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このブログで新座市への大江戸線延伸については過去に記事を書いてきたが、
「なるか 大江戸線の県内延伸 新座市長「開業へ全力」」という東京新聞の記事があがっていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140123/CK2014012302000151.html
新しい要素としては以下の二点か。
- 新座中央(仮)から新宿まで約35分と明記
- スマートインターチェンジを作ってパークアンドライドによる集客を目論む
新座中央(仮)から新宿まで約35分については、市の施設に貼ってあるポスターにも書いてあった。以前に約30分と書いてあったのに比べると現実的で具体的な数字になったとは思うが、既存鉄道に比べて優位性を感じる数字ではなくなっている。
あと、スマートインターチェンジについては、以前から構想があったが、大江戸線延伸と絡めてしまっていいものかと思う。すなわち、こういう構想を立ててしまうとスマートインターチェンジができないと大江戸線延伸計画が頓挫してしまうことになる。スマートインターチェンジができるとまわりの道路の交通量も格段に増えるし、周辺住民の反対もありそうである。
大江戸線延伸にかかる建設費の新座市の負担を50億円と見込んで今から積み立てをしているとのことだが、大学や医療機関、商業施設、住宅、スマートインターチェンジ、パークアンドライドと大風呂敷を広げた計画を立てると、その周辺整備で建設費の数倍のお金を使うことになりそうである。もっとも、この計画をそこまでの大風呂敷を広げないと実現が無理な計画、ということも言えるかもしれない。