2008年06月一覧

大手IT系サイトの云々

以前書いた東証システム障害の原因という記事にトラックバックをいただいた。はてなの場合、リンクを貼ると自動的にトラックバックがとぶようになっているのか。いずれにせよ、Automaticでないトラックバックはほとんどこないので、ありがたいことです。

個人的には「デットロックの意味がわからなかった」ことはどうでもよくて、「意味がわからない言葉を使った文章を公開した」ことが問題だと思っている。はっきり言って、情報技術に関する用語は膨大であり、それを全て理解するのは無理なこと。「デットロック」はわりと基本的な言葉だとは思うけど、知らない人は知らないだろう。それはいいんだけど、そういう言葉を理解しないままに使って記事を書いて公表すると、「これはおかしい」とつっこまれてしまう。一個おかしいところがあると、全ての信憑性を疑われてしまう。だからいい加減な仕事はできないのだ。その点を考えて記事を公開すべきだと思うが、締め切りが迫っていたり、やむにやまれぬ事情ががあったりするのだろう。

あと、商業ウェブサイトのアクセス数至上主義は、PV×単価で収入を得ている以上は仕方がないように思う。そんなに目くじらをたてることはないのでは?さすがに、産経新聞や夕刊フジみたいな無駄とも思えるページ分割はどうかと思うんだけど。


今日の東上線(080624)

行きは7時46分発の普通に乗る。7時35分少し前に志木駅に着いて列に並ぶ。余裕があった。7時41分発渋谷行きはかろうじて空席がある程度だった。池袋には定時よりも2分程度遅れて着いた。副都心線がまた車両故障で遅れたみたいなので、その影響を被ったのかもしれない。通勤途中で朝ご飯を食べないケースだとこの列車がちょうどいいのだが、ちょうどいいだけに遅れると危なくなる。

帰りは19時頃に池袋に着く。19時発のTJライナーはもういなかった。この時間帯は魔の時間帯と言ってもいいと思う。19時2分発の準急は既に入線していて満員状態、8分発の特急はまだ来ていない。そもそも3分発の普通が発車しないと入線できないのだから。けっこうな数の人が貯まっていて、混むのは必至。結局、2分発の準急に乗ることにした。池袋の時点でかなり混んでいるのだが、成増からさらに混む。というのは、前の列車から間隔が10分も空いているのだ。この時間帯に成増で間隔が10分空くって…。和光市からは副都心線直通の志木行きと並走するはずなのだが、向こうは来ていなかった。遅れていたのか。和光市からも人が乗ってきて、朝霞で若干空いたと思ったら、朝霞台でまた乗ってきて、と終始混んだままで志木に到着。もっとも、普段はいちばん後ろかその前の車両に乗ることが多いのだが、今日は池袋で「少しでも空いている車両」を探して、後ろから3両目に乗ったので、そこが混んでいたというのもあるかもしれない。後ろのほうの車両は成増以降は不便さが祟ってあまり人が乗ってこないような気がする。


今日の東上線(080623)

行きは7時36分発の通勤急行に乗った。駅に着いてすぐに来た電車に乗ったという感じだ。さすがに混んでいる。和光市までノンストップ。和光市でだいぶ人が降りて空いたと思ったら、渋谷行きからの乗り換え客を受けてまた混んだ。成増でも若干乗り降りがあった。混んではいるが、スペースが中途半端に空いているのが最適化されたり、携帯電話を使ったり、新聞を読んだり、本を読んだりする客がその行為をやめれば、もう少し快適な空間になるのではないかと思った。池袋には定時よりも1分遅れで到着。1分くらいだったら遅れてもいいが、運転本数を減らしてまでも所要時間短縮をダイヤ改正の目玉としている以上、あまり遅れるのは許されないのではないか。

帰りは19時20分発の急行に乗る。こちらも志木に着くのが1分くらい遅れた。志木の手前でノロノロ運転になったのだ。ただし、志木40分着、42分発なので、全体的な遅れにはなっていないのだろう。


丸明の牛肉偽装問題

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080622/200806220914_5090.shtml

