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竹熊健太郎「篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝」

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康芳夫、石原豪人、川内康範、糸井貫二の四氏へのインタビューを中心にまとめられた本。糸井貫二のみ関係者のインタビュー等が中心で最後に本人へのインタビューが掲載されている。どちらかというと「糸井貫二に出会うまで」のドキュメンタリーと言った方がいいか。康芳夫という人物、正直私はよく知らなかったのが、このインタビューはかなり面白かった。体験談そのものが面白いというところもあるが、「オウム真理教に社会科学を勉強している幹部が少なかった」というような興味深い指摘もあったりする。自伝もでているようなので、機会があったら読んでみたい。石原豪人氏の話はホモセクシャルな話が印象に残った感じ。戦中、戦後の話は興味深かったか。川内康範氏の筋の通し方には感嘆した。右翼がどうの、左翼がどうの、カテゴライズされた思想のレッテルを前提で発言している人は氏の考えを知ったほうがいい。糸井貫二という人はほとんど知られていない人だと思うのだが、前述の三氏と並べると異色な感じはする。

人選もさることながら、竹熊氏の四氏に対する敬意が表れていて、丁寧に作られている。読み応えがある、よい本だった。

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)


茨城の自民党の話題二題

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自民党総裁選を行うにあたって、各県連では党員の予備投票を行うと言うが、茨城県は、

一方、茨城県連は党員投票を実施しない方向だ。県連の重鎮の山口武平・県連会長が2日、「県連は麻生支持で間違いない」と述べた。山口氏は、麻生氏と親しい関係で知られる。県連内では「党員投票をやるべきだとの声もあるが、山口氏に逆らえる雰囲気ではない」と困惑の声も漏れる。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080903-OYT1T00433.htm

逆らえる雰囲気ではない。さすが山口武平。逆らえる雰囲気ではないとまで言われる政治家は今では稀有だろう。貴重な存在だ。と、書くと皮肉っぽいが、皮肉ではないよ。もっとも、山口氏に意見できるような人がいない、というのは好ましくないとも言えるが。

あと、居眠りする県議の写真を載せたブログがきっかけで議会の傍聴が規制されたという話。この県議は自民党の鹿行地域の選挙区から選出された議員。まあ、茨城県議会はほとんどが自民党なわけだが。私も市議会を傍聴したことがあって、そのとき居眠りしている議員を見つけたけど、このブログには居眠りしている議員がいたことは書いたが、個人名までは出さなかった。当然写真は撮っていない。考えは人それぞれだけど、個人名を出して写真まで掲載する必要があったのか、とは思う。ある種の自主規制はすべきではないか。よほど腹が立ったのであれば、まずその議員に抗議をして、納得できる回答がなかったのであれば写真を公表するとか。ただ、議会が一律で規制を強化するのはよくないことだとは思う。


消えゆくもの

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私が使っている携帯電話はminiSDCardが入っているのだが、今日miniSDCardをSDCardのリーダーで読めるアダプタを買いに行ったら、生産中止だと言われた。microSDCardが主流となっているのはわかるが、miniSDCardも2年前に買った携帯電話で採用されている規格である。次々に消費せよ、ということか。

あと、東武ホープセンターのカレー店の昭和軒が閉店していた。よく行っていたのだが。


福田首相が辞任

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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080901-OYT1T00613.htm

唐突で驚いた。大臣を変えてまもないだけに。何のための内閣改造だったのかと思う。安倍首相の場合は体調の問題もあったので理があると言える面もあったものの、今回はそういうのもなさそう。

麻生禅譲という流れになるかと思いきや、普通に総裁選をやって総裁を決めるらしい。民主党の代表選無投票を批判した以上はやらざるを得ないだろうけど。小池、野田という名前も出ているが、本当に現実的なのかという気はする。出来レースを隠すための名前ではないかとも思ったり。麻生太郎という政治家は若干の魅力があるとはいえ、それほど高い能力を持っているとは思っていない。ただ、一応切り札扱いなので、切り札を切らないで負けるのであれば、切って負けたほうがいいとは思う。自民党的には小泉再登板というのが上策ではないかと思うが、党内に小泉改革を否定する流れもあるし、何より本人のやる気がなさそうなので難しいか。

しかし、これで改革クラブの話題が吹き飛びそう。産経新聞の記事によると、衆議院議員を改革クラブに引き込むと大江康弘議員は言っているが、衆議院議員が選挙を前にして小政党に入るわけがない。改革クラブを経由して自民党に入れるなら別だが、自民党側も空いている席がほとんどない。自民現職との公認争いをしなければならず、現実的にはあり得ない。そういうわけで改革クラブに入るメリットが全くない。この発言って、参議院議員を引き込む見通しが立っていない、ということなのかな。誤算続きで涙目になっていそう。


インターネットがつながらない

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自宅のインターネットがつながらない、ので、辞任します(何を?)

