マスコミ批判的な言説

インターネット上でマスコミ批判的なツイートが「バズる」ことが多々ある。私個人の話をすれば、1995年前後のオウム真理教事件のあたりからマスメディアに対しては不信感を抱いている。わりと筋金入りなのであるが、巷に出回っているマスコミ批判的な言説を見てみると、10代、20代くらいの若い人ならともかく、それなりに年がいった人がするには、何を今更というか、周回遅れ感がするようなものであったりもする。かなり踏み込んで言うと、今更そんなことを鼻息荒くして宣って恥ずかしくない?というレベルの。
少なくとも、マスコミ批判は「バズる」を起こすの道具ではないよな、と。
自分のタイミングの場合がオウム真理教事件だったというだけであって、基本的にはそれより前から変わっていないものであろう。何故変わらないのか、という問いの答えに、単に情報発信側の問題ではなく、受信側にも問題があるのではないかと思う。要はマスコミと視聴者が共犯関係にあるということになる。この状況が問題解決を難しくしていると考える。