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東海林さだお「丸かじり劇場メモリアルBOX」

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「丸かじり」シリーズから108編を精選、という本。ベストアルバムみたいなものか。全部で700ページ弱あって、内容もおもしろいし、一つ一つ読むのはそれほど苦ではないが、一気に読むのはたいへん。

個人的には食材を擬人化する話が好き。

丸かじり劇場メモリアルBOX (朝日文庫 し 14-4)

丸かじり劇場メモリアルBOX (朝日文庫 し 14-4)


敷金・礼金なしの賃貸物件のトラブルで提訴へ

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080918-OYT1T00502.htm

家賃の滞納をしたということで、鍵を勝手に交換されたり、違約金を支払わされたり、家から追い出されたりしたとのこと。確かにやりすぎだとは思うが、

今回、提訴を予定している30歳代の男性は、日雇い派遣として働いていた2年前、インターネットで同社の物件を見つけ、家賃5万8000円で、ロフト付きワンルーム(6畳)の部屋に入居した。

と、私が住んでいるところよりも家賃が高かったりする。ロフト付きだって。

こういう物件が低所得の若者に人気があると記事には書いてあるけど、低所得者までワンルームアパート、マンションに住むと、バストイレ共同で家賃が安い、というような物件が無くなってくるように思う。私が学生時代に住んでいたのは、バストイレ共同で台所は部屋についていて家賃が18000円。よく入り浸っていたところは台所も共同だった。今では学生すらワンルームに住む人が多くなっている。しかし、共同だけど安い物件というような選択肢が無くなると、それこそワンルームマンションorネットカフェ、という極端な二者択一になってしまうように思うのだ。そういう下地がこのような悪質な業者をはびこらせる原因になっているようにも思う。


大阪で石野田奈津代を見かける

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大阪で石野田奈津代らしき人を見かけた。だって、ギターケースに「石野田奈津代」って書いてあるのよ。そのままだろ。正直、顔を見て本人であるかの判断はつかないのですが、公式サイトのプロフィールでを見た感じでは本人で間違えないでしょう。あのギターケースだったし。

新大阪から地下鉄御堂筋線に乗っていた。ギターケースにビニールをかぶせてあるのがプロっぽかった。雨対策だろうか。あと、マネージャーかスタッフかはわからないが男性が一人帯同していた。

私は、まだ名義が「いしのだなつよ」の頃の楽曲を何曲か聴いている。あの頃は今よりも音楽に興味があったので、多くの楽曲をチェックしていたものだった。今から9年くらい前の話か。それから今まで、次々に新しい人が生まれては消えていく中で、音楽活動を長く行っていっているのはすばらしいことだと思う。

デビュー当時とは見た目の印象は変わった感じはするけど、さわやかな感じはそのままでしたよ。


麻生氏発言「安城や岡崎だったからいいけど」

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080916/dst0809161350002-n1.htm

麻生太郎氏が愛知県豪雨で「安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」と発言した、とのこと。岡崎の人は怒っているらしいが、麻生ではよくあること。まだまだこんなもんじゃないぜ、奴の発言の恐ろしさは。

余談だけど、麻生太郎総理大臣が西村真悟衆議院議員に対して「バカヤロー」って言って解散したらおもしろいと思った。第二次バカヤロー解散。まあ、言わないだろうけど。そもそも言われるようなイベントが発生しないか。それにしても、西村真悟はまだ衆議院議員なんだよね。西村真悟が改革クラブに行けばいいのではないか。


山陰の旅3日目

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山陰の旅と言っても今日はほとんど山陰にいない。

鳥取を朝早く出る特急スーパーはくとに乗る。朝早くてもそれなりに乗客はいる。自由席でもよかったのだが、新幹線との乗り継ぎ割引がきいて値段はそれほど変わらないので指定席にした。

朝早く鳥取を発ってそのまま東京に帰るのでは、昨日のうちに帰れよ、ということになるので、大阪に寄ることにした。新大阪から梅田乗り換えで関目高殿まで行く。この中でちょっとした有名人らしき人をみかけたのだが、それは別で書こうか。関目界隈でお好み焼きを食べて、関目成育まで行く。関目成育から今里筋線に乗る。これがけっこう人が乗っていた。どうせ空いているだろうと思っていたら。それでも立つほどではない。4両編成のミニ地下鉄だと多少乗っていても赤字だろう。やはりミニ地下鉄程度の需要だと採算をとるのは難しいと思う。

