春の北海道からの北東北 5日目

今日は長万部からバスに乗ってまず今金町に行く。瀬棚線跡を辿っていく。長万部駅から乗る人は7人ほどいたが、すぐ降りる人が多かった。国縫から今金までは本当に寂しい場所である。バス車内で知ったのだが、函館バス往復割引切符なるものがあり、片道でも使えて980円だった。その時はレギュレーションがよくわからなかったのだが、瀬棚から長万部まで乗っても980円だった。通常運賃で980円を超える場合はお得な切符となる。
今金町は男爵いもが名産品ということでコロッケ定食を食べた。当初予定していた店とは違う、今金町に入って看板を見て知った店に入ったのだが、当初予定していた店は営業していなかった。確実に空いている店に入るのが吉である。今金から引き返してもよかったのだが、折角ここまで来たので瀬棚まで足を伸ばす。先客も何人かいて檜山北高校で高校生が乗ってきてほぼ満席になった。北桧山のバスターミナルは旧北桧山駅である。瀬棚の三本杉でバスを下車。三本杉岩を見て、瀬棚の街中を歩く。帰りのバスは客が少なかった。
長万部から普通列車に乗って南下する。1両編成で空いていた。今日は新函館北斗に泊まるが、夕食の問題があるなと思っていた。森で若干停車時間があったのでいかめしを買おうかと急いで駅前の店に行ったら売り切れだった。新函館北斗駅の近くにラーメン屋があるのは知っていたが19時までだったので普通列車で行ったのでは間に合わない、森で先発する特急列車なら間に合うが、と思いつつも到着した特急列車を見たら、自由席が思いの外空いていた。そこで特急列車に乗り換える。新函館北斗で降りてラーメンを食べたら、その店19時半閉店、19時ラストオーダーだった。それなら普通列車でも間に合ったが、まあよしとする。