2021年06月一覧

GSV024.国見山石灰鉱業専用線跡(三重県南伊勢町)

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国見山石灰鉱業専用線は南島町、現在の南伊勢町に存在した、石灰石を選鉱場から吉津港まで輸送するために作られた専用線である。2001年にベルトコンベアによる輸送に切り替わって廃止となっている。南伊勢町に行く際にここを見るために寄っていこうかとも思っていたのだが、南伊勢町役場があり旧南勢町の中心でもある五ヶ所から国見山石灰鉱業専用線があった村山までバスで1時間超もかかり、バスの本数も少ない。そういうわけで行くことはやめた。
ストリートビューでは、吉津港から石灰鉱山の方に向かっていく。現役のベルトコンベアの姿が見える。国道260号線にも鉄道がかつてあったと思われる跡があるが、車で過ぎればほとんど気がつかないレベルである。ここから山側に向かっていく。ストリートビューの限界で川を挟んだ遠くからになるが、まずはっきりと見られるのは残っている鉄橋の姿である。川を渡って専用線跡に近づくと、レールが残っているのがはっきりと見えた。ここから先しばらくは専用線跡と道路が離れているが、だいぶ進んだあたりで、レールが川と反対側の右側に現れた。ここから先は専用線跡と道路が併走し、更に左側にはベルトコンベアの姿が現れる。やがて専用線跡の直上にベルトコンベアが通るようになる。木に囲まれた細い道の斜め上にベルトコンベアが通っている光景も珍しいと言えば珍しい。やがて鉱山の麓に到着。ここで行き止まりだが、ここまでストリートビューの車が入ってきたこと自体すごいと思った。


宮脇俊三「ローカルバスの終点へ」室谷

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宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2021年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は室谷(新潟県東蒲原郡上川村)。
上川村は2005年に合併により阿賀町となっている。津川駅から室谷までのバスであるが、今でも当時と変わらず一日三本が運行されている。ただし、平日のみの運行である。当時は行きは所要時間59分だったというが、今は時間がかかる病院経由でも53分となっている。本書にはダムの建設計画があるという記述があるが、この常浪川ダム計画は事業中止となっている。ただ、住居の移転と県道の付け替えは行われている。そういう事情があって、室谷集落は山奥のわりには近代的な住宅が建ち並んでいる。氏が宿泊した讃岐屋旅館も健在である。讃岐屋旅館は集落のいちばん高いところにあったというから、ここは移転せずに当時の場所のままであろう。
余談だが、室谷の先は林道本名室谷線が福島県金山町の本名まで通じている。現時点では途中通行止めということにはなっている。


週末日記-湿気

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昨日は、ゆりかもめ沿線に行く。去年くらいから行こう行こうと思っていたのだが、タイミングがなかなかあわずに保留になっていた。豊洲市場に行ってみる。見学は中止ということで、飲食と買い物くらいが目的である。自分は中栄でカレーを食べた。中には長蛇の列の寿司屋もあったが、並んでいる人は味わかっているんだろうか、と思ったり。その後、有明テニスの森付近の有明ガーデンに行く。無印良品に行った後、泉天空の湯という温泉施設があったので入ってみた。この施設の存在を把握しておらず、本当は別の温泉に行くつもりだったのだが、ここから湧いている本当の温泉のようなので入ることにした。休日料金2200円は立地などを考えると仕方がないか。ラクーアよりは安い、ただ、ラクーアよりは広くない。その後、江戸城址に行った。
今日は雨という予報で外出しないつもりだったのだが、雨が降らなさそうだったので、軽く西多摩方面に行く。


GSV023.富山(愛知県豊根村)

