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帰ってきた

今日は福岡から東京に戻ってきただけ。飛行機は後ろの方の席で、隣席に人はいなかった。

今回の旅の成果は、福岡、佐賀の鉄道乗りつぶしという点においては達することができたが、壱岐への訪問が果たせなかったのは残念な点。ほとんど予定を決めていなかったのだが、あれで泊まる宿やプランをしっかり立てておいて、船に乗れない、では悲劇だった。あういうダイヤの変わり方をするとは全然思っていなかった。

天気は1日の午前中だけ雨に祟られたが、他はずっと晴天続きでよかった。今回は歩きまくりで疲れた。とはいえ、歩くというのは基本的な運動行為である。このクルマ社会において歩く量が減っていることに危機感を抱かずにいられない。少子化とか財政危機とか、そういった問題以前に日本が滅び行く要因になると、今更ながら思った。

ゴールデンウィークはあと今日をあわせ四日残っているが、明日は近場にでかけて、土日は天気も悪いみたいなので引きこもる予定。


JALでICチェックイン

飛行機に乗るのにタッチアンドゴー、ということで、JALがICカードを使って搭乗券がいらずのチェックインサービスを行っている。最初は羽田空港にしかそのサービスが使えないということで意味がない、と思っていたが、順次国内各地の空港に配備されていた、福岡空港でもそのサービスが使える。そういうわけで、使ってみた。

まず、携帯電話からWeb経由でチェックインをする。このときに座席も選べる。完了画面に便出発15分前を目安に保安検査場にてピッと確認を行って下さい。と表示された。なんだよ、ピッと確認を行って下さい、って。

手荷物を預かるときは、窓口のカードリーダーにカードをかざして搭乗券の代わりとする。DENSOのリーダーだった。保安検査場でもリーダーがあって、そこでピッと確認するとレシートみたいな紙がでてくる。ここに搭乗する便や席が書かれている。そして、実際に飛行機に乗る前にゲートでJRの改札口でやるようにタッチアンドゴーで通り抜ける。

メリットは、チェックインがどこでもできること。自動チェックイン機でやればほとんど時間もかからないが、自分専用の端末でやれれば、絶対順番待ちは生じない。早めにやっておければとりあえず安心する。あと、搭乗券がいらないということ。JALはANAに比べると搭乗券のサイズが長い。もっと短くすればいいのにと思うが、どちらにせよ、あの券を持て余すことがままある。このサービスを使うとそういうことがなくなる。

デメリットは、通信料がかかるとか、なんか生理的にいや、とかそんなところか。個人的にはこれからも利用していきたいと思った。


筑肥一周

今日は本来であれば、昼頃壱岐から呼子まで船に乗って、そこから唐津に行って、唐津線乗って、JR九州完乗とあいなって、そこから博多に向かうという予定だったが、朝の時点で博多にいるので、地下鉄、筑肥線で唐津まで行って、そこからは予定どおりというふうにした。すなわち一周。

ただ一周するだけだと時間が余るので、寄り道をする。まず唐津。唐津城に行く。人がけっこういる。藤棚が見事だった。見頃は少し過ぎていたようだが。藤は好きなのだが、あえて藤を見に行く、ということはしないので、たまたまでも見られてよかった。高みからの眺めもよい。

西唐津まで歩いて、そこから佐賀行きに乗る。西唐津は意外にも有人駅だった。無人駅だと思って事前に切符を買っておいたのだが、これなら地元で買えばよかった。東唐津も有人駅だったし、唐津をなめてはいけない。

唐津線は地味な線区だ。厳木まで唐津市になったのは複雑。呼子も唐津市だしな。小城市というのもできている。あえて久保田で下車したが、無人駅で駅前も寂しかった。

次は吉野ケ里公園に行く。神埼で下車。駅前に観光案内所みたいなものがあったので行ってみたら閉まっていた。

吉野ケ里公園は駐車場が満車になるほどの混雑ぶり。公園部分は無料開放されていたが、遺跡の部分に入るには入場料がいる。公園部分では、バーベキューをしたり、芝生で遊んだりしていた。入り口で木炭を売っていたのがちゃっかりしている。

遺跡部分も人が多い。復元された建物がいっぱいある。とにかく広いし暑かったのでさすがにばててくる。展示室にあった人骨はインパクトがあった。ここにあった飲み物の自動販売機が全部売り切れというのが、今日の暑さを物語っている。持参していたペットボトルのウーロン茶も冷たかったのに、温かくなっていた。

今日のつまみは鳥栖で買った焼麦。


壱岐行けず

.今日は壱岐に行く予定だった。昨日、厳原発7時45分発のジェットフォイルの予約を窓口でしたのだが、満席だと言われた。それならと8時50分発のフェリーに乗ろう、と、そう思っていた。そしたら今日と明日はこの便欠航だと言うではないか。えー。何も知らずに乗り場に来た人多数。

他の島外脱出手段を考えるが、午前中に対馬を出る便はどれも満席。こんなことで島に来ていることを痛感する。どんなにがんばっても壱岐に着けるのは早くとも夕方。そうなると壱岐での滞在時間は短くなるので、今回は壱岐はあきらめた。宿も予約していなかったので、そういう手段がとれたわけ。壱岐は博多から日帰りでも行けるし、まあいいかと。

そういうことで、16時50分発の対馬空港から福岡空港に飛ぶ便を予約した。11時20分発の便は満席。しかし、少しの期待を持って早くに空港へと向かった。狙いはキャンセル待ち。その期待が通って、11時20分発の便に乗れた。キャンセル待ちなのに窓際に座れて申し訳ないくらいだったが、翼の上で、しかも対馬は東西の幅が短く、東に飛んでいくのですぐに海の上に行くのであった。