鴫野で降りて、JR一駅放出まで行って、おおさか東線に乗る。これでJR再完乗。放出に着く快速が41分発で、おおさか東線の列車が40分発だったので、快速を待って発車するのかと思ったら、待たずに発車した。このあたりは協調していないのか。この列車は空いていた。それなりに利用客はいたが。やはり新大阪までつないで初めて価値があるように思う。

あとは大阪をぶらぶらした。新大阪から15時頃の新幹線で帰ったが、東京までの便は軒並み満席だった。


山陰の旅2日目

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鳥取の観光地と言えば、10人中9人が思いつくのが鳥取砂丘だと思う。私はまだ行ったことがなかったので行ってみた。周遊きっぷで鳥取駅から鳥取砂丘までのバスが乗れる。バスも混んでいた。もちろん車で来る人も多くて、鳥取砂丘の近くは道も混んでいる。訪れる人もそれだけ多いということだ。バスを降りて砂丘へと行く。その景色を見てまず思ったこと。「おもしろい」。一面砂の景色なのだが、起伏があって、砂の坂を人が上ったり下りたりしている。その光景がおもしろい。普段見る景色と現実離れしていて、なんか砂の山を上る姿が前世で犯した罪を贖っているようにも感じた。自分も罪を贖ってみる。体を横にして上ると上りやすい。スキーで雪山を上るような感覚である。海岸に降りることもできるが、そうしたらまた上ってこなければならないので、そこまでは行かなかった。パラグライダーの体験もしていた。あと、ラクダにも乗ることができる。当然有料。写真撮影も有料。ただラクダを撮るだけでも金をとると書いてあったが、それだけで金をとることができるのだろうか。個人的には曲芸みたいに細い柱に立って馬車に乗るようにアナウンスをしているお姉さんに感銘を受けた。笑顔で写真撮影に応えていた。人がたくさんいても気にならない観光地という点ではポイントが高い。来た価値があった。なお、帰りのバスも混んでいて、立つ客もいた。

砂丘近くの店では傘や長靴を貸し出していた。確かに靴は問題である。裸足で歩くという選択肢もあるが、私は後々がめんどうくさいのでスニーカーのままで歩いた。雨が降っていたらたいへんだったが、晴れたのはよかった。ただ、暑かった。梨ソフトクリームを食べ、梨ジュースを飲む。

市内に戻ってきて、鳥取は尾崎放哉の出身地ということでそれなりに推しているようで、この界隈に行ってみたのだが、特に案内もなくどこがそれだかよくわかなかった。こういうのは、気合いを入れていくものではなく、このあたりをぶらりとしてみて、「あ、ここがそうなのか」と言う感じで訪れるものだと思うのだが、そういうきっかけになるようなものが見つからなかった。やはり尾崎放哉は小豆島に行ってみないといけないか。

時間があったので、白兎神社に行ってみる。行きはJRでということで末恒駅まで行く。駅から近いと思い込んでいたのだが、実は2Kmある。歩けないことはないが、やはり遠い。白兎神社の近くに道の駅があって、そこが混んでいた。神社にはそれほど人がおらずひっそりとしていた。白兎神社からバスに乗って帰ってくる。このバスも周遊きっぷで乗れる。

鳥取と言うと東京の感覚だと、遠くてなかなか行かない場所であるが、よくよく考えると京阪神からはけっこう気軽に来られる場所である。道の駅の駐車場に停まっている車を見ると、京阪神地域のナンバーが半分くらい、残りが地元鳥取がその半分、岡山・広島あたりがその半分くらい。関東のナンバーもあったがかなり少数だった。


山陰の旅1日目

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昨日の記事にも書いたが、サンライズに乗って東京を発った。乗ったのはサンライズ出雲。着いたのは松江。新所原で線路に人が立ち入ったということで、1時間以上遅れて松江に着いた。通勤電車が1時間遅れたら抗議ものだが、サンライズが遅れても、その後で時間が決まった用事がなければ文句はない。どうせなら2時間遅れれば払い戻しになるのでなおよかった。もっとも、そうなるとさすがに旅程に影響がでてくるが。ちなみに切符は周遊きっぷを使っている。