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愛知県富山村といえば、かつては離島以外の市町村で最も人口が少ない村であったが、2005年に豊根村に編入されている。そういう意味で興味はあるのだが、行ったことはない。
ストリートビューでは富山の玄関口である大嵐駅から旧富山村の中心部に向かっていく。大嵐駅は静岡県浜松市天竜区、かつての水窪町であるが、駅のすぐ近くにある橋で天竜川を渡ると旧富山村域に入る。1997年には富山村が資金を出して大嵐駅の新駅舎を建てたとのこと。駅周辺の看板なども富山が目立っている。天竜川に架かる鷹巣橋は道幅は細く、橋長は長い。橋を渡りきったところで愛知県豊根村の標識が見える。左に曲がって旧富山村の中心部を目指すが、やはり道が細い。途中までは天竜川に沿って行くようにみえるが、案外木に覆われていて天竜川が見えない箇所はある。しばらく進むとまとまった建物が見えてくるが、そもそも建物を建てられるような平らな土地が限られている。駐在所、村役場支所、郵便局が固まった場所にあるが、コンパクトにならざるを得ない立地でまとまっている。少し先には林業センターがあり、ここは若干広々とした場所に建っている。その先には旧富山村唯一の商店という千歳屋商店がある。シャッターが閉まっており屋根の文字も一部欠落しているのでもう営業していないのかと思いきや、豊根村のパンフレットには年中無休と記載されており、掲載されている写真も例の文字が欠落している状態なので、営業しているのかもしれない。2004年には喫茶店は理髪店も営業していたようだが、今は営業していない模様。理髪店に関しては、サインポールが残っている建物は確認できた。更にその先には旧富山村唯一という信号機があり、富山小学校富山中学校の看板もあるが、豊根村立富山小中学校は2015年に閉校となっている。信号を過ぎると、建物の存在がなくなってくる。ひたすら進むと、ふるさと創生事業で整備されたという湯の島温泉がある。その近くに架かる井戸川橋はかなり細い。歩行者待避所のようなスペースがあった。


YATSUI FESTIVAL! 2021

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今年はオンラインと有観客のハイブリッドであったが、オンラインから参加とした。クラウドファンディングには気持ちを投資する。去年なCAMPFIREを使っていたが、今年はシステムを内製したもよう。手数料とか考えると、そちらのほうがよいとは思う。
音楽なんかはやはり生で見たほうがいいと思うも、昨日は雨だったり、今日はJRが停まっていたりとなると、やはり家で楽に見られるというのは大きなメリットである。トイレも近いし、冷蔵庫(飲食物)も近いし。それでも来年あたりは生でみたいとも思うけどね、
不満といえば、ニコ生。けっこうつながらなくなるし、プレミアム会員がきたからといって追い出されるし。追い出された後で入り直せば入れたりもするが。プレミアム会員獲得のために必死感はあるのだろうが、本当に年に一回しか見ないので、そのためにプレミアム会員になるものどうかと思うし。どうせなら、クラウドファンディングで、やついフェスだけニコ生プレミアム会員権とかリターンにほしい。そうすれば、それを申し込む。
個人的なベストバウトはトークだが、吉田豪x後藤まりこx森田哲矢トークショー。吉田豪x後藤まりこの二人のときはいつもの感じだったが、遅れて森田哲矢が入ってきて、さすが第一線で活躍している芸人だけあって、その後の化学反応がよかった。音楽でフルで見たのはポップしなないで、後藤まりこアコースティックviolence POP、ぱいぱいでか美、眉村ちあき、ニガミ17才、サニーディ・サービス。実は全組、以前に生で見た人たちばかりである。後藤まりこは別名義だけど。でも、出演者の幅が本当に広くて、バンド、ミュージシャンでも大御所から、キャリアの浅い人たちまで、その広さがこのフェスの良さだと思う。


新幹線eチケットサービス

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去年の夏に書いた記事が下書きになったままだった。せっかくなのであげておく。
JR東日本の新たなチケットレスサービスとして、新幹線eチケットサービスというのが開始された。今まで自分はモバイルSuicaのモバイルSuica特急券を利用していたのだが、それが廃止されて新幹線eチケットサービスになったのである。
今まで使えていたものをあえて新しいサービスにしなくていいのに…というのが本音であるが、そうなってしまったものは仕方がない。今回、初めて新幹線eチケットサービスを使ってみた。トクだ値10を使うと10%割引になる。以前はえきねっとで予約したときにトクだ値が使えたが、これも新幹線eチケットサービスを使うことで割引されるようになっている。予約自体は従来どおりのえきねっとでの予約と変わらないので問題ないのだが、最後に持っているSuicaを登録するという作業が待っていた。ここで登録したSuicaで改札が通れるという仕組みなのだが、登録しようとしたら「ただいま混み合っております」というようなメッセージが出てくる。時間をおいてもやっぱり出てくる。更に時間をおいて何度か試したらようやく登録できた。根本的にえきねっとのUIはいまいちなのだが、それでかつ何度も登録しないといけないのはイラッとする。
新幹線に乗るときは、登録したSuicaをかざすだけである。ここではノートラブルだった。改札内には乗車する列車と座席が印字できる機械がおいてあった。あれは、全駅に置いてあるのだろうかはわからない。ただ、紙であったほうが確認するには好都合である。
外部の人間がすると、特に便利さの向上は感じないし、別にシステムを変える必要はないと感じるが、内部的な事情があってのことなのだろう。新しいサービスについていくしかない。


