路眺一覧

GSV039.足摺岬(高知県土佐清水市)

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高知県を代表する岬といえば室戸岬と足摺岬であろう。室戸岬は国道沿いにあるということもあって行ったことはあるが、足摺岬は国道から更に入ったところにあり、土佐清水自体に訪問したのも一回のみということもあり、行ったことはない。
ストリートビューでは、足摺岬バス停から足摺岬に向かっていく。バス停にはちょうど中村駅行きのバスが停まっていた。車体にこの地域の市町村合併の履歴が書かれていた。店は辛うじて土産物屋兼食堂の店が一軒営業している。その向かいには金剛福寺がある。そこから車道を離れ岬に向かっていく。木々に覆われた歩道を通って、灯台がある場所に出る。灯台とは別の場所に展望台もあり、ここからの海の眺めはよさげである。他にも天狗の鼻という景勝地があるが、こちらはストリートビューにデータがなし。


GSV038.遊子水荷浦の段畑(愛媛県宇和島市)

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遊子水荷浦の段畑は江戸時代から山地を開墾したことから始まるという。旧遊子村の水ヶ浦(水荷浦)に存在する。水ヶ浦まではバスが運行されているが、宇和島中心部から1時間ほどかかる。自動車でもそれなりに時間がかかり、なかなか行きにくい場所だ。かつては高速船が寄港していたが、現在は寄港していない模様。
ストリートビューでは、水ヶ浦の港からぐるっと迂回して段畑の上の方まで行く。下からも段畑は見られるが、住宅が間に入っていることもあってちょっとわかりづらい。だんだん屋、だんだん茶屋という施設があり、そこに併設する駐車場に観光客は車を駐めることになっている。また集落内に民宿が一軒ある。Aコープ水ヶ浦店と描かれた建物があるが、今は営業していないようだ。商店に関しては遊子の中心部にはヤマザキショップがある。海沿いの道を過ぎて坂を登っていくと道が狭くなる。この道は基本的には外部の人が通るべきではない道であろう。Googleの車は通っているが。道を進んで段畑の上に出てきた。左手には海と段畑、右手には墓地、となっている。Wikipediaにも書いてあるが、段畑の段の幅はかなり狭い。狭い土地をなるべく有効に利用しているかたちであろう。海には養殖の施設が目立つ。道路は行き止まりになっているが、その先には荷物運搬用のモノレールがあった。


GSV037.女木島(香川県高松市)

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通称鬼ヶ島と呼ばれる女木島はかつては男木島とともに雌雄島村に属していたが、今は高松市になっている。高松からフェリーが出ていて、島内にはそれに接続する港と大洞窟を結ぶ路線バスが運行されている。このバスは途中のバス停は設定されておらず、完全に観光に特化したもののようだ。
ストリートビューでは、港から大洞窟に向かう。港の待合所が鬼ヶ島おにの館という施設になっている。駐車場に停まっているバスに乗り込む人の姿も見られる。まっすぐ大洞窟に行くのではなく、島の中心部を経由していく。少し進むと、女木島出身の政治家西尾末広の銅像がある。ただ、木に隠れて銅像の全貌はよくわからなかった。このあたりは海水浴場にもなっている。海から離れて郵便局を通る。おそらく島唯一の金融機関ということになるのだろう。島内に日用品を買うような商店はないようだ。だいぶ山に近づいたところには市の出張所がある。少し先の住吉大神宮のあたりから山に向かって上っていくことになる。坂道に入ると家などはない。途中洞窟に向かっていくバスが見えるが、けっこう乗客が乗っていた。また古墳もある。さらに進んで、洞窟前の駐車場に着。やはりバスが停まっていた。大洞窟の他に展望台があり、ここから見える瀬戸内海の景色はよさそうだ。


GSV036.阿波の土柱(徳島県阿波市)