松江に来るのは本当に久しぶり。以前、路線バスの旅でバスを乗り継いだ、というのを除けば、1999年以来、9年ぶり。そのときは古江のユースホステルに泊まって、翌日、松江温泉駅から松江駅までバスに乗ってそこからバスに乗って、七類港に行って、隠岐に行ったのだった。これは来たうちに入るのか?更にその2年前も来ている。そのときは松江城のあたりをぐるっと歩いた。これは来たうちに入るだろう。その間、同じ島根県でも出雲、大田、浜田、益田には泊まったこともあったのに、松江には縁がなかった。

そういうなかなか縁遠い松江なので、少し街を歩いてみる。松江城のあたりはかなりの観光客がいた。堀川遊覧船という観光用の舟が行き来しているのだが、それに乗っている客もけっこういた。むろん、観光に特化した街というわけではなく、都市としてもかなりの規模を持っている。めのうを売っている店が多かったが、私としては松江と言えばめのうよりもRuby。プログラミング言語Rubyの開発者が松江市に在住している。何かないかと思っていたら、「Ruby」と書かれた赤いTシャツを着ている人が歩いていた。話ができすぎていて、そのRubyなのかわからない。ただ、私はRubyは使ったことがありません。

松江から特急やくもに乗って根雨に行く。根雨は名前が気になって行ってみたかった場所だ。米子からだと特急列車で20分。志木から池袋に行くようなものだ(列車の運転本数は全然違うが)。周遊きっぷも根雨までは範囲内だ。おおよその想像はついていたが、行ってみると山間の小さな街である。それでも、それなりに街には店があったり、趣もあった。

米子に戻って境線に乗る。境線は妖怪がそれぞれの駅にひもづいている。米子駅はねずみ男だ。鼠先輩の先輩である。観光客らしき人たちが、米子駅ホームのねずみ男の像の写真を撮っていたのだが、地元の人はどう思っているのだろうか。愛らしいキャラクターならまだしも、妖怪である。同じ鼠ならミッキーマウスのほうがよかったと思っているに違いない。飛行機に乗るわけではないが、米子空港駅まで行ってみる。米子から米子空港まで30分。根雨よりも時間的には遠い。距離的には半分以下なんだけど。行きも帰りも1両編成で、混んでいた。行きは座ろうと思えば全員座れるくらいの混雑度だったが、帰りは間違えなく混んでいた。観光帰りの人たちが多かった様子。ローカル線に冷淡なJR西日本の本領発揮と言ってもいいが、観光で売るなら、観光客を受け入れるような体勢を整えよ、と言いたい。列車に妖怪の絵を描くとか、本質的にどうでもいいことはやっているんだけど、本質的な改善はやっていない。それをやると金がかかるからだろう。そこまでやる覚悟はないということか。

今日は鳥取に泊まる。時間的には米子泊が適当だったのだが、鳥取だと二連泊にできるので、無理にでも今日中に鳥取まで行ってしまうことにした。米子からスーパーまつかぜに乗る。2両編成の短い特急列車だが、座るのは問題なかった。


日本でいちばん好きな列車に乗る

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要するにサンライズ出雲・瀬戸なんですが。

乗っていて不愉快になる列車はあまたあるけど、乗っていて嬉しくなる列車というのはそんなにない。今回はシングルに乗る。B個室を買うと、だいたいソロはいっぱいでシングルになる。値段が多少違うが、ソロでもシングルでもいい。しかし、A個室となるとやはり気が引ける。だけど、いつかは乗ってみたい。でも、乗るときは「B個室はいっぱいですが、A個室なら空いています」と言われたときではないか。自分の意志では乗らなさそうな。

通勤電車なら十人はいるスペースをひとりじめ、しかも寝ているうちに移動してくれる、まさに夢のような列車。

列車の中から仕事帰りの労働者の姿を見る。違う世界の人になったみたいだ。もっとも、ついさっきまで私もあっち側だったんだけど。しかし、東海道本線沿線で通勤している人は、サンライズの姿を見せつけられるわけだ。何とも思わない人もいるだろうが、私だったらたまらない。向こう側がうらやましくて。

サンライズに乗って、逗留地で一泊するも何もしないで、またサンライズで帰ってきたら阿房列車みたいだ。私の場合、何もしないはもったいなくて、いろいろとあがくわけだが。