ことばのパズル もじぴったんアンコール

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買った。iOS版。
2940円するが、買い切りのほうが、無料だけど後で青天井的に課金したり、広告が出るゲームよりも精神的にいい。無料版の入門編もあるので、シリーズをやったことがない人や、iPhoneでの操作感がわかりたい人などは、最初に入門編をやればいい。
だいぶステージをクリアしたつもりなのだが、まだステージクリア率が20%くらいである。毎日やる必要がないし、空いている時間に息抜き程度にやるゲームなので、さほど時間も食わない。こういうのでいいんだよ、といった感じだ。


GSV022.井川(静岡県静岡市)

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井川は大井川鐵道に乗って井川駅まで行って井川湖あたりを歩いたり、古くは静鉄のバスで静岡駅から井川駅まで行ったこともあるが、井川本村のほうには行ったことがない。
ストリートビューでは井川駅から井川本村に向かう。県道60号線を進んでいく。まず駅のすぐ上のほうに「ミニ列車ご利用者専用駐車場」なるものがあった。車でここまで来て大井川鐵道に乗って往復する人の利用を想定しているのか。道も細く木に囲まれたところを延々と行くとなると、歩いて行くのはたいへんだろう。市道閑蔵線の交点を過ぎると少し開けてきて、静岡らしく茶畑も見えてくる。せっかくなので「夢の吊橋」を渡るルートを選んでみたが、橋まで行くのも険しそうで、橋自体も夢?という代物であった。駅から本村まではけっこう距離があることがわかった。井川本村の中心部に入ると、けっこう住宅が並んでいる。旅館や民宿も何軒かある。ただ、商店の類いは少ないように見えた。一般的なスーパーマーケットがある静岡市の北郊まで行こうとなると、車でも1時間半以上はかかる。あと、井川湖近くには井川ダムまで行く渡船乗場があるが「本日欠航」になっていた。


GSV021.岩村城跡(岐阜県恵那市)

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岩村城跡はいつかは行ってみたい場所である。ただ、上り坂を上らなければならない。体力はますます下り坂の身、なるべく早くに行かなければならない。来春あたりか。
下記地図のルートは登口から岩村城跡まで国道を経由するルートになっているが、ストリートビューではまっすぐ上っていく。登口から城跡にまっすぐ至る道は当然ながら車両通行止めである。しばらく進むと林の中に入るが、ここも石畳が敷かれている。土岐門まで上ると平らな道となる。このあたりから城の遺構がいろいろと現れてくる。岩村城の写真としてよく見る六段壁まで来ると頂上はわりとすぐ近くである。ストリートビューでは六段壁を大きく迂回して、駐車場の脇を通って、頂上に到着。
上ることは上るが、あたりを見物しながら行けばそれほど苦ではないように思えた。車で頂上まで行けるが、やはり上る過程に見どころがあると言える。


GSV020.下栗(長野県飯田市)

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日本のチロルとも言われる下栗であるが、2014年に行っている。具体的にははんば亭の駐車場に車を停めて、おおぎびら展望台まで歩いて行き、そこから下栗の集落を眺めた、実際に集落に行ったわけではない。
ストリートビューでは、はんば亭から下栗の集落に向かう。はんば亭という蕎麦店があるのだが、ここの駐車場に車を停めておおぎびら展望台に行くのがお約束となっている。駐車場は車がいっぱい停まっている。展望台へは坂を上っていくことになる。ちなみに車道から展望台に至る歩道に入るあたりには人がいっぱいいた。集落のほうに行くには坂を下っていく。進んでいくと交差点に交通整理の人がいた。道の狭さを喚起する看板があちこちに立っている。山の景色は素晴らしい。これだけの深山の里でも、少なくない人家が建っている。これだけ人家があれば何らかの公共交通機関があるのではないかと調べてみたら、旧上村中心部と下栗を結ぶ乗合タクシーが週2日運行していた。飯田行きのバスとの接続も考慮されているようである。
集落に行っても狭い道を通過するくらいがせいぜいであるので、観光客は観光客向けに設置されたビューポイントで集落を眺めるに留めておくのがいいのかもしれない。