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阿波の土柱、知名度はわりと高いように思う。実際に行くとなると、路線バスは廃止されており、高速バスの阿波バスストップからは徒歩圏内ではあるが、たとえば高知徳島エクスプレス号だと、徳島行きの乗車、高知行きの降車は不可なので、高知から往復してこないといけない。実質、自家用車で来るしかない場所である。
ストリートビューでは、県道198号線の終点から阿波の土柱に向かっていく。入口では阿波の土柱がアピールされている。土柱の名がついた旅館も複数ある。車が入れるところのぎりぎりのところにある駐車場は小さいので、大型バスなどは県道近くの駐車場に駐めてそこから歩くのだろう。歩道をひとしきり歩いて、展望台に到着。確かに土の柱であるが、わりと地味だ。展望台から土柱までけっこう遠いが、階段を下りて気が済むまで近づけそうではある。上の方まで行けるらしい。一応、ロッキー山脈、チロル地方と並んで、世界三大奇勝ということになっているらしいが、他の二つからもそう括られているかは謎である。


GSV035.元乃隅神社(山口県長門市)

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元乃隅神社は2015年にCNN「Japan’s 31 most beautiful places」に挙げられてから有名となった。それまではほとんど知られていない神社だったはずである。個人が所有する神社で、神社本庁の管轄する神社ではない。元々は元乃隅稲成神社という名前であったが2019年に改名している。
ストリートビューでは、県道66号線から元乃隅神社に向かっていく。データが2014年9月のものなので、有名になる前である。辛うじて「龍宮の潮吹 500m 元乃隅稲成神社そば」の看板がある。車のすれ違いが難しいような細い道を海に向かって下っていく。現在は一方通行推奨となっているようだ。やがて、左手に鳥居、右手に駐車場が見える。駐車場がある場所に現在は観光用売店があるようだ。あと、以前からある食事処が存在している。駐車場にはほとんど車が停まっていないが、元乃隅神社の入口の鳥居をくぐった先のデータが2017年6月版であり、こちらは車がかなり停まっている。このデータでは百本鳥居をくぐって龍宮の潮吹のほうまで行くことができる。人がけっこういる。2014年データでも百本鳥居は道の上から見ることができるが、誰もいなさそうであった。


GSV034.弥山(広島県廿日市市)

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弥山は宮島にそびえる山である。宮島には何度か行ったことがあるが、だいたい宮島港から厳島神社までを往復して終わり、となっている。それ以外の宮島を知らない。
ストリートビューでは、宮島港から弥山展望台に向かっていく。時間帯が早いようで、人もさほど多くなく、店もあまり営業していない。なんなら鹿もいない。裏路地のようなところを通ったこともなかったが、昔からありそうな建物が並んでいる。大聖院から弥山への登りとなる。ここから約1時間半の登山となる。ちょうど、もみじ祭りをやっていた。途中、白糸の滝への分かれ道がある。白糸の滝はそれほど遠くないが、ストリートビューではクリック1つで行くことができる。そのときの水量に依存するのだろうが、数分の寄り道で済むのであればアクセントとして見ておいてもいいか、というくらいの感じであった。東屋がある場所があり、そこからは海を望むことができる。登山道は石段が整備されているので、登りやすそうではあるが、ひたすら長い。だいぶ登り切ったところに遊女の石畳というスポットがある。細い石畳の道なのだが、遊女が寄付をして整備したという。ただ現地には説明らしきものはなさそうだ。台風で歩道が流失して現歩道以外は立入禁止という看板があるのみである。そしてだいぶ登ったところで、仁王門がお出迎え。奥のほうに厳島神社奥宮の御山神社があるが、そこに至る道も険しい。そして、弥山本堂はわりと開けた場所にあって、鹿もいた。ロープウエーの駅からここまで来るルートもあるが、それでもそれなりに歩くことになる。ここから弥山展望台まではさらに登る。途中、くぐり岩という岩をくぐるイベントがある。このあたりは弥山巨石群という名前もついているようで、すなわちでかい岩が多い。そんな弥山の頂にある弥山展望台はさすがに景色がいい。ただ、下から足で登ってくるのはもちろん、ロープウエーに乗ったとしても、行くのはなかなかたいへんそうな場所ではある。


GSV033.羽山渓(岡山県高梁市)