先週の金曜日からつながったりつながらなかったりで、昨日の夜からつながらない。ちょっと、真剣に対策を考えなければいけないと思った。


2008年8月月報

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他の自分が運営しているサイトの動向です。

自由活動領域II

http://area.free-active.com/

今月は路線バスの旅は行わなかった。来月は行う予定。デラシネ紀行体は放置状態、解体するにしても何らかの形で整理したい。

政治情報ライブラリ

http://politics.free-active.com/

政治情報データベースはデータの更新を行った。また、政治情報ドキュメントで「戦後十年」というコンテンツを、北海道、東北、北関東分だが公開した。基本的に本コンテンツでは55年体制以後の情報についてしか載せていなかったのだが、やはり戦後から55年体制が始まるまでを無視するのはいかがなものか、と思っていたので、去年の今頃くらいからこの企画を温め続けていた。途中、温めなかった時期もあったりしたりで、ようやく今公開することができた。ここで書くのも何だが、なんせ古い時期のデータを扱っているので、間違いなんかはけっこうあると思う。断続的に公開範囲を広げて、やはり来年の今頃くらいまでには全部公開していきたい。

来月も政治情報データベースのデータを更新する予定。


改革クラブは4人で結成

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昨日、改革クラブ結成の記事を書いたが、結局姫井由美子議員が参加を見送って4人で結成することになった。姫井さんについてはいろいろと批判の声があるが、改革クラブに行ってもメリットはないし、離党を思いとどまったのは正解ではないか。岡山では県議をつとめてそこまでは問題なかったはずなのだから、しばらくおとなしくしていて地道に活動して失地回復すればいいと思う。民主党的には言うことを聞かない議員を厄介払いできたし、(私は知らなかったけど)自民党の参院選候補に公募するという噂が出ていた松下新平議員と、自民党会派に属している荒井広幸議員を、改革クラブという組織に閉じ込めることができたということで、どちらかというとプラスだったのではないだろうか。

所属議員が4人になったので政党の要件を満たさなくなった。自民党が裏で手を引いている、というよう話が出ているけど、本当に自民党が改革クラブを支援する気があるならば話は簡単で、自民党から改革クラブに1人レンタル移籍すればいい。そのあたりは荒井広幸幹事長がよくご存知であろう。改革クラブ結成の会見の写真を見て、新党日本結成の出来事がフラッシュバックした。みんなで「チームニポーン」とか言っていたの。


「改革クラブ」結成

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http://www.asahi.com/politics/update/0828/TKY200808280155.html

民主党の渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子、無所属の荒井広幸、松下新平の各参議院議員で新しい政党「改革クラブ」を結成。この五人で政党を作るのは昼頃知って、名前がまだ出ていなかったので、新しい政党の名前を考えてあげよう、という記事を書こうと思ったら、夜の時点でもう名前が決まってやんの。せっかく、新民主党とか、新保守新党とか、名前を考えていたのに。改革クラブって、小沢辰男か。いや、こういう名前にしたということは、本気で自民、公明、改革クラブで連立を組もうとしているかもしれない。

まあ、渡辺秀央、大江康弘の両氏の民主党離党は織り込み済みだと思うのだが、姫井由美子議員の離党は意外だった。支持者に説明がつくのだろうか。なんか軽率に離党してしまった感じがする。そして、荒井広幸という名前がここで出てくるとは思わなかった。自民党と統一会派を組んでいるわけだが、新政党参加で自民党と距離を置くことになるのか。

どのみち時限政党になるとは思うが、民主党にはそれなりのダメージになるか。大江康弘なんて前の選挙で公認しなければよかったのに。

政治情報をまとめている者としては、やはり過去にあった小沢辰男代表の改革クラブと名前が被っているのがどうも気にくわない。もっとも、気にくわないのは名前だけではないけど。


今日の東上線(080828)

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今夜20時過ぎ、仕事を終えて晩ご飯を食べて職場の最寄り駅から列車に乗ろうとしているときに、東武東上線が信号トラブルで運転見合わせ、という情報を知った。とりあえず池袋まで行ってみることにする。池袋に行ってみるとちょうど普通志木行きが発車したところで動いてはいるようだが、まともに動いていないようだ。先でつかえている、というようなことを駅員が説明していた。振替輸送票をもらったので東京メトロ副都心線に乗る。20時51分発急行和光市行きに乗った。振替組がいたものの、それほど混んではいなかった。座ろうと思えば座れたがとりあえず立つことにする。小竹向原まではスムーズ。しかし、そこからが長かった。最初の駅間での停車で、席もだいぶ空いていたし先が長そうなので座る。停車と走行を繰り返す。急行なのに急いで行かない。そのうち地下鉄赤塚から各駅停車になるというアナウンスが流れる。地下鉄赤塚ではけっこう人が乗ってきて席が埋まった。その後地下鉄成増にも停まる。基本的にはゲームをしていたので時間がかかることは苦にはならなかったが、1時間経っても和光市に着かないのは時間がかかりすぎだろう。結局、池袋から約1時間10分して和光市に到着した。和光市駅の地下鉄ホームがボトルネックになっていて、そのホームの入線待ちの行列ができている感じになっていたようだ。

和光市からは準急に乗り換える。混んではいたが、東上線のほうはそれなりに流れているようだ。和光市で若干停車したが、後はほぼスムーズに志木まで着いた。朝霞台でけっこう乗ってきて、志木でもだいぶ乗る人がいた。池袋から志木まで約1時間25分かかった。約1時間遅れ。

後で池袋から東上線に乗ってしまったほうがよかったかと思ったが、やはり東上線もそれなりに時間がかかっていたようだ。東上線だったら例外なく混んでいたであろう。空いている車内で1時間10分と、混んでいる車内で35分だったら、空いている車内で1時間10分のほうがいいか。


今日の副都心線(080827)

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今日は打ち合わせから直帰で、渋谷まで出てそこから副都心線に乗った。次発の通勤急行が先に着くと言うが、通勤急行を待っている人がけっこういたので先発の各停に乗る。後で調べたら志木に着くのは4分しか変わらない。これが終始空いていた。まず座れないということはない。並行する山手線、埼京線、東武東上線でこの時間帯にこれだけ空いているというのはありえない。余計に270円かかるが、ゆったり着席できるのであれば別に払ってもいいと思える額である。TJライナーに乗る感覚だ。いや、空いていていいのかとは思うけど。