丸明飛騨高山店には行ったことがある。行っただけで何も買わなかったけど。いかにも高級な肉を扱っています、というような店構えだった。けっこうお客さんが入っていた。

ざっとネットで検索した限りでは、けっこう評判もよかったようで。ひいきにしていた人にとってみれば、複雑な心境だろう。


古奈屋のカレーうどん

自炊というほどではないが、日清食品が出している巣鴨古奈屋のカレーうどんを作って食べてみた。いろいろ形態があるみたいだが、チルドめんタイプのものである。私は古奈屋に行ったことはないが、誰だか忘れたが、ある有名人が「お店で食べるのと同じ」とまで言っていたので一度食べてみた。確かに、スープが独特でおいしかった。

f:id:Tenty-17:20080622171550j:image

*追記

有名人が「お店で食べるのと同じ」と言っていたのは、日清食品のではなく、店で出している冷凍カレーうどんのほうだったような気がする。値段が全然違う。私は日清食品のほうで満足だったけど。


週末日記-梅雨

昨日は一日中でかけようと思ったが、天気予報が雨だったのでやめておく。もっとも、天気のせいだけではなく、準備不足でもあったのだが。結局、日中は雨が降らず。うーん。雑用をいくつかこなすのみ。

昨日は19時頃に眠くなって、どうせ眠れないだろうけど30分くらい横になるかと思っていたら、そのまま眠ってしまった。一回起きたが、また寝て朝になるまで眠っていた。起きたのは6時30分頃で、今日も雨の予報だったけど、午前中はまだ降らなさそうだったので、一日中家にいるのももったいないと思い、神奈川方面へと赴く。池袋から横浜まで湘南新宿ラインに乗る。迷った末、グリーン車に乗ったが、なんと空いている席がない。グリーン車で立つ。新宿で席が空いたが、思ったよりも空かなかった。結局、横浜までは私が乗った車両は満席だった。グリーン車もプチ団体が何組かいるとすぐにいっぱいになってしまう。私としては、ノートパソコンで作業ができる貴重な空間なのだが。といっても、前に書いたエントリのとおり、ノートパソコンが満足に動かずあまり作業ができなかったのだが。

11時過ぎて雨が降ってきた。いったん止んだが、今は降ってきている。


工人舎SH8KP12Aが壊れてPanasonic CF-R3EW1AXRを修理に出す

私が使っているノートパソコン工人舎SH8KP12Aが壊れてしまった。具体的な現象を言えば使っているときに少し機体を動かしただけで、そのまま動かなくなってしまった。更に、使い続けていうちに起動すらしなくなってしまった。確かにけっこう荒っぽく使っているのでそうなってしまったのもやむをえないかもしれないが、こんなもので壊れてしまうものか。そこで、壊れたままになっていたPanasonic CF-R3EW1AXRを修理に出すことにした。昨年末の時点で、来年頭にでも修理に出すと言っていたのだが、そのままにしていたのだった。何かないと実行に移さないありがち。

以前、このノートパソコンを修理に出したときはPanasonicのサービスカウンターに出したのだが、そこの人がパソコンのことをよくわかっていない人で、結局修理を担当する人と直接話しをするということになったことがあったので、今回はこのノートパソコンを買ったさくらやに修理を出すことにした。修理を出してから引き取りまでに2週間かかった。標準的と言うべきか。修理費は65100円、65100円、65100円。ぶっちゃけ高い。65100円だったら安いノートパソコンが買えてしまう。とりあえず携帯電話を買い換えようと思っていたが、それは見送ろうと思う。

駅構内の店に入って動作確認をしたら、まずWindows XPセットアップから始まる。全て初期化された状態になっている。各種ソフトをインストールし直さなければならない。実はそれがいたかったりする。仕事であれば割り切ってすることができるのだが。

CF-R3EW1AXRを引き取るタイミングでSH8KP12Aを修理に出そうと思って、前日にSH8KP12Aの動作確認をしてみたら、なんと普通に起動した。けっこう激しくゆすっても動かなくなることはない。なんだそりゃ。そういうわけで修理には出せない状態になってしまった。