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羽山渓は吹屋から成羽に向かう道の途中にある。以前にバイクで吹屋から成羽まで移動したことがあったが、何も考えずに走ったのでこの道は通らなかった。
ストリートビューでは羽山渓休憩所から羽山第二隧道へと向かっていく。データが1月で、雪がうっすらと残っている。岡山県道300号線は島木川に沿って宇治のほうに向かっていく道となっているが、そちらのほうは通行止めになっていた。道が細く、羽山第一隧道はトンネル内での離合が無理ということからか、対向車を知らせる表示板が設置されている。渓谷沿いの道ではあるが、木がけっこう生えているので、さほど景観がいいわけではない。一応、下に降りられる階段のようなものがある箇所もあるが、実際に下りられるかは不明。そして羽山第二隧道。素掘りの状態がそのまま残っている。第一と比べると長さが短いのでそのままのかたちで残っているのであろう。確かに珍しいが、通ってみれば一瞬だと思う。


GSV032.江島大橋(島根県松江市)

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江島大橋は2012年に松江から境港に行くバスに乗ったときに通ったことがある。そのときの印象はほとんどなかったのだが、その後、車のCMで「ベタ踏み坂」として知られることになる。
ストリートビューでは、松江市八束町江島から橋を渡って境港市に向かっていく。ストリートビューで見ても特に傾斜がきつくはない、普通の橋である。交通量はわりとある。あと左右に歩道が整備されている。橋を渡りきったところで、米子空港と松江駅を結ぶバスとすれ違った。そういうわけで、主要な基幹道路であることはわかったが、ベタ踏み坂なのは撮影の仕方によるものであろう。ただ、このCMがきっかけでちょっとした観光名所になったようではある。


GSV031.三徳山三佛寺投入堂(鳥取県三朝町)

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投入堂は三徳山三佛寺の奥院として国宝に指定されているが、そこまで至る道が険しいことでも知られている。また一人では登れないらしい。そういうことで、自分が行くことはないだろうと思っていたが、なんとストリートビューが行っている。それに便乗する。
ストリートビューでは、三徳山参道入口バス停から本堂を経て投入堂に向かっていく。バス停のすぐ近くに参道入口がある。駐車場は少し離れた場所にある。入口に杖が置いてある。階段を上って本堂に至る。その奥に受付所がある。観光気分、観光装備で入るな、ということが強調されている。志納金として大人200円、子供100円を払うことになる。門をくぐって朱塗りの橋を渡り、いざ登山。信仰の山ということからか手つかずに近いところでの山登り。かつ、初春なのか、まだ雪が残っていて、そこで撮影しながらの登山となると困難であっただろう。単純に道に迷いそうである。そして、終点、投入堂が建っている崖の下まで到着。確かに滑落事故が発生しそうな道中であった。
ちなみに投入堂の360°写真が登録されているが、あれは手前の観音堂で撮ったものではないだろうか。投入堂への入堂は原則として禁止ということになっているが、そもそもあそこに入るのはかなり難しそうだ。観音堂は投入堂に行くのであれば必然的に通ることになる。


GSV030.友ヶ島(和歌山県和歌山市)

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友ヶ島へは加太港から船に乗っていく。興味がある島ではあるが、けっこう人気がある島でフェリーもなかなか乗れないこともあるというような話を聞き二の足を踏んでいる。
ストリートビューでは、島西側の友ヶ島灯台から東側の虎島に向かっていく。旧日本軍によって作られた防衛施設の跡が多数ある。点在しているので全部見て回るとなるとたいへんそうだ。道はわりと歩きやすそうだ。小展望台では弁当を食べている人がいた。ここから海が望める。港のほうに出るためにけっこう長い坂を下る。船着き場の近くにはトイレや飲み物の自動販売機がある。旅館友ヶ荘もあるが現在はやっていないそう。少し離れた場所にある海の家”うみのや”という宿泊施設は現在でも営業しているという。
港から虎島のほうに向かっていく。虎島まではけっこう距離がある。最新のウェブ上にあるパンフレットによると虎島へは渡ることはできないとあるが、ストリートビューのデータでは渡ることができる。ただ、渡った先も道なき道のようなところを進んでいく。砲台跡、行者像などがあるが、ここまで来るのも時間がかかり、友ヶ島での持ち時間を考えると、無理なく渡れたとしても虎島まで来る人は少ないだろう。
友ヶ島の代表的な砲台跡として、第二砲台跡、第三砲台跡がある。第二砲台跡は海に面していて、天空の城ラピュタの世界観を感じられるというようなことが言われているそう。ただ、中には入れない。第三砲台跡は最大規模の砲台跡とのことで中にも入れる。中に入るときは懐中電灯が必須とのこと。