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今日から南東北を旅する。先月と同じく三連休乗車券を使っていく。
まずは、福島まで新幹線で行く。福島までは各駅停車のやまびこ仙台行きに乗っていく。大宮の時点では混んでいたが、進むにつれて乗客は減っていく。福島の時点ではだいぶ空いていた。仙台まで行くとなるとはやて、はやぶさを使うのだろう。
福島から南相馬行きのバスに乗る。福島と南相馬を結ぶバスは福島交通と東北アクセスの二社が運行している。東北アクセスの便のほうが時刻がよかったのと、東北アクセスが南相馬地元の会社であることと、福島交通には因縁があるなどから、東北アクセスのバスに乗ることにした。あまり大きくないバスだったが乗客は9人だったので余裕はあった。途中で大型の東北アクセスのバスとすれ違ったので種類があるのだろう。途中、道の駅川俣でトイレ休憩をした。飯舘村も通ったのだが、飯舘牛を扱う店は軒並みつぶれていた。
南相馬市、旧原町市ということになるが、中心部はわりと平常通りなのかなという印象。ただ、駅近くのヨークベニマルが営業していなくて、ヨークベニマルの他店舗と仮設住宅などを結ぶバスが運行していた。どのみち車で買い物に行く人が多いので、影響を受ける人はそれほどいないということか。
原ノ町から相馬までJRに乗る。この区間は部分的に復旧している。やはり電車は速い。2両編成だったがそれで充分な客数だった。相馬に着いて少し街を歩く。中村城跡に行った。平安時代からある城だそうだ。碑や像が多かった。
相馬から亘理まで代行バスに乗ることにになる。代行バスだが駒ヶ嶺は駅の駅前に入り、その他の中間駅は駅から離れた場所に停まる。そもそも新地、坂元、山下は震災で駅で被害を受けているし、街の中心部に近い国道近くに停まったほうが利便性は高い。この区間は2017年頃に鉄道が復旧するという見込みだそうだ。復旧したらまた来たいところである。途中、高速道路の工事や、復興作業のトラックなどで交通量が多いところがあって渋滞し、数分遅れで亘理駅に到着した。
亘理から仙台に移動して、夕飯食べて、石巻までの直通快速に停まる。現在、仙石線は一部区間が運休しているが、東北本線、石巻線で仙台からノンストップで石巻まで行く列車が走っている。気動車の3両編成で、この時間に仙台を出る列車は軒並み混んでいるのに、この列車はだいぶ空いていて少し悲しかった。やはり仙台-石巻の移動客はだいぶバスに取られているということか。小牛田にくらい停まってもよさそうなものなのだが、あくまでもノンストップである。もっとも、仙石線が復旧するまでの期間限定ではあるのだが。