と、ここまでは昨日までの話なのだが、今日出かけてSH8KP12Aを持って行って使おうとしたら、起動はするものの途中で動かなくなる現象は再現した。よって、帰りに池袋に寄って修理に出した。CF-R3EW1AXRについては、昨日使うアプリケーションのインストールをした。SH8KP12Aは1ヶ月くらい返ってこないみたいなので、当分はCF-R3EW1AXRを使うことになるか。


今日の東上線(080621)

今日は通勤をしたわけではないが、東上線に乗ったので一応書いておく。

行きはまず朝霞台まで行くということで、志木から出る列車であれば何に乗ってもよかったのだが、副都心線渋谷駅での車両故障の影響で東上線のダイヤが乱れているという。10時5分頃だったのだが、10時2分発の急行がまだ来ていない。次が11分発の準急で9分も間が空く。急行がやってきたので、それに乗った。地下鉄線の東上線への乗り入れを中止していたので、こんなに間が空いたのであった。乗り入れがあると、昨日みたいなケースではいい面があるが、今日みたいなケースでは悪い面があり、善し悪しがある。用を済ませて、朝霞台から池袋まで急行に乗る。こちらは遅れていなかったか。朝霞台駅には「上板橋と中板橋で速達列車に抜かされる普通列車」の一覧が貼ってあった。志木駅にはそういうものはなかったと思う。朝霞台駅にそういう苦情が殺到したのだろうか。

帰りは、12時発の急行に乗る。ちょうど11時51分発の急行が発車したタイミングでホームに着いたのだが、11時51分発に比べると12時発は空いていた。前者は15分の間隔が空き、後者は9分の間隔が空いたということで、後者のほうが空いていたという正直な結果だ。


毎日新聞旧石器遺跡取材班「発掘捏造」

考古学研究家による旧石器捏造事件について、毎日新聞のスクープ記事を発表するまでの経緯とその影響、課題点についてまとめた本。報じただけで終わり、ではなく、このように本にしてまとめるのは意義があることだと思う。かなり慎重な姿勢で取材に取り組んだことがうかがえるが、公表できないような手法の取材をすれば、後でこのように内幕までまとめて本にするということはできないだろう。捏造の現場の撮影から捏造をした研究家を問い詰めるあたりは、かなりスリリングな展開で読み応えがあった。

私は大学時代に少し歴史をかじっていて考古学をやっている友人もいたが、専門課程である程度の教育を受けていると、それにあわせて学問についての作法も学ぶことになる。捏造をした研究家は高校を出て就職して趣味で考古学を始めて、そこから研究家への道を歩み始めた。発掘という実作業で実績を挙げたが、作法を学ぶ機会を飛ばしたゆえにこのような捏造を行ってしまったのではないかと感じた。本来であれば、作法を知っているはずの大学教授といった専門的に長く考古学を研究してきた人がチェックすべきで、考古学界での責任という意味では、捏造によって作り出された成果を支持した研究者がもっとも責任があるのではないかと感じた。

考古学をとりまく環境の問題やマスコミの責任という点にも触れられているが、一般の人に全ての学問に対して興味関心を持って理解をしろ、というのも無理な話で、中には疎ましく思う人がいるのもやむを得ないとは思う。マスコミの責任についても、専門家の発表に疑問を持つまではできるかもしれないが、それを検証するとなるとなかなか難しいのではないか。かと言ってわからないから報じませんというわけにもいかない。そのあたりは難しい。ただ、結果的に捏造だった考古学の結果を町おこしに利用して「原人まんじゅう」とか「原人ラーメン」とか作ったのはかっこわるいとは思った。

発掘捏造 (新潮文庫)

発掘捏造 (新潮文庫)


サマータイム法案今国会提出見送り

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/99468.html

政局的な要因もあるようだが、まあよかったのでは。

自民党の早川忠孝衆議院議員は民主党の篠原孝衆議院議員の意見を聞いてサマータイム制度導入賛成から慎重に考えを変えたとのこと。考えを改めてくれたのはよかったが、他にもあまり考えずにとりあえずサマータイム制度導入に賛成している議員は多そう。そして、篠原孝議員はいい仕事をしたと思う。