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ホテル最寄り駅から普通列車に乗って佐川で特急列車に乗り換える。何となく改札を抜けて駅前に出たらバス乗り場が左手に見えた。そこには黒岩観光バス全路線の時刻表が。個人的に興味がある越知→出来地の時刻もあり、とりあえず全部デジタルカメラで撮影した。デジタルカメラ便利だ。雨が降りそうなのでなるべく早く動いておきたいということで、普通列車を捨てて特急列車に乗るプランにしたのだが、思わぬ収穫があった。個人的にはかなり嬉しいことなのだが、興味がない人にとっては何が嬉しいのかわかってもらえないような気もする。
高知で荷物を預けて、「MY遊パスわくわく号」の乗車券を買う。これは、香美市、香南市あたりの観光施設を結ぶバスである。今日のメイン目的地は龍河洞であるが、土佐山田から龍河洞までの路線バスはあるものの、野市から龍河洞まではかつてはあったようだが、今はない。この「MY遊パスわくわく号」が野市と龍河洞を結ぶ唯一の公共交通機関である。土佐山田から龍河洞まで単純往復ではつまらないので、野市からはこのバスに乗ることにした。
高知から寄り道をして野市に着。清和学園前から土電に乗ったが、一条通までの駅間距離が短すぎておかしかった。後免町駅は愛称「ありがとう駅」という。あのやなせたかし先生がつけたのであるが、先生自作の詩に「ごめん駅とごめん町駅ではまぎわらしい」とある。それを言ってはおしまいでは。のいち駅のシンボルキャラクターの「のいちんどんまん」には、かなりひどさを感じていたが、野市ではちんどんコンクールみたいなものをやっているらしい。
野市で龍馬歴史館に行く。坂本龍馬が大好きというわけではないが、野市でどこかに訪れようと思ったとき、この施設くらいしかなかったので行ってみた。動物園もあるがさすがに一人では行かない。入館料は1000円。例の乗車券で60円割り引かれるが、高い。入ってみてそれなりによかったものの、やはり1000円は高くないか。けっこう客はいたが。蝋人形がいっぱいあって金はかかっているんだろうな、と思った。
龍馬歴史館から「MY遊パスわくわく号」に乗る。先客は二人だった。途中の県立のいち動物公園と大日寺では乗降客0。動物園の駐車場は混んでいた。龍河洞で私を含め全客が降りる。
龍河洞も入場料1000円。ここは例の乗車券呈示で80円引き。あと絵はがきをくれる。私が鍾乳洞好きということもあるが、ここは1000円の価値がある。洞内の通路は狭い。秋芳洞や龍泉洞に比べると作られていないという感がある。その分、足が弱い人には歩くのが難しいかもしれない。多分小錦は通れない。双葉山がへそをすったという場所があったが、今の相撲取りだと通れるかどうかが問題だ。当時の相撲取りは今より小さかったのだろう。写真を撮りまくっていたら電池がなくなったのが少し残念だった。スペアの電池は預けた荷物の中にあった。ここも観光客が多かった。
ここまで幸運にも雨が降らなかった。あとは高知に戻るだけ、そこそこ乗客がいた路線バスに乗って土佐山田駅に行き、JR普通列車で高知に戻り。ホテルに着くまで雨は降らなかった。
今日は早くに投宿。明日も朝は遅いので今日は買ってきたつまみでビールを飲む。