図らずも福岡に今日着いてしまった。久しぶりに太宰府に行った。太宰府、人いっぱいいた。鳥肉の料理というか総菜が売っていたので買って、ホテルでビールのつまみにして食べる。

今日は博多どんたくをやっている。駅前でもなんかやっていた。でも、あれって他所者が見ても楽しそうではない。自分は祭り好きではないし。

余談だが、厳原港にコインロッカーはあった。そりゃ、あるか。


対馬

博多から乗ったフェリーは混んでいた。学生の団体が多かった、前の便が欠航だった、などの要因あり。1997年夏に青森から函館まで乗ったのに比べると余裕はあったが。最近、知恵と金を使って楽をする傾向にあったので、たまにはこういうのもいいかと思う。

厳原に着。比田勝に行くルートも考えたのだが、今回は厳原。このルートの利点は厳原に荷物を預けておけること。コインロッカーにでも入れておこうかとも思ったが、見当たらなかったので今日泊まるホテルで預かってもらった。

対馬は寒い。まあ朝だからということもあるが、厳原の北緯は美祢に近い、ってわかりづらいが、どちらにせよ九州では最北。

対馬に多いもの。

・ハングル

・阿比留姓

ハングル標記が多いのは韓国に近いからけっこう韓国の人が訪れるからだろう。阿比留は対馬の名字なのか、知らなかった。

今日はおさしみを食べた。マグロの冷凍の刺し身がでてきたら萎えー、だったが、それはなかった。

厳原はヴォーダフォンどころかPHSも通じる。種子島に勝利。ただ、街規模は西之表や隠岐の西郷より小さいように感じた。ホテルの数は多い。


こんな場所でも

image/freelife-2005-05-02T12:08:15-1.jpgヴォーダフォン3Gの電波が通じる。

バスの宣伝放送で、J-PHONEが対馬全島で通じるようになったとながれていたが、それいつの話だ。


小倉→博多

今日は主にまだ乗ったことがない鉄道路線に乗った。

・北九州モノレール

小倉から企救丘まで乗り通す。競馬場前で降りる人が多い。競馬場関係者かそうでないかはわからん。それにしても、小倉競馬場は見た目がきれいな競馬場だ。あれは行ってみたくなった。企救丘からJR駅の志井公園まで歩いたのだが、そのときは雨がかなり強く降り、だいぶ濡れてしまった。

・日田彦山線(豊前川崎-添田)

短い区間なのでそれほど感慨はない。志井公園から添田に行き、そこから西添田まで歩いて田川後藤寺に戻る。帰りに乗った列車は案外混んでいた。添田始発だからそんなに混んでいないと思ったら。

・平成筑豊鉄道糸田線

田川後藤寺から金田までの区間。客はままいた。金田から直方まで乗った列車もけっこう乗っていた。

・宮地岳線(津屋崎-和白)

廃止も取りざたされているが、それも仕方がないと思った。どことなくくたびれ感がある。

・香椎線(和白-西戸崎)

西鉄を和白で降りたときに、ちょうど列車が行くところだったが雁ノ巣行きだったので悠々見逃し。確かに雁ノ巣までは市街地が続く。海の中道で今から遊びに行くというような人がキャッキャと降りていった。西戸崎は駅前にマンションが建つ予定、と書かれた看板が立っていたが、本当に立つのだろうか。

・七隈線

いわゆるミニ地下鉄。大江戸線や長堀鶴見緑地線みたいなもの。地下鉄なので車窓からの景色は単一だ。これって、橋本まで作る必要があったのか。西区まで、ということなのだろうが。

で、今夜いよいよ対馬に渡る。んだけど、なんか人いっぱいだ。

その前に港の近くにある風呂に入った。800円。悪い意味でにおいがする湯だが、夜行の船に乗る前に入るにはうってつけ。



小倉二日目

小倉で初めて見た言葉「降りチャリ」。自転車は降りて通れ、みたいな意味のよう。

今日は、半年前に来た場所をいくつか。飯塚とか山田とか。

本屋にゼンリンの地図コーナーがあるのが小倉っぽい。

旦過市場で鳥唐揚買って食べた。


小倉泊

東京から九州まで新幹線で行くなんて飛行機嫌いな人がすることだと思っていたが、今回はそれを実行。特に急いでなかったし、新幹線の中ですることはあるのでまあいい。やはりノートパソコンをバッテリのもちがいいものに買い換えたのが大きい。東京から九州まで使いっぱなしでもまだ大丈夫。

せっかくだからグリーン車に乗ろうかとも思ったが、価格差にびびって普通車にした。小倉まで乗る。乗車券は明日のこともあって、教育大前まで買った。教育大前って言われても福岡県の駅とは分かりづらい。

東京駅はさすがに混んでいたが、いつもこれくらい混んでいると思う。グリーン車の近くに、いかにもVIPを守っている、といった感じのガードマンがいた。雰囲気醸し出しすぎ。

満席ということだが、東京駅の時点ではそれほど席は埋まらず。品川、新横浜と客を乗せて埋まった。

それにしても、新幹線はけっこう揺れる。6本の狂ったハガネの振動、ではない。ノートパソコンを使っていると酔いそうになる。

広島で降りる人が多かった。やはり、九州まで乗り通す人はいなさげ。

小倉に二連泊する。小倉にじっくりと滞在するのは初めて。

小倉といえば焼きそば、ということで、焼きそばを食べる。チェーン店らしいが、知らない店。焼きそばのそばがかたい。さすがラーメンの麺もかたく、皿うどんがある九州だ。