路眺一覧

GSV058.巾着田(埼玉県日高市)

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巾着田といえば曼珠沙華。一回、その季節に行ってみたいと思うものの、なかなか行けていないという状態である。
ストリートビューでは、巾着田をほぼ一周していく。2017年9月のデータなので曼珠沙華が咲いている。そして、人がいる。しばらく行くと入場料300円の徴収場所があった。ここからが曼珠沙華が多く咲いている。人が集まるところには店が出てくる。出店スペースが用意されていて、そこに暫定な店が多数出店していた。そしてそこに人が溜まっている。5年前だから今はどうかわからないが、やはりハイシーズンだと混んでいそうである。


GSV057.国鉄長野原線太子支線跡(群馬県中之条町)

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国鉄長野原線太子支線は1945年に日本鋼管群馬鉄山専用線として貨物営業のみで開業。やがて国鉄に組み込まれ、1961年には旅客営業を開始。1966年に貨物営業が廃止され、1970年には営業休止となる。長野原線本線は長野原駅が終着駅だったが、1971年3月に長野原から大前まで開業、それと同時に吾妻線に名称変更。書類上は太子支線も吾妻線となるが、5月に太子支線が廃止。結局、旅客営業を行っていたのは9年間、貨物営業を含んでも25年間のみの営業期間だった。太子は当時は六合村であったが、現在は中之条町となっている。
ストリートビューでは、日影にあるトンネルから太子駅跡に向かっていく。トンネルの中も車が通れるようにはなっているようだが、ストリートビューのデータはない。廃線から50年以上経っており、その面影というのはほとんどない。知識がないとここにかつて鉄道が通っていたということはわからないだろう。旧太子駅は観光施設として整備されており、入場料200円かかるが、人の姿もちらほらあり、それなりの観光資源となっているようだ。


GSV056.袋田の滝(茨城県大子町)

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袋田の滝に行ったのは2009年のことだった。その前の日だかに雨が降った影響もあってか、かなりの迫力がある光景を見ることができた。
ストリートビューでは、袋田の滝へ通じるトンネルの入口から滝へ向かっていく。そこまでストリートビューで見られるというのもすごい時代である。当時も今も入場料は300円で値上げしていなかった。第1観瀑台と第2観瀑台があり、第2観瀑台はエレベーターに乗っていくことになる。ストリートビューでも1階、2階の切り替えが可能であり、2階の第2観瀑台からの眺めも見ることができる。ただ、迫力という点では第1観瀑台から見る滝のほうがよかった。当時のことはよく覚えていないが、エレベーターに乗る行列の表示がけっこうあるので、混むときはエレベーターに乗るのにけっこう待つのであろう。あと、滝の有料部分の入口は1ヶ所だけではなく吊り橋経由のもう1ヶ所があることを知る。このルートは当時行った記憶がない。入った口から出たような気がする。吊り橋のほうには滝見茶屋という飲食できる店がある。遠くのほうに、かつ横側からだが、袋田の滝を見ることができるようだ。


GSV055.熱塩駅跡(福島県喜多方市)

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国鉄日中線は1984年に廃止された路線で、晩年は朝と夕方しか列車が走らない、日中に走らない日中線などと揶揄された。日中は終点熱塩駅の更に北にある温泉地で、日中から先の米沢まで路線を延ばす計画があったが、頓挫している。鉄道廃止直後は廃止代替バスが運行されていたが、現在はそれも廃止されてデマンドタクシーが運行されている。
ストリートビューでは、熱塩駅跡手前の転車台跡から今は日中線記念館になっている熱塩駅跡に向かっていく。転車台は案内板などはないが、それっぽい形は残っている。開業時には使用されていたが、距離が短く低速だったのでバックで運転しても支障がないということになり、使われなくなったという。途中には踏切の警報機が残されている。熱塩駅舎を使用した日中線記念館は近代化産業遺産認定となっている。


GSV054.山刀伐峠(山形県最上町)

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松尾芭蕉が堺田から尾花沢に向かう際に通ったとされる峠で、「おくのほそ道」でも最大の難所とされる場所である。現在はトンネルが通っているが、旧道も残っていて、ストリートビューのデータもある。
ストリートビューでは、トンネルの手前から旧道に入り峠を越えていく。入口には「おくのほそ道 山刀伐峠入口」の看板がある。一応舗装はされているが、車の離合が難しいほどの”ほそ道”だ。途中に「十二曲り登り」という案内板の先に人が登る道があるが、こちらは当時の山道が残っているとのことである。車道は蛇行しつつもそれなりに整備されており、やがて峠の頂上に到着。駐車場やトイレも完備されている。峠の向こうは尾花沢市になる。そちらに向かって下っていくわけだが、下りのほうが勾配が急のように思う。だいぶ下って元の道に合流。こちらにも山刀伐峠の案内がある。「頂上まで三粁」の表示もあった。


GSV053.象潟(秋田県にかほ市)