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宮沢章夫氏の文章から考える現代日本の地域社会

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宮沢章夫氏が心臓の病気で入院され、退院されたとのことだが、その退院後の9月5日付けの日記に興味深いことが書かれていた。ちなみに、宮沢氏は静岡県掛川市出身。

(中略)掛川でなにかできると思っていた。小さなところから社会は変革できると考えていた。まだそのころの掛川の街は小さかった。どこに行くにもクルマじゃなきゃだめになったのは、地方の生活圏が大きくなったからだ。なにものかが街を大きくしたからだ。かつては歩いてすぐの場所に商店があって、小さな土地で人は生活していたし、そうした生活に大きな支障があったとは思えない。資本はそれだけでは動かないから、地方の空間を変容させ、資本を活性化させようとするから、いまでは誰もが、地方ではクルマがないと生活できない、という言葉をあたりまえに感じている。けれど、「地方ではクルマがないと生活できない」はクルマを必需品にさせようとする資本の企みが生んだ言葉だ。というか、資本主義は、無自覚のうちにそう発展する。そのようにしか生きてゆくことができない。

http://www.u-ench.com/fuji21/

これって、現代日本の地域社会の本質をついているのではないだろうか。コンパクトシティという言葉が最近言われてきているけど、かつての日本の街はコンパクトシティが普通だった。それが、今コンパクトシティという言葉を持ち出して動かなければいけないほどに、街が肥大している。資本主義は人々の欲望を生みだし、満たす装置になっているのだけど、その欲望って実は小さいものにすぎないと思う。それに左右されすぎているきらいがある。

その後に宮沢氏も綴っているが、やはり新しい価値観を作り出していく必要がありそうだ。そうでないと、日本、だけではなく世界も立ちゆかなくなるのではないだろうか。


よーし、パパ自民党総裁選で盛り上がっちゃうぞー

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マダムもいるわよー。

という、かけ声が聞こえてきそうな自民党総裁選であるが、やはり本命は麻生太郎ということになるか。推薦人も派閥横断的に名前が連なっている。自らが所属する麻生派からは一人のみ。余裕のある人は自派からの推薦人を少なくして、他の派閥からの推薦人を連ねる傾向にある。そういう意味では派閥の意味ってまだあるということか。その推薦人に高市早苗に稲田朋美もついているというのがアレだが。個人的には今回立候補した五人の中では麻生太郎がいちばん総理大臣にふさわしいと思う。というか、他の人がふさわしくない。ただ、この人はまわりがどん引きするような失言をしかねないので、失言が出る前に選挙にしたほうがいい。

石破茂前防衛相は、得意分野への見識はあるとは思うが、総理大臣が適役とは思わない。津島派フラストレーションを発散するための出馬ということか。ところで、津島派は石破派になるのだろうか。昔のイメージだと「派閥の長」という感じではないが、津島派や伊吹派があるのだから、石破派でもいいかもしれない。

石原伸晃元政調会長は元政調会長だから元政調会長と呼ばれているのだろうが、こういうように何と呼ぶかの取り決めがあるのだろうか。私としては元国土交通大臣と呼んだ方がいいと思うのだが、それともそれは黒歴史なのか。それだけ。

小池百合子、与謝野馨の両氏は推薦人に小泉チルドレンと呼ばれる人の名前が目立つ。与謝野馨首相になったら、次の選挙で初めて現職総理大臣が選挙で落選、という事態になりかねない(総理大臣経験者が選挙で落選したことはある)。これは邪推であるが、K元首相は小池、与謝野の二点買いなのではないか。で、小池、与謝野で二三位連合を組むつもりなのではないか、と。与謝野陣営の推薦人代表が野田毅元保守クラブ代表だ。保守クラブとは、ひどい書き方をすれば、保守党が保守新党になったときに泥船から自民党に逃げた野田、小池らが作った中継政党である。これはこじつけで、今でもつながりがあるかはわからないけど。しかし、何かが間違って寿司マダムが首相になったら日本が逃げ出すことも考えたくなってくる。ヒラリー・クリントンがあれだけがんばって結局アメリカ大統領になれなかったのに、寿司マダムが今回ひょんなことから日本の総理大臣になったら、日本は残念な国だと断定せざるを得ない。

そんな寿司マダムの推薦人は埼玉4区選出の早川忠孝議員の名前が。埼玉県連は麻生推しでいくって前から決めていたのになんでだよ、とつっこまれないか。