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CASIOのEX-H20Gというデジタルカメラを買った。それも発売日に。私は今までデジタルカメラは映ればいいくらいしか思っていなく、それほどこだわりはなかったのだが、ここのところなんかいいデジタルカメラがほしい欲が沸いてしまい、しかし、一眼レフとか買ってもコンパクトではないし、使いこなせそうだし、どうしたものかと思っていたら、EX-H20Gが出るということで、その特徴に惹かれて買ってしまった。値段は39800円。今まで1万円台のカメラを使っていたので、それより倍以上の額だ。もっとも、10年くらい前にいちばん最初に買ったデジタルカメラは5万円くらいして、それよりはだいぶ安いのだが。
特徴はなんと言ってもGPSが内蔵されていて、写真を撮った場所が記録できるということだろう。写真を撮るとき、画面にその場所が表示されるのが楽しい。GPSは今は携帯電話には標準的に装備されているが、測地をするのに数十秒くらい待たされるのが普通である。このデジタルカメラは基本的にGPSの処理を待つということがなく、スムーズに使えることができる。そもそもの仕組みが違うようなので比べるのおかしいのかもしれないが、これは画期的だと思った。そのGPSだが、ずっと屋内にいると問題ないのだが、地下にいるときには測地できないのはもちろんとして、厚い屋根があるプラットホームでもだめだったりすることがあった。具体的に言うと、列車に乗って、駅に着いて、駅名標を撮ろうと思ったら、そこが屋根があるプラットホームで現在地をさしていない、とか。このあたりはGPSの挙動の癖を知ったほうがいいのかもしれない。あと、今まで自分が行った場所を地図で表示する機能があるのだが、そのデータをエクスポートができないし、粗くしか記録できないようなので、GPSロガーのようには使えず。地図も細かい縮尺まで表示されるわけではない。あくまでおまけの機能と捉えたほうがいいようだ。
今まで使っていたデジタルカメラ(COOLPIX L18)との比較になるが、ボタン等小さくて押しづらい感じがする。あと、写真を撮った後に画面が黒く表示される時間が数秒と少し長い気がする。COOLPIX L18はすぐに表示されて処理をしている時間は砂時計アイコンが表示されていた。このあたりは徐々に慣れつつある。ズームは光学10倍ズームでレンズでぐいーんと伸びて、そういうやつは初めて使うのですげーなーと思っているが、だいたいの人はこれが常識なのだろう。カメラとしての機能も高いと思う。自分撮り機能なんていうものがあって驚いた。まあ、自分撮りとかしないけど。あと、カメラを縦にして撮ったか横にして撮ったかを判定して画像を保存してくれるとか、すげーと思ったけど、これも今では常識なのかな。
あと、今回妥協したのが電池。リチウムイオン電池で、電池を取り外して専用の充電器で充電しないといけなく、めんどうくさい。今まで汎用性の高い乾電池で動くカメラを選んできたので。電池がないと動かないので重要視したいところなのだが。USBで充電ができるのかと思っていたのだが、できなかった。もう一つリチウムイオン電池を買っておくか、悩むところ。もっとも、今のところ一日使って電池切れということはありえなさそう。充電池もけっこうかさばるのだが、長旅でも充電池持っていって、一日一回充電すればまず大丈夫だとは思う。
純粋に写真を撮りたい人であればGPS機能はあってもおまけであって余計なのかもしれないが、私は旅先での記録が主な役割なので、こういう付加価値はありがたく受け入れたい。