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象潟の九十九島はかつては浅い海に九十九島と呼ばれる島が浮かぶ風景が広がっていたが、1804年の象潟大地震で隆起し、陸地に島のような小山が並ぶ風景となった。長崎県にも九十九島があるが、象潟のほうが元祖である。
ストリートビューでは、象潟橋から鏡島に向かっていく。象潟九十九島巡りの王道は蚶満寺から北に向かっていくルートのようだが、そちらにはストリートビューのデータがないので…。象潟橋には説明板があり、少し離れた場所には船つなぎ石がある。羽越本線の踏切を渡ってしばらくすると「九十九島コース きたかたさんぽみち」の小看板が立っている。かなり細い道に入って島というかこんもりとした山というか丘のようなものが見える。知識がないと元島というのもわからないかもしれない。


GSV052.定義(宮城県仙台市)

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定義について、私は油揚げで知ったのだが、元々は平貞能、転じて定義に由縁がある場所で、江戸時代に平貞能の従臣の子孫がこの地に西方寺を建立し、周辺に門前町を形成していったとのこと。
ストリートビューでは、定義交流センターから山門を通って西方寺本堂へ向かっていく。定義交流センターの隣には定義バス停があり、まさにゲートウェイの役割を担っている。シンプルな観光案内板が見えるが、「商店街、表参道」のほうに向かっていく。口に近いところにある定義とうふ店は、おそらく定義でも有名な店なのだと思う。最新のデータだとまだ朝早いのか店がやっていないのだが、2011年のデータでは店先で食べている人の姿が見える。その先にも店が数軒ある。阿吽像がある山門を抜ける。境内の敷地はかなり広い。山門あたりはわりと狭々とした感じなのだが、本堂のあたりはけっこう広々とした印象である。本堂の近くには如来像もある。少し離れたところには庭園と五重塔もある。


GSV051.小岩井農場(岩手県雫石町)

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個人的にだが「小岩井」とついた乳製品に弱い。なんかいいものだと思ってしまう。小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の名字の頭文字をとってできた小岩井農場。盛岡駅からバスの便が出ている地域の名所ともなっている。
ストリートビューでは、小岩井駅から小岩井農場に向かっていく。駅前にはキャメルマートという地場コンビニがあるが、ストリートビューのデータが2014年と古く、現在は存在していない。県道131号線から県道219号線に入り、最初に見える小岩井農場の施設が植木植物園である。なんせ小岩井農場の敷地は広大である。更に進むと「小岩井農場本部」がある。小岩井農牧株式会社の本社は東京だが、小岩井の主要部署がここにある。だいぶ走って小岩井農場の中心地に到着。駐車場の敷地に売店はソフトクリームを売る店があった。そこを過ぎて左に曲がって少し行った先に小岩井農場の一本桜がある。ストリートビューのデータは5月で、花は咲いておらず青々とした桜の木が見える。その背後には岩手山が見える。


GSV050.尻屋崎(青森県東通村)

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尻屋崎は寒立馬という馬が放牧されていることでも知られている。東通村には行ったことがないので、滞在候補として気になる場所である。むつバスターミナルから尻屋乗り換えで尻屋崎まで行くバスが1日2往復ある。地元の人は尻屋崎まで路線バスで行かないだろうから、完全に観光利用を意識した路線だろう。そういうのがあると行ってみたくもなる。
ストリートビューでは、尻屋崎ビジターハウスから尻屋崎に向かっていく。ビジターハウスはわりと小さな建物である。下北交通のバス停もある。尻屋崎に向かっていく道にはゲートがあるが、これは時間帯によっては通行不可でそれを制御しているゲートであろう。しばらく進んでいくと左手に海が見える。ここのデータは有志の方が歩いて取得したようである。歩道もついているので歩くのには難がないが、ゲートから尻屋崎までそれなりに距離はある。やがて灯台の姿が見えてくる。灯台は車道からすぐの場所にある。その向かいには売店がある。この近くに尻屋崎バス停もあるはずである。逆に言うと、灯台と売店以外は何も無い、くらいの場所である。馬の姿もストリートビューでは見えなかった。


GSV049.カムイワッカ湯の滝(北海道斜里町)

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私が知床に行ったのが2003年8月15日。知床自然センターから知床大橋までのバスに乗った際、カムイワッカ湯の滝バス停を経由した。当時書いた文章には「カムイワッカの滝で私を除く全員が下車。ここから滝を上っていくと温泉があるそうで、行く気は全然なかったのだが、その方向を見て、その気持ちがより強くなった。人多すぎ。」と記されている。夏の観光シーズン最盛期ということもあってやたらと人が多かった。バスに関しては現在はカムイワッカ湯の滝が終点となっている。
ストリートビューでは、駐車場からカムイワッカ湯の滝に向かっていく。ちなみに知床大橋方面の道は、許可の有る者以外立入禁止となっていた。道道から川に沿った歩道も言えないような場所を通って、川を通って滝の方に昇っていく。データは10月であるが人も数人いて、サンダルのようなものを履いているようだ。入口からそれほど遠くない場所に「一の滝」の表示があり、ストリートビューではのデータはここまでである。そもそも一の滝上部から上流へは現在では立入が禁止されている。360°写真だと立入禁止表示がある箇所の写真が参照できる。普通に考えればここから先は立入できないとわかるようにはなっているようである。