この時間だと、岩国から広島に向かう人が多いのだろう。岩国では、立派な市役所とか、米軍基地とかを見る。沖縄の米軍基地はいかにもむき出し、という感じだが、岩国の米軍基地はちょっと奥まっていた。他所では見られないナンバーの車が走っていたり、そういう需要を目的とした店が多く並んでいたのは、いかにもである。

岩国から錦川鉄道に乗る。それほど客は多くはないのかと思ったがそうでもなく客は多かった。客層は観光客らしきが多くを占めていた。廃止にするという声も聞かないので、それなりに賑わいもあるのだろう。それでも1両編成なのは、ローカル線たる所以である。御庄で降りる。御庄→新岩国の乗り換えは、宮脇俊三さんの本でその記述を読んで以来、してみたいと思っていた。新幹線は1時間に1本だが、錦川鉄道のほうが、新幹線発車の5分前に着く、というダイヤだった。5分乗り換えはかなりきつい。走ってなんとか間に合うというくらいだと思う。錦川鉄道の車内に貼ってあった時刻表には1時間5分後の新幹線が書いてあったので、5分乗り換えは奨められていないのだろう。もう少し時刻をずらしてくれればいいと思うのだが、錦川鉄道も何に合わせてダイヤを組んでいるのか不明である。たまたまそうなったということか。

今日は小郡で泊まる。福岡県ではない。要は新山口。まあ、交通の要衝だし便利な場所ではある。


山陽+αの旅2日目

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ホテルに前泊で出発予定時刻も早いということで、寝過ごしが心配だったが、予定の時刻に起きることができた。体調もまずまずである。

今日は福山から竹原に出て、高速船に乗って大崎下島に行く。この日に山陽地方に行くことは早くから決めていて、本来は岡山から西に進んでいこうと思っていたのだが、旅行先の周辺を調べていくうちに安芸灘諸島に興味を持った。このあたり、私は全然知らなかったのだが、本州から愛媛県の岡村島まで東西に島々が橋でつながっているのだ。そういうことで、岡山をカットして、安芸灘諸島に行くことにした。

竹原から乗った高速船だが、大崎下島、大崎上島方面から乗ってくる人は多かったが、竹原から乗る人は私を含め4人しかいなかった。少ない。片輸送ということか。途中から3人が乗ってくる。

大崎下島の大長港に着いて、近くの店で自転車を借りる。これが何時間でも500円と安い。まず岡村島のほうに行く。岡村島は愛媛県にあたる。関前村は今では今治市になっているが、人口1000人に満たない村で、以前から気にはなっていた。ただ、まさか広島県側から自転車で行くとは思わなかった。村の中心部までは行かず、途中で引き返す。

その後、大島下島と言えばこの場所という、御手洗に行く。このあたりは昔は船が寄って賑やかだったところで、その頃の町並みが残っている。自転車で走るような憚れるような細い道に人家が集まっていた。個人的には興味深い集落だったが、一応観光バスの駐車場があるものの、たくさんの観光客を集めるほど規模の大きな観光地ではない。知る人ぞ知る、くらいのレベルでいいのではないか。ここであなごめしを食べる。おいしかった。大崎下島をこの後自転車で一周したが、ぱっと見た感じだと、昼ご飯を食べられそうな店は島には御手洗くらいにしかないのではないだろうか。小長港に「海の駅」があってそこで食べられるという事前情報を得てあてにしていたのだが、今年に閉めたようだ。

大長港からバスに乗って呉へ出る。橋が通じて本州までバスまで出られるようになった。橋でつながるということは便利な反面、運行していたフェリーが廃止に追い込まれるなど、負の影響もある。

今日は広島に泊まる。今日は広島で野球の試合があるらしく、広島駅には観戦客がたくさんいた。人も多いし、疲れているしだが、やはりお好み焼きは食べたい。適当な店に入って食べた。


山陽+αの旅1日目

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今日は本当は夜行バスに乗る予定だったのだが、どうも体調が思わしくない。仕事も午前中は休んだ。午後は出たけど、完全に回復してはいない。明日も朝から行動する予定で、夜行明けの体には辛い行程である。そういうわけで、今日のうちに新幹線で移動してしまうことにした。宿で横になって眠れる分、回復の可能性はあるだろう。新幹線は昼のうちに指定券をとっておいた。夜になると満席になっていた。

新幹線はN700系という新しいやつだった。窓際座席の下にコンセントがあるのだが、私の座席は通路側だったので使えなかった。窓際に人がいなければ使ったが、終始人がいた。今日は福山泊。


東海シリーズ後編

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今日は主に静岡県。

浜松から遠州鉄道で西鹿島まで行き、そこから天竜浜名湖鉄道に乗る。天竜浜名湖鉄道も経営が厳しいというニュースを聞き、短区間ながら乗ってみる。旅客動向の調査を調べていた。客は少なかった。

