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この記事と前後してしまうが、パスピエ『ONOMIMONO』を買った。
基本的に1stのときよりも洗練された感じ、そして一筋縄ではいかない楽曲群。思わずにやりとしてしまうエッセンスを感じるものも。
ナタリーのインタビューでは「相対性理論×YUKI」という評価に意外さを感じたようなことを言っているが、相対性理論の色は1stに比べると2ndは弱くなったような。大胡田なつきのヴォーカルがそういう印象を与えるのだと思うが、かつては今の感じにエモが加わった歌い方だったらしい。「その頃はロックといえば、メタルとへヴィロックだと思ってたんですよ。あと、NUMBER GIRLが好きだったので、ああいう方向にも憧れていて。ちょっとムリがあったんですけど。」とのこと。
JUDY AND MARY(YUKI)とか矢野顕子のエッセンスは感じるんだけど、そういう雰囲気を出しつつ、でも結局はパスピエとしてのオリジナリティが充分に出た作品に仕上がっている。
どんどん作品を作りたいとのことなので、これからも要注目、楽しみなバンドですね。
- アーティスト: パスピエ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2012/06/27
- メディア: CD
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