今日はタワーレコードめぐりの一環で、ららぽーと磐田に行く。このららぽーと磐田、今月25日にオープンしたばかりで、こんなオープンしたてに行くことはないのだけど、タイミングの問題で今日行くことになった。浜松市天竜区の山東から始発のららぽーと磐田まで乗り入れるバスは平日は多いのだが、休日は1日2本しかなくて、途中のバス停から歩くことにする。平日と休日のダイヤが逆だろう、とそのときは思ったが、実はこれが正しいことは後でわかる。意外にもこのあたりは山がちな土地で、坂道を歩いて上ってたどり着く。開店20分くらい前だったが、既に待っている人がいた。中はといえば、全国どこにでもあるようなショッピングセンターだ。他とは違うのは、レンタサイクルステーションがあることか。YAMAHAのPASを借りられる。磐田駅でもレンタサイクルが借りられて、ここと連動しているらしいが、今日は雨だから自転車というわけにもいかない。あと、フードコートを見てみると、札幌のラーメン屋である「すみれ」が出店していて、すごい行列ができていた。100人以上はいたな。かと思えば、客が一人も店の前にいないところもあって、格差が激しい。

帰りはららぽーと磐田に乗り入れるバスに乗って磐田駅方面に行く。このバスがたいへんだった。ららぽーとの前の道が渋滞で全然動かないのだ。来たときはそれほどでもなかったが、1時間くらい経ってだいぶ渋滞がひどくなったようだ。駐車場に入る車が道路をふさいでいて、そこを越えるまでがボトルネックになっているようだ。そもそも駐車場が満車になっているようだ。直進する車を先に通すような誘導をすればいいと思うのだが、どうも手際が悪い。別の道が空いているのでそちらを通ればいいとも思うのだが、バス車内での話だと、周辺住民との取り決めなどがあるらしい。確かに周辺住民としては迷惑だよ、これは。このボトルネックを越えるまで30分くらいかかる。その後は順調に流れたが、反対側の車線はららぽーとに行く車で大渋滞。この渋滞は、1Kmくらい離れた県道まで続いていた。ららぽーと磐田行きのバスが何台も渋滞もはまっていた。そういうことで、山東方面から磐田に行くバスは渋滞の影響を避けるために、休日はららぽーとに乗り入れないことにしているのだろう。結局のところ、早めに行って早めに帰ってきて正解だったということか。磐田まで行く道には「ららぽーと磐田 [P]」と書かれた看板を持った人が立っていたが、その看板に「来るな」と書いてやりたかった。昼ご飯でも食べるつもりでららぽーとに行ったら、なかなか着かなくて車の中で「おなかがすいたよぅ」となること間違えない。一応、ホームページには「本日、ららぽーと磐田周辺道路は大変混雑しております。ご来場には公共交通機関をご利用ください。」と書いてあるが、これも呼びかけに終わっている感がある。バス乗り場が奥のほうに設定されており、優先度は下げているのであろう。公共交通機関を利用した場合のメリットは駐車場空き待ちをしなくていいことくらいか。逆に「ETCご来館キャンペーン」なんてことをやっているくらいだ。

後は帰るだけ、磐田から掛川まで新幹線に出て、小田原まで行き、小田原から小田急ロマンスカーに乗って帰った。掛川からの新幹線は空いていたが、不便な1号車に乗ったからで、前の方の車両の具合を小田原で見たら、けっこう混んでいた。箱根からやってきたロマンスカーはなんか車内が浮かれモードだった。


東海シリーズ前編

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今日は愛知県に行っていた。

東京駅から夜行バスに乗る。行き先は八草駅。八草まで夜行バスで直通で行けるとは知らなかった。そういうわけで、乗ってみたのだが、後で旅程をフィックスしていくと、八草スタートというのはあまりよくなかった。

リニモに乗る。なんだかんだ言ってリニモによく乗る。やはり空いている。何度も書くけど、浮上式と言っても乗っている分には他の新交通システムと変わらない。

がーっと移動して、中部国際空港に行く。空港はそれなりに賑わいがあった。しかし、空港に隣接する土地は大部分が空き地である。空港に近い土地を売って空港建設費の足しにする、というモデルはだいたい失敗しているなぁ、と。

朝から夕方まで活動をして、けっこう歩いて、16時までに食べたものはと言えば、リニモ車内で食べたパン2つと、空港で9時頃食べたカレーライスというハードさよ。飲み物はけっこう飲んだけど。6Kmくらい歩いてかなり体温が上昇したりしたし。何もない寂しいようなところを歩くと、自動販売機も無かったりするからけっこう危険だ。そういうわけで、今日泊まる浜松では、少し豪奢に。鰻はそういう気分ではなかったので、酒と肉を。